R169を南下して池原ダムからR425を西へと進む.急峻な峠を越えると,明神池が現れる.大雨後の明神池はすこしだけ濁っていた.7月上旬だけど,紫陽花が咲いていたので,池の鯉に餌をやるスペースにオートバイを停める.
ここ最近はオートバイを乗り換えて,長距離ばかりを走っていたので,たまには紫陽花を写真におさめて楽しむことにした.写真を撮っていると池の鯉が餌をもらえると思って,やたらと近づ . . . 本文を読む
今年も美しい紅葉を見せてくれた總神寺(そうしんじ).總神寺は南山城村の童仙房にあるが,地理的には和束町と笠置町との境に位置している.ライダーやチャリダーご用達の三国越林道の玄関口といったところだ.
總神寺では参道で紅葉を見るだけで満足してしまって,実際のところ,まだ寺院の方には足を伸ばしたことがなかった.そういうわけで,参道から階段を上った先にある總神寺の境内へ立ち寄ってみることにし . . . 本文を読む
六所神社でかなり遅めの初詣を済ました後,帰路の途中で和束町の八王子神社にも立ち寄ることにした.この神社は,腰越峠の中腹にあって,その入り口の存在にすら気付かない人も多いと思う.峠のタイトコーナー,茶畑の脇に細い道がある.
オートバイを停めて,道を下って行くと,すぐに八王子神社の鳥居が現れる.鳥居の先は,急こう配の階段が続いている.階段を上りきった後に下を見ると,少し怖いくらいの傾斜に . . . 本文を読む
年末年始は,コロナウイルスの感染状況も落ち着いていたので,東京の実家へ帰省したものの,近所の神社でさえ参拝する人たちで溢れかえっていた.そんなわけで,年始の初詣は諦めて,京都へ戻ってきてしまった.
2022年が明けて,一週間後にオートバイで童仙房の先,南山城村の野殿にある六所神社へ初詣に向かった.冷え込みの厳しい静かな休日の朝,六所神社には誰一人おらず,辺りは静けさが張り詰めていた. . . . 本文を読む
万灯呂山展望台に行ったときは,必ずと言っていいほど立ち寄る場所がある.万灯呂山の麓にある髙神社だ.神社の付近一帯は,とても緑豊かな森になっている.鎮守の森と言われ,京都百景のひとつに選ばれているそうだ.
神社のすぐ横には,ゲンジホタル生息地の谷川ホタル公園がある.きれいな自然環境が,昔から当時のままの姿で残っているのだろう.そして,春はきれいな桜で一杯になる.コロナ禍になってからは, . . . 本文を読む
久しぶりに下北山村の池神社に立ち寄ってみた.池神社の前はR425が走っていて,北山村と下北山村を繋ぐ交通量の少ない快走路になっている.きれいな紫陽花が目に付き,思わずオートバイを停めてしまった.
池神社の目の前には明神池がある.その昔,役行者(えんのぎょうじゃ)が明神池を祭神として祀ったと言われている.この日の明神池の空は,気持ちいいほどに青く澄みわたっていた.
雨上がりの朝 . . . 本文を読む
五郷町桃崎,高尾谷へ向かう舗装林道の終点は,桃源寺奥の宮,太郎坊権現の入口となっていて,鳥居が立っている.神域にふさわしく,静寂な雰囲気が漂っていた.そして,この辺りには,トガサワラという地質時代から生き続けている樹木が群生しているという.
オートバイを停めて,苔むした参道を歩いて鳥居の前に立つと,鳥居の右手側から川まで下りて行ける道があった.苔むした大きな岩の間を透明度の高い,恐ろ . . . 本文を読む
役行者(えんのぎょうじゃ)が開基したという伝説が残っている金胎寺(こんたいじ)は,古くからの山岳信仰の霊地となっている.金胎寺(こんたいじ)の寺務所の奥に,修験道―いわゆる行場への道がある.
金胎寺の行場は,鷲峰山(じゅうぶさん)の東方斜面で,鎖場などの難所もある本格的な山登りのルートになっている.修験道の聖地である大峯山に対して,北大峯と称されたともいう.
山登りをしたこと . . . 本文を読む
冬でも比較的に暖かな京都南部にも寒波がやってきた.この寒さでは,とてもじゃないが遠出はできない.腰越峠で和束町へ抜けた後は,鷲峰山(じゅうぶさん)にある金胎寺(こんたいじ)を目指すことにした.犬打峠の麓にある八王子神社には,門松が飾られていた.
犬打峠から分岐している鷲峰山線に入ってしばらくすると,路肩に残雪が目立ってくるようになった.昨日の日中に少し降った雪が,まだ融けずに残ってい . . . 本文を読む
紅葉の季節が去り,しばらくは穏やかな天候が続いていたように思うが,急に寒波がやってきた.わたしの住んでいる京都南部は,朝の冷え込みこそ強いが,日中は比較的に暖かである.
そんな冬の寒い休日は,無理して遠くまでは行かずに,近郊の山々をゆっくり周ってみるのもいい.和束町から三国越林道で童仙房へと抜け,峠を越えて信楽町の多羅尾へ向かった.そして,御斎峠(おとぎとうげ)の手前にある髙宮神社に . . . 本文を読む