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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

マレーシア人、親子で喧嘩する

2009-06-12 08:27:21 | 英語やるぞ!
昨夜遅く、どこかで大きな女性の声がした。
ドアを開けて見てみるとホテルのオーナー家族のおばちゃん(働いてもいる)がホテルの前の路上で若い女と何か言い合っている。衣服を掴みあってまでケンカしているようだった。

こちらがそれを見るために出てきたことが分かった家族の別の女性がニコニコしながら近づいてきたので、何かあったのかと聞いてみると、娘のボーイフレンドの事で母が怒っているのだと言う。

当事者には悪いがマレーシア人が人前でケンカしている場面なんてなかなか見られるものじゃない。マレーシアやインドネシアなどでは人前で高ぶった態度を見せるのだけはご法度なのだ。それが唯一の、と言ったら怒られるかもしれないが、モラルなのだ。

できれば、そう言う時にどんな言葉を使うのかとても聞きたかったが、それは諦めた。これが家族の問題でなかったら聞きに行ったのだけれども。



記事タイトルが単調なのでタイトルを内容によって毎回変更する普通のやり方に戻すことにしました。

0611 KL 2

2009-06-11 17:52:58 | 英語やるぞ!
英語でも何でも"勉強する"と言うときに日本では"外部から自分の内側に向けて知識をインプットする"と言う感覚があると思う。かつては詰め込み教育と言う言い方をされたものだが、多少やり方は変化したにしても、その感覚は今でもそう変わってはいないのではないだろうか。

前年度までの大学では、もちろん10代などの新世代はいなかったから現代的な方式で教育された人には出会っていないわけだが、多くの人が知識をインプットするために勉強していたのではなかったかと思う。

ここKLに来て、それとは全く違う環境で育ち教育された外国人を見ていると我々とは全く勉強に対する感覚が違うのに気づく。確かに英語を勉強するには単語や文法や発音や言い方を覚えるのだから"インプット"であるけれども、その方法については、どちらかと言えば"参加"に近いように見える。

先生から教えてもらう(先生->学生)に対して、その場に参加(学生->先生->「場」<-学生<-学生)の感覚なのではないかと思う。

幸いにも去年の大学での卒研ゼミでは、これまでの学校経験のなかではそれに一番近い方法を用意していただけたと感じる。

(先生->学生)の場合にはその内容に対するインタレストも何も必要なくて、覚えることが至上命題なのだが、(学生->先生->「場」<-学生<-学生)の場合には全員にインタレストが無いとできることではないだろう。

"Join & Interest" これがあれば楽しくやっていけるのかなあ。そうだ、よく見れば当たり前の結論なのだ。

それに振り返ってみれば我々は参加より(先生->学生)に慣れすぎてしまっているから、何でも一人でできることを重視しているのでは無かったか。勉強に限らす人生の問題でも(人->人->場<-人<-人)の方法にしておく方がよりうまくいくのではないかとも思った。




KLでは道端によくネズミが死んでいる。車に轢かれたのかペシャンコだ。ここのネズミはそんなにトロいのか。それとも毒でも盛られているのか。毛の色から見るとドブネズミではなく、クマネズミに近いようだ。

0611 KL

2009-06-11 09:01:28 | 英語やるぞ!
昨日のSTAR紙の朝刊に英語の効果的な学習、特に発音(プロナウンシエイション)に関するコラム記事が出ていたのを会話クラスの先生がコピーして教材にした。

それによると、最初は良い発音に接して注意深く聞くのが大切とのオピニオンが書かれていおり、学生側はテレビの字幕を見ないで注意深く聞くとかラジオでまず母国語ニュース、その後に英語ニュースを聞く、全部の単語を理解しようとしない、英語の歌を歌詞カードを見ながら歌うなどいくつかの方法論が披露されていた。その他に先生側へのアドバイスも載っていた。

とにかく、自分で発する音はどうしても母国なまりになるにしろ、最初に正しい(right)発音に接するのが大切で、チャンスは2度無いのだそうだ。

そう考えると、今は日本でも英語を母国語とする先生が増えてきているそうなので環境は我々時代よりよくなってきているのかも知れない。逆に自分はチャンスを逃したとも言えるけれども、それとは別に今やっている文法のクラスでそれほど苦労しなくて済むのだからその面では感謝しなければならないだろう。



