多趣味な無趣味

私の周りで起こっている事その時思った事それに趣味としている事

リターンライダーのお話し・・・そうだ!俺は!ライダーだったんだ!!

2021年02月19日 17時09分18秒 | リターンライダーのお話し
結婚し・・・
子供が生まれて・・・
怒涛の如く過ぎ去った30年・・・

今では、子供たちも成人し・・・
晴れて子育ての御役御免釈放となった私・・・
後は、只々サビて死んでいくだけ?

そんな事を考えながら・・・
ふと、古いアルバムを見たとき・・・
GPZ900Rに乗る30年前の私の写真・・・

そんな話を知人にしたところ
「大型免許持ってたの!?そういえば知り合いがそんなバイク持っていて売りたいらしいんだけど・・・どぉ?」と言われた。
「じゃぁ、予定合わせて見に行ってみようかな?」と社交辞令的な返事をしておいた。
・・・ら・・・
「何時何時何時だったら見れるょ」と知人が段取りまでしてくれた手前
「了解、行ってみるよ」ということで日時の約束をした私・・・
・・・この時点ではさほどノる気でなかった私・・・

当日、ナビが案内してくれた場所に着くと・・・

バイクに対する専門的な知識なんて30前に停まったまんまの私・・・
ぱっと見、ソコソコカスタムしてあるのは分かるが・・・
「えっ?知らねぇぞこんなバイク?知らねぇけどなんだこの高揚感は!」が第一印象でした。

型式を調べてみるとZXT10E
車名はカワサキGPZ1100
平成7年式の26年前のバイク

私的に言うところのGPz1100とはコレ・・・
空冷Zシリーズの最終モデルで吸気系にDFI(インジェクション)を搭載し
大型カウルを身にまとった流れるようなラインのアノGPz1100・・・

その後、ウオータージャケット(水冷)を纏った新設計エンジンGPZ900R系へと
カワサキのバイクは進化していった・・・ハズが!・・・
人知れず空冷最後のGPz1100は水冷新型GPZ1100へとモデルチェンジしていた!?
・・・が!・・・当時は既に最高速度300キロ領域のZZR1100・・・
同時発売されていたGPZ1100はというと
その心臓部を纏いラムエアを廃止し中低速重視にした廉価版(?)的存在とされた超マイナーバイクだった。
でもまぁ・・・こうして現物を見てみるとあの時乗ってたGPZ900Rにも・・・
そしてあの頃憧れていたGPz1100にも似ている・・・


「エンジンかけてみます?」と言われ
キュルルルッブウォ~~~~ン!!と始動してみた・・・ら・・・
第一印象で受けた高揚感が私の体の30年前に封印されていた記憶と結びついた瞬間だった!!

その時、口に出して言ったのか?心の中で叫んだのか?は定かではないが
「そうだ!俺は!ライダーだったんだ~~~~~!!」(今はライダーじゃなくてバイカーと言うらしい)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする