「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「JRは何様のつもりや」(林克さん)      「第5回口頭弁論報告集会の動画」(静岡県リニア工事差止訴訟の会)

2022年01月23日 07時20分23秒 | 日記
おはようございます。
21日「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」のフェイスブックに投稿された「林克さん」の記事と写真を転載させていただきます。

林克さん 1月21日 16:53 ·
「JR何様のつもりや」
 今日はリニア工事差止訴訟の第5回口頭弁論。例によって昼の宣伝、裁判所前行動、裁判、裁判後の集会とフルコース。寒い中、皆さん元気に行動。
 裁判所前で、この裁判はリニア工事によって侵害される権利の回復を求める裁判と伊藤弁護団共同代表が解説しました。それに対してJR東海が、「水を守る権利」「環境を守る権利」は原告の訴えの利益にあたらないと強気の主張、いったい「何様のつもりや」。
 先日中間報告を出すのにあたって斉藤国交大臣は金子JR東海社長を呼んで、「地域の理解と協力を得るのが何よりも不可欠だ」と異例の行政指導。いかにJR東海が地元の意見を聞いてこなかったかの表れだが、この裁判でもどうも話を聞く気がないらしい。そういう態度なら地域の理解はどうやっても今後得られない。
 これはあくまで私の意見だが、今回の中間報告でも「工事湧水の全量を戻せば、中下流の表流水に影響ない」とし、JR東海が示した工事期間中は山梨県側に湧水を全量流し、最高20年かけて戻すという案は事実上退けられた。そして「全期間、全量」の水量戻しをJR東海に課した。具体的な案が提示されなければ住民の権利を侵害することは明白ではないか。
 地下水についても主要な涵養源は降雨と表流水と評価した。全量戻しが関わることは間違いない。昨日の吉田町長の意見表明でも「吉田の滞留時間は40年。それまで吉田町が存続できるのか」と切実な意見を述べた。
 意見陳述は牧之原市の柴本さん。柴本さんは「釜炒り茶柴本」という屋号で無肥料無農薬栽培の釜炒り緑茶、烏龍茶、紅茶を製造販売している。自らの実践から「南アルプスを守ることが、日本の農林水産業の未来のため、また、将来世代のための持続可能な社会実現のためにも大切だという視点からもご判断いただきたい」と訴えた。
 最後のまとめの集会において、マスコミから勝つ見込みを聞かれた伊藤弁護団共同代表が「それは答えたくない。これは政策是正訴訟と言われる訴訟で、地域の住民に寄り添ってその声が届くようにするもの。原発のように実際再稼働を止めた例がある」と述べ、原告を大きく励ましました。





21日に行われた静岡県リニア工事差止訴訟第5回口頭弁論後の報告集会の動画です。
         「静岡県リニア工事差止訴訟報告集会の動画」
                 以  上  
          
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