ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

フォンタナの夕焼け

2013-03-07 | ことば


フォンタナは
真白いカンバスを
切り裂き
丸をあけ
アートに
その足跡を残した

カンバスという平面が
切り裂かれることで
陰影を帯び
立体になる


そして人は
切り裂かれた
影の中に
何かを探し
白の中に
何かを探す


芸術とは
その底に
人間の根源があるものなんだよ
フォンタナは言う

フォンタナの夕焼け
時が刻み込んだ何かが
語りかけてくる

過ごした時の分だけ
その言葉は重く
その言葉は優しく
その言葉は未来を
探し出そうとする

  



フォンタナ ウィキペディアでごめんなさい 
あるいは 画像 googleでずばりで ごめんなさい

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