釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

大船渡の大賀ハス

2008-08-17 18:42:31 | 自然
今日で4度目になる大船渡の大賀ハスの撮影に出かけた。かなりハスの花がそろってきたが午後出かけたせいもあってかまだまだ開花したハスが少ない。あと1週間か。気候のせいかハスにすると満開時期が遅い。帰路いつもオニユリを撮らせてもらってる家のそばに車を止めて、性懲りもなくオニユリを撮っていると家の主の80歳近くのおじいさんがスズメバチの巣があるというのでこれも撮らせてもらった。耳が遠く、勘違いされて近くの人と思われたのか、少し休んでいけ、と言われ、さすがに遠慮した。しかし岩手の人の良さをしみじみ感じさせられた。釜石へ戻り釜石港へ寄って見ると、ちょうど観音様の近くを観光船はまゆりが戻って来た所だった。往き帰りに唐丹(とうに)を通るとこの地名から岩手にアイヌの地名やアイヌの伝説が多く残されている事を思い出した。東北は昔蝦夷と呼ばれていたがこれは実際にかってこの地にアイヌの人たちが住んでいたのである。坂上田村麻呂などが蝦夷征伐と言って要は侵略したので東北のアイヌは絶滅したわけだ。東北の豊かな自然にはそれとともに長い人の歴史も伴っている。


大船渡の大賀ハス



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