オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

梅雨明け ・・・ 錦湾

2024年07月26日 | 紀伊半島
 2024年の梅雨は大雨が多かったけれど、ようやく明けてくれた.これからは土日の両方ともに晴れてくれれば、一泊ツーリングでもして、どこか遠くに行けたらいいなと思う.関西の夏が暑いのにも、もう慣れてしまった.  そんなこんなで梅雨明け一発目は、汗でぐっしょりとなりつつも、錦湾を一望できる三重県大紀町の塩浜山村広場へと向かった.紀伊半島を代表するリアス式海岸の風景は、やっぱり夏の時期が一番だ . . . 本文を読む

梅雨の晴れ間 くまの

2024年07月15日 | 紀伊半島
 七夕の日だったか、梅雨の晴れ間に熊野まで足を伸ばした.この日は気温が35℃を越える真夏日で、オートバイで走るにはしんどいコンディションだった.それでも梅雨空ばかりの日が続いていたので、快晴の熊野は最高に気持ちがよかった.  英虞崎が見える二木島町手前の道端にオートバイを停めて、いつもと同じように定点撮影を行う.英虞崎先端をズームレンズで、きれいに撮ることができた.そして、スロープと柱状 . . . 本文を読む

雨の串本

2024年07月02日 | 紀伊半島
 このブログでは快晴の日の風景ばかりを記事にしているので、雨の日は走ってないと思われているかもしれない.実のところ、オートバイはツーリンだけに使っていて、新しいオートバイに乗り換えて1年経つが、走行距離は1万7千キロメートルを超えた.  そんなわけで、天気の悪い日もツーリングはしているけど、撮れ高がないだけのことだ.とは言え、今年の梅雨は晴れ間がなくてオートバイに乗れない日が続く.ブログ . . . 本文を読む

新緑の新鹿湾

2024年06月08日 | 紀伊半島
 新鹿湾のことは何度もブログ記事にしてきたけれど、新緑の季節の新鹿湾を記事にするのは初めてだと思う.新鹿湾は1年中、真っ青な海を見せてくれるのは当然として、新緑の時期は明るい緑色の紀伊山地がとても爽やかだ.  今回はいつもと違うルートで高台へとオートバイを走らせる.山の麓には民家が点在していて、地元の方しか通行しないであろう細い道を駆け上がっていく.勘で進んでいった道は大正解で、新鹿湾を . . . 本文を読む

朝の橋杭港

2024年05月19日 | 紀伊半島
 ここ最近は紀伊半島ツーリングと言えば、尾鷲・熊野ばかりで七里御浜海岸から南には久しく行っていない.ということで、ひさしぶりに串本まで立ち寄ってみた.道の駅 橋杭岩は車中泊車でごった返していたので、静かな橋杭港へオートバイを停める.  橋杭港は釣りが禁止されていることもあって、朝の早い時間帯であれば橋杭岩や串本の景色を独り占めできる.朝日で白く輝く建屋は、最近になって名称が変わったホテル . . . 本文を読む

鯉のぼり

2024年05月12日 | 紀伊半島
 七里御浜海岸の鯉のぼりは、毎年、タイミングが合わなかったり、オートバイを停める機会がなかったりで、鯉のぼりの写真を撮ることができないでいた.いつもと同じように停車するか迷いながら、海岸の鯉のぼりを横目にオートバイを走らせる.  この日は5月5日のみどりの日で、胸のすくような青空に加えて、海から風が強く吹いていて、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいた.こんな好条件はこの先そうないと思って . . . 本文を読む

みどりの日 丸山千枚田

2024年05月06日 | 紀伊半島
 2024年のみどりの日は、七色峡の上北山村からほど近くにある丸山千枚田にも訪れた.丸山千枚田を再訪するのは、おそらく数年振りのことだと思う.久しぶりの丸山千枚田は、みどりの日に相応しく緑の世界だった.  田んぼには水が張られていたが、田植えはまだこれから先という感じだった.田んぼの畦道に生い茂っている雑草が、緑の主役として辺り一面を明るい緑色に染めていた.新緑の丸山千枚田は稲がなくとも . . . 本文を読む

みどりの日 七色峡

2024年05月04日 | 紀伊半島
 2024年のみどりの日は、雲ひとつない素晴らしい天気に恵まれた.前日、みどりの日に七色ダムへ訪れたときの記事を参照することがあって、無性に七色ダムに行きたくなり、七色峡までオートバイを走らせた.  天気は最高で、透き通るような青空だった.その上、暑くも寒くもなく、ツーリングには最高のコンディションで久しぶりに胸のすく思いがした.七色峡は、三重県と和歌山県の県境となる北山川に沿って展開さ . . . 本文を読む

早朝の賀田湾

2024年04月30日 | 紀伊半島
 早朝の賀田湾は、日の出の時刻を過ぎてもリアス式海岸なので、太陽が山の上を昇ってくるまでの間、薄暗い時間がしばらく続く.静かな水面には、いろいろな方向から振幅の小さな波ができている.  小さな波の正体は、釣り筏へと釣り人を送り届ける小さな漁船だった.沖合に浮かぶ大きな黒いシルエットは、ガット船という工事用資材を輸送する作業船だが、昨日の夕方からずっと同じ位置に停泊している.  早朝 . . . 本文を読む

矢口浦のあおさ海苔

2024年04月28日 | 紀伊半島
 桜の季節も終わりかけた時期に、紀北町の矢口浦に立ち寄った.4月も中旬を過ぎていたけど、矢口浦にはあおさ海苔の風景が広がっていた.あおさ海苔と言えば、冬の風物詩だと思っていたので、ちょっと意外だった.  伊勢・志摩から南に続くリアス式海外沿いは、波穏やかで豊富な栄養に富むということで、あおさ海苔の養殖の産地となっている.そう言われてみれば、その通りで、矢口浦はリアス式海岸の最奥地で、ほと . . . 本文を読む