「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「危ない!リニアの地震対応」(リニア新幹線を考える静岡県民ネットワークFacebook・林克さん)

2022年03月21日 07時07分24秒 | 日記
おはようございます。
「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」のFacebookに投稿された「林克さん」の記事を転載させていただきます。

 危ない!リニアの地震対応
 16日に発生した東北地方の地震による脱線事故で、改めてリニアの地震対応が問われている。今回の地震で東北新幹線「やまびこ223号」は、福島駅と白石蔵王駅の間(宮城県白石市内)で脱線。乗客によりすさまじい揺れが動画に収められている。
 新幹線の安全システムは、地震を検知する「早期検知システム」で自動停止、脱線対策として「脱線防止ガード」「脱線防止ストッパ」を取り付けている。リニアもそれをなぞって対策しているとする。
  https://linear-chuo-shinkansen.jr-central.co.jp/.../emer.../
 地震学者の石橋神戸大学教授は、まず前提としてリニアのルートは南海トラフ地震では震源域を通り、震度6強から6弱と指摘、今回の脱線があった地震と同じ規模のものとなる。石橋氏は地震の影響として、①強い地震動、②ズレの直撃と岩盤の変形をいう。その中でJR東海の緊急時の安全対策について次の通り批判する。
 ①「列車は電磁力でガイドウェイの中心に保持されるから脱線しない(2枚目)」は大地震時には成り立たない。「早期検知システム」によって減速すると磁力が落ち、浮上力も中央保持力も失われるとする。100キロか数十キロで着地走行している途中に主要動(S波)がおそえば重大な損傷があったり側壁が倒れたりすることがありうる。
 ②地下で一般的に地震動が弱いとされるが、どこでもそうだというわけではない。特に南アルプスは何本もの背斜が通りいくつもの破砕帯が集まっているところ。強震動と液状化と高圧水の噴出があり得る。出入り口付近は山崩れなどで損壊しやすく、復旧も非常に困難になる。
 ③いちばん恐ろしいのは、直下の発生によるズレ破壊の直撃、大事故につながるとする。(以上石橋『リニア新幹線と南海トラフ巨大地震』より)
そもそも南海トラフの震源域であるならば、P波の時間はごくわずか、すぐに主要動となる。常識で考えても大事故につながると思う。JR東海は総点検して国民に説明すべきだ。










                   以  上

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