【目次 : 九木崎原生林】①序章, ②迷路のような道, ③オハイへ, ④オハイブルー, ⑤頂山を登る, ⑥ハカリカケ岩, ⑦帰還, ⑧エンドロール
オハイは海水の色だけでなく,原生林と熊野灘の境界線という立地がとても神秘的かつダイナミックで素晴らしかった.オハイでもっとゆっくりしたかったけれど,明日は仕事があるので早めに帰路につかなければならない.
そういう訳で,来た道を戻り,再び . . . 本文を読む
【目次 : 九木崎原生林】①序章, ②迷路のような道, ③オハイへ, ④オハイブルー, ⑤頂山を登る, ⑥ハカリカケ岩, ⑦帰還, ⑧エンドロール
原生林を抜けると九木崎の先端,オハイにたどり着く.オハイは柱状節理の発達した岩場だ.傾斜は緩やかなので,海岸付近まで下りて行くことができる.そして,この岩場の間を原生林から流れ出る水が勢いよく海へと注ぐ.
目の前には,朝のおだやかな熊野 . . . 本文を読む
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九木崎原生林の中をオハイ目指してひた歩く.ようやくオハイまで後20分のところまでやってきた.ここから先は,文字通り,本当に原生林と言う感じだ.ピンクテープを頼りに斜面に続く道を進んでいく.
時刻は8時を過ぎているものの,生い茂る樹木によ . . . 本文を読む
【目次 : 九木崎原生林】①序章, ②迷路のような道, ③オハイへ, ④オハイブルー, ⑤頂山を登る, ⑥ハカリカケ岩, ⑦帰還, ⑧エンドロール
猪垣広場の猪垣を越えて,九木崎先端にある柱状節理の岩場,オハイを目指して原生林の中を行く.この辺りから,道が途端に狭くなる.常に崖伝いを歩くことになるので,なかなか気が抜けない.
そして,樹木に巻かれたピンクテープが目立つようになる.こ . . . 本文を読む
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3度目のコロナ禍のGWに八鬼山越えをしてから,ちょうど1カ月後,今度は尾鷲市九鬼町の原生林を歩いてきた.九鬼町の背後にあるのは頂山で,標高は400メートルほどある.そして,九鬼町からは見えない熊野灘の大海原を目にしてきた.
早朝,オートバ . . . 本文を読む
2回目のワクチンを接種してから7カ月経った5月末に3回目のワクチンを接種してきた.1,2回目のワクチン接種は予約が困難なほど殺到していたのに,3回目のワクチン接種はいとも簡単に自治体での予約ができた.
3回目のワクチン接種率はかなり伸び悩んでいるようで,接種をためらう人が多いようだ.それもそのはずで,わたし自身も2回目のワクチン接種副反応は40度近い発熱を伴い,数日間体調が優れなっか . . . 本文を読む
和歌山県はすさみ町の雫ノ滝に立ち寄った後,3桁県道のr225を走行する機会があった.正式な名称は,大附見老津停車場線と言うらしい.停車場線といえば,数年前に走行した那智山麓の南平野下里停車場線を思い出す.
停車場線という名が付く道路は,大抵はいわゆる険道であるらしい.前線に渡って,ほぼ一車線の道が続く.林立した樹木によって,辺りの雰囲気は晴れた日の昼間でも薄暗い.
この辺りは . . . 本文を読む
r43とr45の分岐に差し掛かり,色川方面ではなく,熊野川方面へr45を北上していく.このr45は,r43と遜色ないレベルの狭く曲がりくねった道が続く.
ガードレールがほとんどないのはデフォルトだが,舗装の傷んだ道に石や砂利が散乱している.と,記憶していたが,舗装工事が行われたようできれいなアスファルトの路面が目立った.もちろん酷く荒れた道の方が多いけれど.
r45の終盤に差 . . . 本文を読む
道の駅 瀧之拝太郎からr43を北上し,最大幅1.7メートルの規制区間へ突入した.実に2年越しの走行になるが,道は相変わらず狭く,そして,酷く荒れていた.
1.7メートル区間は山中の崖っぷちを行くような格好だ.そして,天気は曇りなのでとにかく視界が暗い.とは言え,暗さに目が慣れてしまえば,路面状況をそこそこ把握しやすくなる.
これが,晴天の場合だと,木漏れ日が明と暗の縞模様を道 . . . 本文を読む
およそ2年ぶりにr43を走ってきた.国内にr43はたくさんあるけれど,ここほど走り応えのある道はないと思う.2年前と同じで,道の駅 瀧之拝太郎で一息入れてから,r43を北上していく.
この日はあいにくの曇天模様だった.けれど,この道を走るならかえって曇りの方がいい.それは,これから先の道路状況をみればわかってもらえると思う.r43の序盤は小川という川に沿って,蛇行しながら進んでいく. . . . 本文を読む