オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

撰原の茶畑へ

2021年01月31日 | 和束町~茶源郷~
 腰越峠から見えた山奥に広がる和束町撰原の茶畑を目指して、オートバイを走らせた。撰原の民家の奥から山へと続く道があり、道なりに進んでいけば、相楽東部クリーンセンター付近の山奥にある茶畑に着くはずだ。民家のある平地から山へと少し入っただけで、辺り一面が茶畑の世界へと変わってしまった。  茶畑に囲まれながら、狭くて急な勾配の道をただひたすら進んでいく。もちろん、交通量は皆無であり、あるのは山 . . . 本文を読む

腰越峠から

2021年01月30日 | 和束町~茶源郷~
 京都南部の市街地から和束町へ抜けるには、峠越えが必要だ。腰越峠といって、自動車やオートバイよりも自転車の通行量が多い道で、峠でよくチャリダーが肩で息を切らしながら休んでいる。そこから、少し下って行ったところに開けた見晴らしの良い場所がある。  そこには峠にも関わらず、急な斜面に緑色のカーペットのような茶畑が下の方まで伸びている。そして、茶畑の傍らには農業用のモノレールが走っている。青い . . . 本文を読む

弁天池まで・・・

2021年01月23日 | 和束町~茶源郷~
 晴れ間はあるものの、すっきりしないどんよりとしたと休日。気晴らしに和束町までオートバイを走らせた。緊急事態宣言が発令されているので、和束町から童仙房へ抜けて、野殿にある弁天池まで行って戻ることにした。  自宅から和束町までノンストップで走り切り、三国越林道の起点にある桜の木の下で一休み。急な寒波も一段落したようで、ぴんと張り詰めた冷たい空気に心地よい冬の寒さを感じ取るのだった。 . . . 本文を読む

安積親王陵墓

2021年01月17日 | 和束町~茶源郷~
 和束町のメインストリート,白栖の交差点近くに安積親王陵墓(あさかしんのうりょうぼ)という古墳がある.茶畑に囲まれた小高い丘の上だけ,森のようになっている.地元では,太鼓山と呼ばれているそうだ.  この古墳には,聖武天皇の第2皇子である安積親王が眠っている.オートバイで出掛けるときは,かならずこの太鼓山の前を通るのだけれど,遠くから写真を撮るだけで,これまで一度も足を運んだことがなかった . . . 本文を読む

金胎寺から迎え行者まで

2021年01月11日 | 神社仏閣
 役行者(えんのぎょうじゃ)が開基したという伝説が残っている金胎寺(こんたいじ)は,古くからの山岳信仰の霊地となっている.金胎寺(こんたいじ)の寺務所の奥に,修験道―いわゆる行場への道がある.  金胎寺の行場は,鷲峰山(じゅうぶさん)の東方斜面で,鎖場などの難所もある本格的な山登りのルートになっている.修験道の聖地である大峯山に対して,北大峯と称されたともいう.  山登りをしたこと . . . 本文を読む

鷲峰山 金胎寺へ

2021年01月09日 | 神社仏閣
 冬でも比較的に暖かな京都南部にも寒波がやってきた.この寒さでは,とてもじゃないが遠出はできない.腰越峠で和束町へ抜けた後は,鷲峰山(じゅうぶさん)にある金胎寺(こんたいじ)を目指すことにした.犬打峠の麓にある八王子神社には,門松が飾られていた.  犬打峠から分岐している鷲峰山線に入ってしばらくすると,路肩に残雪が目立ってくるようになった.昨日の日中に少し降った雪が,まだ融けずに残ってい . . . 本文を読む

和束町まで・・・

2021年01月04日 | 和束町~茶源郷~
 午後も2時を過ぎた頃にオートバイで和束町へ向かった.2021年の初乗りは,いつものようにドライな腰越峠を越えて,和束町まで行き,明るい内に帰ってくる算段だ.  峠を越えた後は,石寺地区にある天空の茶畑へとオートバイを走らせた.石寺の茶畑は,和束町でも一番の人気スポットだけれど,年始の15時過ぎということもあって,誰もいなかった.  冬の茶畑は,夏の萌えるような緑色ではなく,春の新 . . . 本文を読む