釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

2008-10-15 06:57:08 | 自然
昨日は以前の予報と違って曇ってしまった。でも夜庭に出ると早い雲の流れの向こうから丸い月が輝いていた。子供の頃住んでいた家には笹があり、釣り竿や笛や七夕かざりをよく作って遊んだ。竹林も当たり前のように周囲にあったので友達と竹を組んで筏を作り池に浮かべて遊んだ。その後北海道に住むと竹林を見ることがなくちょっと寂しかった。竹は青森が北限らしく笹は函館くらいまでだそうだ。愛知県も竹やぶが多く至る所で竹林に出会い、筍掘りもやった。岩手県に住んで県内各地へ出かけてみると愛知県ほどではないがそれでも各所で竹林を見かけることができる。竹やぶは自分では郷愁と繋がる物があるような気がする。今見られる竹林のほとんどが孟宗竹だがこれは戦後の食料難で真竹から植え替えられたそうだ。真竹は筍が苦くて食べられないそうだ。ただ真竹でないと尺八や笛は作れないようだ。日本にある竹の種類も竹だけで百何十種類もあるそうだ。この他に笹とバンブーに分類される種類もあるという。富士山麓の沼津市郊外には世界一の種類を集めた竹類の栽培会社があるそうだ。


竹林の郷愁

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