政権の批判を、有権者のひとりとして義務と考える寅です。戦争できる国づくりする勢力には断固として反対です。

気の向くままに時々ほえます。
       
          ~寅~

限りなくゴメン!!!

2009-03-02 17:46:00 | インポート
 珍しく、今日2日と明日3日は仕事が休みです。2月22日以降の久しぶりの休みになります。

 午前8時過ぎまで寝ていました。
 起床すると妻は外出していました。メモをみると、先日退院した近所の女性(81歳)の介助を頼まれて、シャトル便で温泉風呂に連れて行くこと、午後は友達と映画にいくこと、夕食は済ませてくることが書かれてあります。友達は寅の同僚の妻達です。

 ワーイ、妻は元気で留守がいい! 窓の外は2~3日前とはガラリ変わり、猛吹雪、近くの建物がぼやけたシルエットに見えます。三寒四温の三寒の入り口かな? 北海道らしい天候です。

 朝食後、三浦綾子著、「塩狩峠」を読みました。以前にテレビの教養番組で日光のお坊さんが人間の生き方として素晴しい、とこの本を紹介され、触発され読んで深い感銘を受けました。
 この小説のヒーローが生誕100年目に当たる、と新聞で特集されていたからです。
 言い加減な寅には、こんな崇高な生き方はできない! 読んで感動して涙しても、自己否定してしまいます。
 寅は恥ずかしい人間です。
 
 戦前、日本共産党員として特高に虐殺された小林多喜二はどうか? やっぱり
多くの民のために志をつらぬいたのではないか? 「蟹工船」は素晴しい。「おい地獄さ行(え)くんだで!」ではじまり、「そして、彼等は、立ち上がった。ー もう一度!」で終る、今日多数の労働者の生き血を吸って大企業が肥え太っていく、このさまを多喜二は予測して描いています。
 寅の祖祖父は蟹工船にのって過酷な労働を強いられた一人です。亡父は祖父が自慢でした。亡父から聞かされた祖祖父の話はまるで小説「蟹工船」そのものでした。
 寅は、祖祖父のお蔭で自分が存在してると思っています。感謝してます。
 
 だけど、だけど、寅は、働くことが大好きです。汗を流して働くことが大好きです。それは会社のためではありません。働くことが寅の本性なのです。

 庶民、労働者、中小企業、農民、漁民のために命がけでご活躍されているみなさまに声援をおくることができます。
 500円、1000円、5000円のカンパをすることはできます。それだけです。

 祖祖父の遺言は「世のため人のためになる専門職になれ」でした。
 祖父も父もこれを守ることができませんでした。そして、寅も~~~。

 だから、限りなく、限りなく、ゴメン!!!