今朝の朝食はチャパティとチキンカレー。昨夜ボーイがジャガイモの皮をむいていたのが使われたものだ。弱火で長く火を通したものだと、チキンのやわらかさを見てすぐにわかる。オーナーの母からのレシピだそうだ。辛味やその他のスパイスが突出してず、マイルドで気に入った。今日は宿泊客が15人に減ったらしい。静かだ。


知らない土地の知らないホテルに長くいると、それに言葉が不自由だったりすれば普通は息詰まるようなものだが、気軽に少し話ができる人がいてそれも和らぐ。ホテルばかりでなく、人にはそう言う(悪い言い方だが)はけ口になってくれる相手が必要なのだと感じる。一人で何か決定的な(そんな時はだいたい悪い方向にそれを考えてしまうが)ことを決めてしまったりする場合などには特にそうかもしれないなあ。

0610 KL

2009-06-10 09:29:09 | 英語やるぞ!
先日、ホテルのロビーで天井から漏水があった。ほんの少しだったが。

思わず「ボッチョール」と言ってしまった。
インドネシア語、マレー語で漏水のことだ。

そう言えば昨日のJob-Bankでのインタビューで「英語もインドネシア語も同じレベルなのですね?」と聞かれて、どちらも日常会話レベルから出ていないことを思って「はいそうです」と答えた。

だがよく考えてみると、この時とっさに「Leak」は出てこなかった。
と言うことは、英語がインドネシア語と同じレベルと言うのは嘘をついたことになってしまわないだろうか?

今午前のクラスでいっしょに英語を学んでいる台湾人が、午後はマレー語クラスだと聞いた。それを聞いて2人で話をしたら英語クラスなのにマレー語が大量に混じるようになってしまった。これはまずい。まずいなあ。



昨夜はなぜか全然眠れなかった。


ところで自分は何でボッチョールなんてあまり使わない単語を知っているのだろう?
不思議だ。

0609 KL 2

2009-06-09 20:00:38 | 英語やるぞ!
Job-Bankエージェントに行ってインタビューを受けてきた。
今日は久しぶりにスーツを着た。徒歩で15分程度なのでスーツでもそれほど汗をかかずに済むのはありがたい。

ビルのロビーには低めのカウンターがあって少しかっぷくの良いマレー人らしき女性が一人座っている。何かチェックされるのかと思ったがそうでもなく、会釈したらニッコリと微笑みを返してくれた。次の瞬間にはもう厳格な顔に戻っていたけれど。

エレベーターでエージェントオフィスのある階へ行き、インターフォンのベルを押すと"ハロー"と英語が飛び出てきたのでびっくり。それは当たり前なのだが、顔が見えないところで英語だとやはりびっくりしてしどろもどろになってしまった。

その後、まずアプリケーションフォームにいろいろ記入するように言われて記入した。これは当然?全て英語のフォーム。内容は履歴書、職務経歴書と同じだけれど、仕事を辞めた理由まで英語で記入しなければならなかった。かなりの量(A4にして4枚分)だったけれどもクリアできた。30分もかかってしまったが。

インタビューにでてくれた方は清々しいと言う表現がぴったりの女性(日本人)で、リラックスして話をさせていただくことができた。その中で英語力を調べるために1つだけ英語で質問された。誤解でなければだいたい答えられたのではないかと思う。こう言う事への心構えも必要なのだなあと改めて思った。

そしてまず第一の案件を紹介されたが、その内容はエージェントのHPで知っていたものだったのでその場で面接のアレンジを希望して帰ってきた。その企業のHPは見ていないが選り好みできる身分でもなし、それに会ってみなければわからない事の方が多いのだから。


ホテルに帰ると、これまで宿泊していた多くのお客がチェックアウトして入れ替わったせいか、静かになっている。また新たな時間が流れ始めるのだろうか。マレーシアはいろいろな人がいろいろに混じり合ってそれが何の不思議もない。このホテルはその縮図のようだなあ。


今日もちょっと変わった無名の建物の写真を撮ってきた。あちらのブログに書ければ書いてみようか。

0609 KL

2009-06-09 08:42:45 | 英語やるぞ!
朝食にロントンが出た。
ロントンと言うのはご飯を押し固めたものを一口大に切ったものに、スープカレーをかけるかその中に浮かせて食べるものでマレー料理の一つだ。スープカレーでなくピーナツ味噌のようなものをかける場合もあると思われる。これはインドネシアにもあった。

このロントンの問題点は、食べ方を知らない外国人にはスープと押し固めたご飯が別々の食べ物のように見えるので、どうして食べるのか想像がつかない事だろう。案の定、隣で食べていた西洋人はトーストと卵しか食べていなかった。



