ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

四代目ひまわりへ

2012-09-07 | ネイチャー 



そんな狭い場所で……

マンションの土台と
道路の境目の
5センチぐらいの隙間から
今年も
向日葵が咲いて

種を結び
枯れていった

来年も
あなたの子どもを
訪ねましょう
私があなたの
おじいさんにあってから
来年は
四代目に
なります

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4 コメント

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Unknown (CHAMP)
2012-09-07 08:02:47
僕も先日、住宅街の歩道の
アスファルトの切れ目に咲く
一輪の百合をみつけ、
そのけなげさに愛おしさがこみ上げました。

その2日後に見たときには
花は落ち、葉も枯れかけていて、
命の儚さを思いました。

でも彼女(?)はわずかな隙間の土に
来年もまたここで花を咲かせようと、
命の余韻を残しているのかもしれません。

写真も詩も、胸に沁みました・・・・・

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 (大平滋子)
2012-09-07 21:55:44
CHAMPさま

「命」は不思議な存在です。
八十万の神々の国には命のないものなどない筈なのに
普段は命を忘れて食事に興じていたり、
雑草を踏み分けたりしています。

「命」を感じるときは私には大きく二つあって
逞しく生きているそれを見たときと
その終焉を見たり感じたりした時です。
そうやって誰かの命を感じて、
よく生きねばならないと思うのです。

ですから、
アスファルトに咲く百合も しかり
隙間に生える向日葵も しかり
さあ、頑張りなさい、
さあ、輝きなさいと、
時に意気地がなく背を丸めている私に
発破をかけるのでした。

コメントありがとうございました。
発破といえば、展示まで三週間になりました。
エライことです・・・
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Unknown (Unknown)
2012-09-08 01:26:05
いつも拝見させてもらってます。
アナタ、この男とデキテルですよね?
他の人へのコメントと全然違うから
解っちゃいます。
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わかりますか? (大平滋子)
2012-09-09 01:39:52
Unknownさん

今晩は、いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

なべて世の中は男と女しかおりませんので
男と女のことにすべてを還元して
物事を考えるのも一つの見方となりましょう。
それはそれで物語。
素敵なことだと思います。

言葉は確かに不自由で
わかるというところに至るプロセスは
言葉自体よりもそこにある雰囲気であるとか、
好き、嫌いの思いであるとか、
そういうものによって
同じ言葉であっても意味も変わってきます。

せっかくですから、
美しい言葉を重ねられる、
お言葉をくださいませ。
せっかくですから、
できればよい、何かを生み出すための言葉を
くださいませ。

そこから始まる明日を
一緒に作ってみませんか?


わかるということの
共感的な次元へ、ご一緒しませんか?
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