118番

118番に電話をかけると、どこに繋がるかをご存知ですか？
私は知りませんでした、この電話番号の存在すらも・・・
正解は、最寄の管区海上保安本部
118番とは、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号だそうです
警察は110番、消防は119番、海上保安庁は118番！ということですね



私が118番通報のことを知ったのは、いつも観ている夕方のニュースからです
「2000年5月からのスタートということもあり、世間に118番が全く浸透していない」という話があっていました。
「へ～、私も知らんわ。こりゃ何の番号やろ。」とボーッと画面を観ていると、
映し出されたのは、海。そしてヘリから降下する救助隊員と、吊り上げられる要救助者。
「えっ、海保！？トッキュー！？」
海上保安庁特殊救難隊のお話『トッキュー!!』が好きな私は、思わず身を乗り出しました
そして場面は切り替わり、次に映ったのは、“第三管区海上保安本部 ”。
「えっ、三管！？横浜来た～！！」
（海上保安庁は、北海道から沖縄までを11の管区に分割して海上保安本部を設置し、それぞれに担当海域を決めているのです。）
普通なかなか「第三管区＝横浜」は結びつかないかなぁ・・・と、後から冷静になると思いました（笑）
ちなみに私が住んでいる福岡は、第七管区になります（笑）
もう不意打ちで海保なんて出てくるので、恥ずかしながら１人だけでテンション急上昇でしたよ～


あららっ、少し話が横道にそれてしまいましたね
その番組の街頭インタビューでも、118番を知っている人はいませんでした。
これまでの118番通報のうち、なんと99.3％が間違い電話等だそうです
すごい、99％以上って・・・
船員さんたちの頼みの綱である118番も、内陸部では存在すらほとんど知られていない状況
「118番を知って、もしもの時には有効に利用してほしい」との事でした


『トッキュー!!』好きなのに、私としたことが・・・なんたる不覚
内陸部、しかも海がないどころか四方八方を山に囲まれた盆地で、ずっと生まれ育ってきたものですから・・・


自分にも周りにも「もしもの時」があってはいけないのですが、
やはり知っておいたほうがいい事だと思います