ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

土門拳

2011-09-04 | ざれごと日記



松本市美術館で「土門拳」を見てきました。

真実を写し撮るというフレーズが
たくさんありました。
報道という視線で、
肉薄する「生」を切り取りたかった
印象をもちました。

一番驚いたのは、
土門拳は1990年に没するまでの11年間、
意識がなかったことでした。
享年80歳。



写真家の 十一年の 夢を積む  
名もなき人の 生を寿ぎ



かつて、ボタ山で少年少女だった人も
壮年を終えようとしています。