土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

おとそ気分で、減税興国論。(笑)

2014-01-04 11:19:00 | 減税興国論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

日本の政権が保守回帰し、安倍内閣が政権を担って1年が経過しました。
左翼の厚い氷に閉じ込められていた感のあった日本が、薄氷の向こうに、何かが見えるくらいになってきたような気がします。

沖縄辺野古への米軍基地移転と、安倍首相による靖国神社参拝によって、
日本は一つのステージを登れたと実感しております。

特定秘密保護法という法律の名には、気にいらない点がありますが、
左翼的政治団体が、「特定秘密とは軍事機密であり、国家機密だ。」「そういうものを日本は持ってはいけない。」
と言えなかったわけですから、左翼の完全な負けです。

つまり、日本の保守化は本物なのです。

国防面においては、韓国の従軍慰安婦と言われる女性の来日前後に、
安倍首相や橋下大阪市長らが、オタオタした感じを受けましたが、
それ以外は概ね及第点をあげられるのではないかと思うし、
今後もこの方針の拡大と進化を遂げていけば、薄氷は破れるのではないかと感じます。

ただ、経済面においては、アベノミクスという大金融緩和は良いとして、
今年4月から実施される消費増税と、昨年末に決定した軽自動車増税という、相変わらずの増税路線は問題です。
増税すれば、経済成長は必ず止まるからです。

経済成長が止まるということは、防衛予算の捻出ができなくなりますので、
それは即、国難を意味することになります。

つまり、増税=国難なのです。
ですから今後も、増税へのアンチテーゼとなる記事を私は、しばらく書いてみようと思います。

しかし国民の政治選択として減税がありえるかと言われれば、現時点の既存政党では存在いたしません。
押しなべて全ての政治政党が、増税路線な訳でございます。

ですからこの分野に関しては、国民の相違そのものを変える必要があるわけです。

社民や共産も、消費税を上げないとか言っていますが、その代わり、所得税を上げるとか言っていますね。

結局増税しか、財政を立て直す方法論なんてない・・・
これが、哀しいかな、現在の日本の政治を取り巻く常識の現状であります。
これに、日本国民の皆様は、どっぷりと浸かっていらっしゃるわけですね。

しかし現実的には、アベノミクスという金融緩和という方法もあるし、
国債だって国民の借金ではありません。
政府の借金であり、貸し手は国民ですから、国民にとっては資産です。
国民に、「お金を貸してください。」と言わずに、「金を出せ。」と言っているのが増税なのですね。

金融緩和だけではハイパーインフレになる・・・という経済学的常識もありますが、
物不足になりえない日本においては、ハイパーインフレになれるほどの紙幣は、1京円必要なわけで、
それほどの多額の紙幣を刷る技術はありませんし、その必要もありません。

ですから、税収が少なく、その影響の大きいものから減税していけば、
減税=経済成長ですので、国家経済を大きくしながら、結果的に税収を増やすことは可能です。

しかし、税収は少ないが影響の大きな税金となりますと、まず手を付けるのは、相続税や贈与税ということになります。
これはこれで正論であって、わかる人にはわかる、とてもまっとうな、とてもマジメな戦法なんが、

我々一般ピープルにとってはぁ、「俺たち関係ないも~ん。」と、ソッポを向かれてしまう哀しい現実がありますね。(爆笑)
つまり、国民に議論そのものに乗っていただけない分野でもあるわけですね。(笑)

実は、国民一人一人は、減税を願っているんですが、その一人一人が願う減税対象というのは、それぞれ違うんですね。
つまり、個々人のニーズと違う項目の税金には、人は無関心なのです。

人間っていうのは、最初はどうしても、直線思考から入ります。
ですからつい、相続税廃止=金持ちだけが対象・・・と、考え勝ちですね。

お金持ちは相続税に関心があろうけど、一般ピープルは無関心です。
同様に、喫煙者はタバコ税に関心がありますが、そうでない方はタバコ税がいくら上がろが無関心ですね。
このように、減税論は個々人の関心分野の違いがあって、盛り上がらないという欠点がございます。

ですから、一般的にはそういう、小難しい議論などは嫌う方々に、
ぜひ減税議論に参加していただくことができれば、減税議論は面白くなると考えますね。

まぁ新年ですから、どうでしょう皆様。
酒税減税政党などがあれば、よろしいのではないでしょうかね。(笑)

その名は・・・般若党(はんにゃとう)というネーミングはいかがでしょうか? (爆笑)

とまぁ、2014年最初は、冗談半分本気半分の記事で始まりましたが、
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。 m(_)m