4月は天候が不安定で,土曜と日曜の休日はどちらかが雨だったように思う.そして,山間部の朝は,冷え込みが相当に強く,4月と言えどまだ冬の寒さだった.そんな訳で,遠くまで足を延ばせず,走りなれた南三重を中心に走り込んだ.南三重といえば,お決まりの藤坂峠へ久しぶりに行ってきた.
度会町側の起点で,オートバイを停めて休憩していると,一台のロードバイクが険道を走り抜けてきた.どうやら,通行止め . . . 本文を読む
三重県の南伊勢町と度会町をつなぐ三桁県道がいくつかある.どれも林道を舗装化したような狭路で,鬱蒼と生い茂る常緑樹林帯の峠道になっている.新緑の季節は特に雰囲気がよく,緑が眩しい道だ.
この三桁県道を一之瀬川に沿って進んでいくと,所々に橋が架かっている.中でも酷く朽ちた橋があって,銘板が欠けており,橋の名前すらわからないものがある.オートバイを停めて,この橋の中央部まで渡ってみると,橋 . . . 本文を読む
五ケ所湾というリアス式海岸が南伊勢町にある.高台から見下ろすと,入り江が楓のように見えたことから,楓江湾とも呼ばれていたという.五ケ所湾に面した場所に,駐車場のような広場があり,ベンチもあったので,ここで一息つくことにした.
ベンチに腰掛けながら,コンビニで購入したおにぎりを頬張りながら,五ケ所湾の風景を楽しむ.ここは,五ケ所湾の北西に位置する内瀬(ないぜ)というところで,ちょうど湾 . . . 本文を読む
およそ半年振りに訪れた紀伊半島.青い海が見たくて,国道311号線で熊野から尾鷲まで北上することにした.もちろん,まずは波田須町のいつもの場所にオートバイを停める.4月の上旬を過ぎたころだったが,散り際の桜を見ることができた.
そして,道路を隔てた向こう側には,熊野灘の真っ青な海が広がっていた.徐福の宮のクスノキは明るい緑色を呈しており,海の青色とのコントラストがとても爽やかできれいだ . . . 本文を読む
北山村から尾川川沿いの三重r52を東へ駆け抜けていく.目指すは,海の見える熊野市だ.海が近くなってくると,展望が悪くて,視界の開けない県道でも,時折,真っ青な海が樹木の隙間からその姿を見せてくれる.
そして,三重r52も残すところあと少し,鬱蒼とした紀伊半島特有の樹林帯を走り抜ける.すると,急に視界が開けて,辺りの山々を見渡すことができる.素晴らしい天気で,太陽の光がとても眩しく感じ . . . 本文を読む
半年振りに紀伊半島を南下し,池原ダムに立ち寄った後は北山村を走り,御浜北山線で熊野市へ抜けることにした.北山川を挟んで東側は三重県になっている.この三重県道は,幅員は狭いけれど,緑のトンネルの下を駆け抜けていく気持ちのいい道だ.
道沿いに尾川川が流れており,路肩から川岸へ降りていくことができるようになっている.今までこの道の途中であまりオートバイを停めることはなかったけれど,道路の上 . . . 本文を読む
桜も散り,春らしい暖かな陽気が続いている.久しぶりに早起きをして,薄暗いうちに市内を走り抜け,和束町へ向かった.腰越峠を下っていくと,山の背からちょうど太陽が顔を出したところだった.日の出もずいぶんと早くなったものだ.天気も良くて,半年ぶりに紀伊半島を南下してみることにした.
道中,山間部の冷え込みが想像以上に厳しくて,気温は5℃を下回っていた.体を震わせながら,交通量の少ない朝のR . . . 本文を読む
今年は満開のソメイヨシノは見れなかったけれど,満開のしだれ桜は数多く見かけた.国道や県道を走っていると,沿道に満開のしだれ桜がいきなり現れる.この予期せぬ発見に喜びながら,美杉や御杖などの山間部を駆け抜けた.
道中,しだれ桜の下にオートバイを停めては,花を見たり,写真を撮ったりして楽しんだ.しだれ桜は,淡いピンク色の花が特徴的だ.そして,山の緑までもが,とても明るく見える.知らない間 . . . 本文を読む
今年は,天気と休日のタイミングが全くかみ合わず,満開の桜を愛でることができなかった.桜が散る前の日曜日,小雨が降りしきる中,朝早くから和束町へオートバイを走らせた.楽しみにしていた和束町祝橋の桜は,花が散っており,赤い実が目立っていた.
和束町側の三国越林道起点にある一本桜は,木の下の方の花が散り始めていた.休日が後2日ほど早かったら,満開の花を見ることができていただろう.今シーズン . . . 本文を読む
今年は,開花状況と天気の関係で,思うように桜を堪能することができてない.早いところでは,桜はすっかり散ってしまっているようだ.冷え込みの強い山間部なら,まだ桜を楽しめるだろう.淡い期待を胸に,冬の間から楽しみにしていた錫杖湖へオートバイを走らせた.
天気はあいにくの曇天模様で,時折,小雨が舞っていた.錫杖湖の桜は,残念ながら満開を過ぎており,花びらが散り始めていた.けれども,まだ散り . . . 本文を読む