Job-Bankでも、他でも時々不思議がられることがある。
それはこのホテルをどうやって見つけたかについてだ。このホテルはガイドブックにもインターネットにもどこにも情報が無い。普通、仕事を探しに来るとか英語を習いに来る場合には何かの方法で予約手配するものであるらしい。そうして手配したところに比べてこのホテルは条件が良いのだ。

ただ、東南アジアでは(他は知らないので)ホテルを予約すると言うのはあまり一般的な方法ではないと言うことが言える。実際に部屋を見てから決めるのが普通だ。日本ではGWなどに集中するから予約は必須と思っているが、それは日本だけの常識。ホテルは急に入っても部屋があるべきものだから。



さて、今日も昨日とは別のJob-Bankエージェントに行くことになっている。昨日のオフィスよりもここからの距離は多少近い。だが"フォーマル"指定なので3時に一度ホテルに戻ってスーツに着替えてから出かけることにする。

迷走は続く。

0608 KL 3

2009-06-08 18:16:31 | 英語やるぞ!
Job-Bankエージェントに行ってきた。
自分のために貴重な1時間を割いていただいたことに感謝。
対応に出てきた方は長くこのマレーシアに生活されている日本人女性で、たいへんきちんとした方だった。面接室に通されてびっくりしたのはこの会社の横浜事務所の面接室と全く同じようであったこと。


帰ってみるとホテルはとても静かになっている。イラン人もいなくなったのだろうか。
さっきスコールのような短くて激しい雨が降った。
熱帯の雨は気持ちが重苦しくならないのが良いなあ。結局傘もささずに帰ってくることができた。

求職事情は未だ梅雨なのだが。

0608 KL 2

2009-06-08 12:44:18 | 英語やるぞ!
スクールから一度ホテルに戻ってナシ・ルマ弁当を食べた後に着替えた。
パキスタン人家族は大荷物を持って出て行った。民族衣装から飛行機用の衣装に変わっていた。さようなら。

さてこれからもう2時間、会話の授業を受けてからJob-Bankエージェントに行く。がんばろう。

0608 KL

2009-06-08 08:28:42 | 英語やるぞ!
今朝は7時半過ぎに朝食にする。
あのオーナーがチキンミートボール(半中国マレー人なのでポークではない)とソースを作った鍋を運んできた。あれっ?本当に料理人もやっていたんだと初めてわかる。本人が自分は料理人だと言っていたのは冗談じゃなかったのか。そう言うのは雇われている女性のうちの誰かがやっているのかとずっと思っていた。2週間も知らなかった。


今日は夕方にJob-Bankエージェントを尋ねる予定。このエージェントは日本でも大手で東南アジアでも広いネットワークを持つ会社だ。最初は日本から応募していたがあまり紹介状況は良くはなかった。しかし現地にいると言うことで変わる可能性は高いと思われる。インフォーマルな服で来てよいと言われているので小ざっぱりしたシャツを来て、とりあえず挨拶だけして来よう。

0607 KL 3

2009-06-07 20:53:00 | 英語やるぞ!
ICLS語学スクールではいきなりインターミディエートのクラスに入ったのでPreインターミディエートの勉強をしていない。今日はその部分を一通りやってみた。文法は日本でも中学、高校でやってきたものだから目新しいこともないけれど、時制に厳格なのには驚くものがある。

例えば"If"で始まる文などは未来のことを示すのに未来形を使わずに現在形をもちいたりする。同じ"If"でも、もし自分がお金持ちだったらなあ~と仮定するときは過去でもないのに過去形を使うと決まっている。

言われれば確かにそうだったのだけれど、何となく覚えていたのは何となくではダメなんだな、と反省。



さっきロビーで勉強していたらイラン人がクッキーを2個くれた。昨日の国際紛争のときに映画を見る方に組したお礼だろうか。それとオーナー一族の中の大学に行っている娘の友達がロジャックと言う食べ物をくれた。おなかいっぱいになった。

KLの街には無名の面白い建物がたくさんあるのでもったいないから+aのブログに建築さんぽを書くことにした。時間があれば少しづつ書くことにしよう。

0607 KL 2

2009-06-07 12:54:04 | 英語やるぞ!
英語を習い初めて最初に戸惑ったのは"have got"だった。

I have got a brother.

何となく意味はわかる。兄弟が1人いると言う意味だと思う。

だったら、

I have a brother.

