雲中に包まれた大山へ北側から上ってみると、気温は徐々に下がって肌寒くなり、辺りから肥やしの香りが漂ってくる.大山はやはり雲隠れしていたが、北側に広がる大山町と琴浦町の景色を一望することができた.
大山のいいところはその山容だけでなく、麓から海まで緑一色が続いていることだと思う.山以外の緑は田んぼで、田園地帯がとても広いことに驚かされる.その緑の中に町が違和感なく溶け込んでいるのもすば . . . 本文を読む
天気予報では降水確率0パーセントの晴れ予報の日を狙い撃ちして、大山ツーリングを遂行したけれど、大山には黒雲が立ち込めていた.大山には過去に何度か訪れたことがあって、いずれもこんな感じの日が多い印象だ.
日本海側の方はさやかな青空が広がっているし、雨が降らないだけラッキーと思わなければならない.それはそうと、この日は残念ながら、鳥取・島根に宿を取っているわけでないので、あまり長居するこ . . . 本文を読む
鳥取県の琴浦町にある船上山ダムへ4年振りに再訪した.大山の北側の麓にある小さなロックフィルダムだけど、柱状節理で構成された船上山の立派な山容を一望することができる.山の名前は、山容が船底に見えることが由来らしい.
観光スポットは大山の西側や南側に多くのあるので、大山の北側にある船上山周囲は交通量も少なく、静かなのがいい.堰堤の正面には船上山がそびえ立つ.貸し切り状態の堰堤でしばらくの . . . 本文を読む
夏から秋にかけて天気が良くなかったこともあって、しばらくの間、ご無沙汰していた波田須海岸.いつも真っ青な熊野灘とともに出迎えてくれる徐福の宮のまあるいクスノキ、の姿はなくなっていた.
内心、驚きを隠せないまま、徐福の宮の真下まで行ってみると、クスノキは枝がきれいに刈られている状態だった.何か理由があってのことだと思うけど、いろいろと調べてみて回っても有力な情報は得られなかった.
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丹後半島ツーリングの帰りは、退屈な自動車専用道路はなるべく使いたくないので、府道9号で大江山を経由してから、京都縦貫道路に乗り継ぐことが多い.大江山の普甲峠では、いつもとおなじように丹後半島へ別れを告ぐ.
普甲峠からは丹後半島と宮津市街を一望することができる.天橋立は見えないけれど、先ほどまで走っていた場所がとても小さく、ミニチュアのように見える.きっと夜景もきれいなんだろうなと思っ . . . 本文を読む
京丹後半島、伊根町の最北端にある蒲入(かまにゅう).ちょっと変わった名前の小さな漁村は、断崖絶壁を走る国道の真下に町並みが続いている.袖志とおなじで、民家は全部、瓦屋根の日本家屋だ.
国道を下っていき、蒲入の町へとオートバイを走らせる.町道は蒲入水産という建屋の前ですぐに終点を迎える.昇ったばかりの太陽が煌々と輝き、太陽の陽射しが海に反射して、きらきらと光っているのが美しかった.
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袖志は京都の最北端に一番近い町だ.海の見える棚田の風景が有名で、新しいオートバイに乗り換えてからも何回か足を運んでいるけど、朝に訪れたことはほとんどなかったと思う.ちょうど朝日が町を照らし出していくタイミングだった.
町の正面の道は国道だけど、朝は交通量が全くないと言っていいほどに静かだった.おかげでオートバイを停めて、自動車を気にせず、いいポジションから写真をたくさん撮ることができ . . . 本文を読む
京丹後の朝の海岸線、西側は太陽が昇ってもしばらくの間は薄暗い.交通量は皆無で、辺りは人の気配もなく静寂に包まれている.風もなく、海は穏やかで波の音も聞こえてこない.少し肌寒くて、ようやく秋らしさを感じ取る.
ここは京都の北端に近い、丹後町の屏風岩を一望できる路側帯だ.海岸線のワインディングロードを気持ちよく流していると、突然現れるストレート、そして、海の絶景が目の前に飛び込んでくる. . . . 本文を読む
ブログを少しの間、放置している間に10月も中旬になってしまった.朝晩は涼しくなってきたけれど、日中は気温が30℃近くまで上がる始末だ.今年は秋っぽさを感じないまま、冬に突入してしまうのだろうか.
三重県は名張市にあるひなち湖も10月だというのに青々としている.ここ最近は暑さだけでなく、台風や雨の影響もあって、オートバイで遠出ができなかった.日帰りのショートツーリングばかりで、休憩がて . . . 本文を読む
三重r151は、三重県の大紀町と度会町を結ぶ3桁県道の峠道だ.度会町側は狭路だが九十九折れはほとんどなく、フラットなストレートが続く.道の両脇には樹木が林立していて、直射日光から守ってくれる.
そして、この道の一番の特徴と言えば、眼下に流れる宮川の支流、一ノ瀬川だ.透き通った水が涼し気な音を立てながら、流れていく.川のすぐそばまで行けるポイントが何か所かあって、避暑には持って来いの場 . . . 本文を読む