こころのたね

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『生まれる。』

2011-06-25 22:02:41 | 映画・テレビ番組
毎週金曜22時から放送されていた『生まれる。』というドラマ
なんとなく1回目を観てそれからずっと観ていましたが、昨日最終回を迎えました。
観ていた方はいらっしゃったでしょうか?
今日はその感想を書いておきたいと思います


あらすじ

林田家は、両親と二男二女の4人の子供の6人家族。
主人公の長女・愛美(掘北真希さん)は、編集プロダクションで働いている。
長男・太一(大倉忠義さん)は、デザイン会社に勤めるデザイナー。
どちらも仕事で悪戦苦闘の毎日。
次男・浩二(中島健人さん)は、大学生で女子の人気者、合コン三昧の日々。
しかし実は、子供の頃に白血病になった過去があった。
末っ子・美子(竹富聖花さん)は、成績優秀で弁護士を目指す高校生。
けれどクラスで嫌がらせを受け、悩みを抱えている。

4人の子供の父親・新平(三宅裕二さん)と愛子(田中美佐子さん)は、小さなパン屋を経営している仲睦まじいおしどり夫婦。
ところが、新平が急死し、家族の状況が一変する。
突然の夫の死で途方に暮れる愛子。
そんな中、51歳の愛子の妊娠が発覚する・・・。

愛子は夫の残してくれた命を産むことを決心するが、反対する子供たち。
それぞれに抱えた問題もあり、家族の心がバラバラになりかける。
それだけでなく、太一の本当の父親が現われたり、浩二の白血病が再発したり、
林田家にはたくさんの試練がのしかかる。

愛子の友人の留美(西村知美さん)は、不妊治療を受けるもなかなか子供を授かる事ができない。
愛子の妊娠を知り、心を大きく揺さぶられる留美。
留美と夫は助言を受け、特別養子縁組をする決断をして、我が子と出会う。

試練と向き合い、乗り越え、林田家は再びひとつになってゆく。
最後には、子供たち全員が愛子の出産を応援することになった。
難産で命がけの出産を乗り越えて無事に生まれてきた赤ちゃんは、太一によって“結人”と名づけられる。
家族と家族を結んでくれた人、将来自分のつくる家族や仲間と結ばれる人。

浩二の命を救う唯一の方法は、結人の臍帯血移植だった。
今そこにある命、新しく生まれようとする命。
林田家に、命の絆が生まれる――。


                                   


高年齢出産という大きなテーマがあり、そこから出産や育児についての色々な事がストーリーに入っていました。
重苦しい事もたくさんあって、観ていて辛くなる時もありました
妊娠、流産、病気、出産・・・いろんな事があって、恐怖も感じました


子供を授かることは、奇跡みたいなことで。
それなのに妊娠中は多くのリスクを伴い、無事に出産の時を迎えても、命がけ。
子供をお腹で10ヶ月間育てられるということも、奇跡。
命を産み出すということも、奇跡。
本当に、奇跡という言葉を使ってもおかしくないことだと思います。



今の私には妊娠・出産をする予定はないけれど、もし自分だったら・・・と、観ながらずっと考えていました。
とにかく、高年齢出産は絶対に無理です
(体力的にも、今からですら、すでに自信がないですから(笑))

いつか将来結婚をして、子供を育てていける環境が整って、妊娠を望んだとして、
まず子供を授かることができるのか、お腹の中で無事に育ててあげられるのか、
無事に産んであげることができるのか・・・。
どれもまったく難しいことだとしか思えません
今の私の立場からみれば、完全なる杞憂ですけれど

世の中のお母さん方は、本当に偉大です



命の神秘、家族の絆を感じる、とても考えさせられるドラマでした