でいいんじゃないのか?
そう、それでも同じだ。

でもなぜか"have got"がたくさん出てくる。

これは慣用的な口語で、まあそう言う言い方をよくするってだけなんだとわかる。


昔よく言われたのは、日本で勉強する英語はシェークスピア時代の古い英語だってこと。文法的には間違っていないけれどそれをそのまま話しているとちょっと固いのかもしれない。

"go out with 人" で、「デートする」となるし、"going to loo" で「トイレに行く」なんて言うのも口語では普通らしい。そう言う割り切れない口語表現は日本ではあまり習うことがなかったので戸惑うことが多い。


もう1つは進行形(continuous)と普通の文(simple)を使いわけるのに、状態(state)やら慣習・習慣(habit)やら行動(activity)やらでかなり厳密に区別して使い分けるのにも驚く。
言葉はラフっぽいのに文法は厳密と言うギャップが面白いとも言える。



今日のイラン人はなぜか機嫌が良い。昨夜の国際紛争は未解決のままだったはずだが。

0607 KL

2009-06-07 10:32:48 | 英語やるぞ!
今朝は9時半の遅い朝食にしようと思ってロビーへ出たら席が満杯で少し待つことになった。ロビーは中国人マレー人パキスタン人イラン人欧米人など人種のルツボと化している。こんな小さなホテルでこんなにたくさんの人種をいっぺんに見られるなんてまるでテレビでオリンピックを見ているのと同じようだ。しかも3D表示になっていてとてもリアルである。

今朝は最後に残ったパンケーキ(少ししょぼくれていた)をメープルシロップで食べた。パンケーキは粉を混ぜすぎてはいけないのだ。スパイスの味で食べることが多いこの地で、たまにはこう言う味も良いものだ。

今日のトピックはmixiにこのブログを統合してみたことだ。以前もやったことがあったが、なぜか忘れたけれども別々にしていたのをまた統合した。それほど意味があることでもないが。

今朝、パキスタン人の親分は機嫌が良いようだ。息子のパソコンの無線LANがつながったと言う簡単な理由によると思われる。それにしてもパキスタン人の大家族は皆カップクが良い。よほど金持ちなんだろう。女性陣の衣装もキラビヤカである。

またひとり

2009-06-06 22:44:54 | いろいろ雑記帖
古いブログ仲間(仲間と言うほどのこともなく、ただお互いに時々読んでいただけ)が知らぬ間にブログを引き払ってしまったようだ。コメントからURLを追うことも検索することもできなくなっていた。彼の趣味や猫好きバイク好きオピニオンなどいろいろそう言った周辺情報からどんな人かおぼろげながらに推測する程度であったけれども、いなくなると寂しいものだ。ブログを引き払ってもまだここを時々は見にきてくれるのだろうか。


今まで知り合った人ももう何人も音信不通になってしまっているけれど、みなさん元気でやっていてください。たまにコメントでもメールでも行き来できればそれは幸せだけれど、そうでなくても元気で生きていてくれれば何より。

0606 KL 2

2009-06-06 21:59:04 | 英語やるぞ!
只今ホテルのロビーでイランとマレーシア間の国際紛争が起こっている。

ロビーの大きなテレビでF1レースを見たいマレーシアと映画ロッキーを見たいイランが紛争を始めた。マレーシアはホテルの従業員であるためいち早くリモコンを確保。イランは自国の軍勢と周辺国(この場合はパキスタンと日本)を見方に付け多数決で決めようと声を張る。が、マレーシアは揺るがず、あと10分だと主張する。パキスタンは呆れ顔で部屋に撤退。イランは諦め顔でレースの結果を見守るしかないようだ。


と、そこまでこの滑稽な紛争が進んだところでマレーシアが日本を買収に入った、わけではないが、ホテルのオーナー夫婦(実際はまだ夫婦ではないらしい)が近所の桜レストランに誘ってくれた。

桜レストランはこのあたりでは有名なレストランらしい。名前が桜であっても和食レストランではなく、純然たるマレーレストランだとのこと。いつもこのレストランの前を歩くと中が暗くて客が入っているのかいないのかよくわからない。ただ少し高級そうに見えるのは出入り口にタクシー係がいるためだ。

今日はマレーシアの国王の誕生日とのことで普段は暗いレストランも満席だった。今日ご馳走になったのはナシゴレンスペシャルとデザートのチェンドルと言う名前だけ聞けばどうと言うことも無いメニューであるが、味はかなりちゃんとした広東風のようで、ちょっと良いレストランで出しても納得するほどの味であった。日本で言えば差し詰め銀座アスターと言ったところか。

