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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

0606 KL 2

2009-06-06 21:59:04 | 英語やるぞ!
只今ホテルのロビーでイランとマレーシア間の国際紛争が起こっている。

ロビーの大きなテレビでF1レースを見たいマレーシアと映画ロッキーを見たいイランが紛争を始めた。マレーシアはホテルの従業員であるためいち早くリモコンを確保。イランは自国の軍勢と周辺国(この場合はパキスタンと日本)を見方に付け多数決で決めようと声を張る。が、マレーシアは揺るがず、あと10分だと主張する。パキスタンは呆れ顔で部屋に撤退。イランは諦め顔でレースの結果を見守るしかないようだ。


と、そこまでこの滑稽な紛争が進んだところでマレーシアが日本を買収に入った、わけではないが、ホテルのオーナー夫婦(実際はまだ夫婦ではないらしい)が近所の桜レストランに誘ってくれた。

桜レストランはこのあたりでは有名なレストランらしい。名前が桜であっても和食レストランではなく、純然たるマレーレストランだとのこと。いつもこのレストランの前を歩くと中が暗くて客が入っているのかいないのかよくわからない。ただ少し高級そうに見えるのは出入り口にタクシー係がいるためだ。

今日はマレーシアの国王の誕生日とのことで普段は暗いレストランも満席だった。今日ご馳走になったのはナシゴレンスペシャルとデザートのチェンドルと言う名前だけ聞けばどうと言うことも無いメニューであるが、味はかなりちゃんとした広東風のようで、ちょっと良いレストランで出しても納得するほどの味であった。日本で言えば差し詰め銀座アスターと言ったところか。

今日食べた料理は多分、この部屋の1泊分より高かったと思う。

誘ってくれたオーナーは歳が自分とほぼ同じで、今度結婚する女性は29歳とかなり若い。話好きで場を盛り上げるのがうまい。そうだ、先日シンガポールから来ていたおばあちゃんの息子だから当たり前と言えば当たり前だ。その面白さはとても文字にはし難いので、ここに宿泊する機会があったら一度話をしてみることをお勧めする。(KLの空港のホテルリザベーションカウンターで聞けばここの名前が出てくるそうだ。今年オープンした安くて安全で変わり者のオーナーのホテルと言うとわかるだろう。)

マレーシアではいろいろな人に会うものだなあ..................

それと、そのオーナーに明日はパンケーキで良いかを聞かれた。なぜなら別に日本人宿泊客が入ったからだと思われる。イランは紛争が解決しなかったので考慮されないことになったのだろう。もしかしたら豚肉の入った料理が出ることになるかもしれない。


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