オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

英虞崎

2024年06月25日 | 楯ヶ崎
 楯ヶ崎原生林を抜けて、英虞崎へとたどり着く.英虞崎に降り立つのは、およそ1年半振りといったところだろうか.空に向かって伸びる柱状節理は迫力満点で、何度見ても飽きることがない.  2次元の写真だと、柱状節理の大きさが忠実に再現されないのが残念でもある.次回は自分のリュックサックでも置いて写真を撮ってみたいと思が、柱状節理を前にすると気持ちが高揚して、毎回、そんな些細なことは忘れてしまう. . . . 本文を読む

楯ヶ崎原生林

2024年06月09日 | 楯ヶ崎
 楯ヶ崎を最後に訪問してから1年以上が過ぎていた.しばらく時間が過ぎると無性に行きたくなるのが、楯ヶ崎の不思議な魅力であるように思う.そんなわけで、パワーをもらいに英虞崎を目指して原生林を進んでいく.  楯ヶ崎遊歩道は原生林で覆いつくされていて、昼間でも薄暗くて神秘的な感じがする.そして、いつ見ても樹木の躍動感ある枝ぶりに圧倒されてしまう.樹木を見ながら歩くだけでも、十分に面白いと思う. . . . 本文を読む

楯ヶ崎の夕景

2022年11月11日 | 楯ヶ崎
 10月末の熊野は,好天に恵まれて初夏のように暑かった.夕景の楯ヶ崎を見ようということで,15時過ぎに楯ヶ崎遊歩道を歩いて,滝のような汗を流しながらも無事に英虞崎の先端にたどり着く.太陽はまだ煌々と輝き,海が太陽の光を反射していた.  英虞崎についたのは16時過ぎだったので,日没まで時間がたっぷりあって少々時間を持て余す.楯ヶ崎の勇姿やトンビ,海や空など写真に撮ってのんびり過ごすことにす . . . 本文を読む

晩秋の楯ヶ崎行き

2022年11月07日 | 楯ヶ崎
 9月末のまだ暑い盛りの早朝に,楯ヶ崎を訪れてから早一か月が経過した.楯ヶ崎からパワーをもらったはずだが,どうやら使い尽くしてしまったようだ.気が付けば自然と足は楯ヶ崎へ向かっていた.10月末の日だったが,熊野はまだ夏のように暑かった.  前回の楯ヶ崎行きは早朝だったので,今回は夕景の楯ヶ崎を見ようということで15時を過ぎたころに駐車場へオートバイを停めて,楯ヶ崎遊歩道を進んでいくことに . . . 本文を読む

英虞崎遠景

2022年10月10日 | 楯ヶ崎
 英虞崎と楯ヶ崎の散策を終えたあとは,オートバイを少し南に走らせて,二木島湾と英虞崎を一望できる太郎坂広場のベンチに腰掛けて休憩する.楯ヶ崎は行きよりも帰りの方がきつい.特に最後の阿古師神社から国道までの上り坂が堪える.一気に登ると雫のような汗が流れてくる始末だ.  太郎坂広場は煌々と輝く朝日で暑くて仕方ないけれど,水分補給しつつ疲れた体を癒してやる.先ほどまでいた英虞崎先端をズームレン . . . 本文を読む

楯ヶ崎 -晩夏-

2022年10月09日 | 楯ヶ崎
 英虞崎の散策を終えたら,いよいよ楯ヶ崎との半年振り,3回目の再会だ.半年前は日中だったが,今回は朝早くの訪問だ.太陽はまだ低い位置にあって,薄雲を通して眩しいばかりの輝きを見せている.そして,太陽のすぐ下には黒いシルエットの楯ヶ崎がそびえ立っていた.  迫力は相変わらずで楯ヶ崎に圧倒されながら見入っていると,ちょうど漁船が楯ヶ崎の前を通過していく.あの大きさの船から楯ヶ崎を見た場合,下 . . . 本文を読む

英虞崎 -晩夏-

2022年10月08日 | 楯ヶ崎
 コロナ禍も3年目が過ぎようとしていて,誰しもがおなじだと思うけれど疲弊した感がないことはない.パワーが欲しい.ということで,夜明けの尾鷲港からひた走り,二木島湾の北端にある英虞崎,そして楯ヶ崎を目指すことにした.  この日は9月末とは言え,連日のところ厳しい暑さが続ていて,早朝出発したものの楯ヶ崎遊歩道を歩くと大汗をかいてしまった.けれども無事に英虞崎の先端までたどり着くことができた. . . . 本文を読む

楯ヶ崎原生林と二木島湾

2022年03月16日 | 楯ヶ崎
 英虞崎の景色,楯ヶ崎と二木島灯台を思う存分に堪能することができたので,そろそろ引き返すことにしよう.ふと,灯台の方を見上げると,何か遺構のようなものがあることに気付く.あれは昭和34年の伊勢湾台風で大破した神武天皇上陸記念碑の台座だそうだ.  さて,英虞崎から再び,楯ヶ崎原生林の中へ入る.太陽はすっかり上空まで昇り,鬱蒼と生い茂る樹林帯の中を明るく緑色に照らす.黄緑色に輝くシダが,とて . . . 本文を読む

楯ヶ崎

2022年03月13日 | 楯ヶ崎
 二木島湾の東端,英虞崎に立ち寄ったなら,楯ヶ崎を見ないで帰る理由はない.約3年ぶりに見る楯ヶ崎は,相変わらず勇ましく,そして美しかった.この景色の前では,日常生活のあらゆる悩みや不安が吹き飛んでしまう.  楯ヶ崎は柱状節理の発達した玄武岩で,高さ約80メートル,周囲550メートルの岩塊だ.本当に海の下から,六角柱の岩が空に向かって,突き出ている.驚異的な自然の神秘の姿だと思う. . . . 本文を読む

二木島灯台

2022年03月11日 | 楯ヶ崎
 一体どれだけの時が経っただろう.熊野の二木島湾,楯ヶ崎遊歩道の入口手前にある駐車場へオートバイを停めて,二木島湾の東端,英虞崎を目指して紀伊半島の原生林の中を歩いていく.  前回訪れたのは,確か2019年の初冬だったと思う.実に約3年振りの再訪だ.3年前に初めて楯ヶ崎を見た時の感動は,とても衝撃的なもので,またいつか見に行こうと思いながらも,どういう訳か3年もの月日が経ってしまった. . . . 本文を読む