今日食べた料理は多分、この部屋の1泊分より高かったと思う。

誘ってくれたオーナーは歳が自分とほぼ同じで、今度結婚する女性は29歳とかなり若い。話好きで場を盛り上げるのがうまい。そうだ、先日シンガポールから来ていたおばあちゃんの息子だから当たり前と言えば当たり前だ。その面白さはとても文字にはし難いので、ここに宿泊する機会があったら一度話をしてみることをお勧めする。(KLの空港のホテルリザベーションカウンターで聞けばここの名前が出てくるそうだ。今年オープンした安くて安全で変わり者のオーナーのホテルと言うとわかるだろう。)

マレーシアではいろいろな人に会うものだなあ..................

それと、そのオーナーに明日はパンケーキで良いかを聞かれた。なぜなら別に日本人宿泊客が入ったからだと思われる。イランは紛争が解決しなかったので考慮されないことになったのだろう。もしかしたら豚肉の入った料理が出ることになるかもしれない。

ちょっとだけパソコン事情 in KL

2009-06-06 12:48:16 | Puppy で Go!
KLには秋葉原は無いが、秋葉原が1つのビルに入ったようなLowYetPlazaと言うビルがある。

面積も階層もかなり規模のビルだ。中は雑居でメーカー直のテナントも個人経営の本当に小さなテナントも同居していて、外から見る限り値段も品揃えも何も優劣があるようには思えない。その中からどうやって実際に商品を買う店を選び出すのか疑問だが、多分何かあるのだろう。

今のトレンドはネットブックらしく、どこでもネットブックを全面に並べている。台湾メーカー製が主なのはもちろん安いからだろう。HP製も人気があるらしい。マレーシアの新聞広告に折込をいれているDELLはほとんど直営店だけにしかない。

ふと気づくとソフトウェアを売っている店が全然無い。マイクロソフトのブースはあるがそれ以外はカペルスキーの箱が出ている程度。どこでソフトを買っているんだろうと思っていると、店の白黒A4コピーの紙に読めるかどうかのちっちゃい文字でメモリやCPUやその他の部品とともにAdobeなどの有名ソフトがいくつか記入されているのを発見。多分、PCを買うときなどにいっしょにインストールしてもらうと言うことなのだろう。台湾などと同じかもしれない。

さらにLowYetの隣にもその続きのような寂れたビルがあり、こっちはもっと秋葉原っぽいところだが、そこにはやはりコピーソフトをカタログ販売している店が数店あった。やっぱりな。寂れたところにはあるものだ。有名ソフトがたくさんあった。

紀伊國屋書店が一番ここでは大きいのだろうと思うがそこを見ると、コンピュータ関係は専門的な本が多いようで日本のようにオタク向けはほとんど無いみたいだった。雑誌はアメリカ系のものばかりでそっちの情報を追うんだろうけれど、PCが末端まで普及するこれからかなあと思う。今は普通の人はゲームとネットブックの機能だけで生きていけるのかもしれない。

もちろんPuppyの情報なんて一つもあるわけない。
まだまだコピーソフトを使いつづけるんだろうなあ。

東南アジアのJob-Bankでもxls形式のファイルを当然のように送ってくるけれど、それを買う日本円にして数万円はこの国ではどう考えたって高い(もちろん一般の日本人にも高い)わけで、先進国の人がそれを何も考えずに使い続けると言うのはソフトを作る方にとっても使う方にとっても良いことなのだろうか?と感じざるを得ないなあ。

日本ではパソコンがちょっと古くなると当然のように新しいのを買うけれど、捨てられるパソコンはこちらで売られていてそれは結構高いスペックのものと認識されて売られているらしい。我々は金銭的に(だけは)恵まれている分、もうちょっと使い方を考えた方が良いんじゃないかなあとも思う。新しいのをどんどん買ってそこにオマケで入っているソフト(それにもお金を払っているけれど気づかないだけ)を当然のように使うのは世界の人とネットワークでつながって生きていくことを考えるとどうなんだろう.............それがデファクトスタンダードだからってのはなあ.........

我々は恵まれている分、そろそろ率先してオープンソースを使うのが良いように思うんだけれど。オープンソースはWindowsみたいに怖くないのにねえ。


追加
LowYetじゃなくてLowYatだった。どうしても音で覚えるから間違えます。