逢坂地区の大堤!

四百数十年の伝統!うぐい突き保存会

空撮ヘリ

2014年10月05日 | 日記
今年も空撮ヘリが来てくれました。こちらも地元の業者さんです。

映像は後日のお楽しみです。

保存会のホームページを計画中なので、そこに載せれないかな?って勉強中。

西いなばご当地味屋台

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き」前の腹ごしらえ、「うぐい突き」後は祝宴気分で楽しもう、と会場に話題の味が大集合しました。

しょうからうどん・ほたて飯・生姜料理・鹿野地鶏ピヨ焼き鳥・シシ肉唐揚げ・サザエの壷焼き・ホンモロコの佃煮・カンボジア風サンドイッチ・山菜おこわ・手作り酵素ドリンク・ジンジャービール・ビワロール・気高の名産品・新米きぬむすび・逢坂の農産物・ジュース・タイカレー
の17店舗。

行列ができるほどお客さんが集まってくれました。
「うぐい突き」見物しながら思い思いの時間を過ごしてもらいます。

思っていた以上のお客さんで売り切れ店続出でした。
どの店からもうれしい悲鳴が聞こえていました。


正直なところ、逢坂地区にこんなに人が集まると思っていませんでした。
駐車場もギリギリセーフのパンク寸前。

目的や方向性・規模など宿題がたくさん残りましたが、屋台村は大成功でした。

町内の人にとっては当たり前の品でも、外の人にはめずらしいんだなぁって改めて思いました。
地元の良さ・価値に目からウロコと言うのか、再発見ができました。


食品だけでなく、浜村温泉の足湯も人気でした。

無理して電源を設置してよかった。
アイスやかき氷やビールサーバー等、音響にも電気は活躍しました。

フットパスウォークのゴールは大堤池

2014年10月05日 | 日記
鹿野から山方面を歩くコースと青谷から海方面を歩くコース、ゴールは真ん中の大堤池です。
どちらも「世界ジオパーク」に追加認定されたエリアを歩きます。
大人気で予約申し込みは定員オーバー。
天候が心配なのでしょうか?当日キャンセルも少しあったようですが計画通り開催されました。

大きなトラブルもなく皆さんが無事ゴールしてスタッフも一安心。

ゴールした人は屋台村で地元の味を楽しんでいました。
元気な人は、さらに「うぐい突き」を体験した人もいました。

「うぐい突き親子教室」おまけ

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き親子教室」でうぐいが大きすぎて持てない、タモでも魚が獲れない小さい子のために、宝探しをしました。
亀井のお殿様が大堤に隠したかもしれないと言われているような気がする伝説の秘宝探し。

幼児が泥の中から”ペンキを塗った石に見える宝石”を探します。
「亀」と書いてある石探し・・・以前、亀仙流の道着を着た子供達が大堤池を修業の場に使っていたとか、いないとか・・・

宝石を見つけた子に「大堤のカッパとエビにちなんだお菓子」をあげました。
大堤カッパ伝説と名物のエビからヒントを得て有名なお菓子が生まれたとか、関係ないとか・・・

・・・因みに、お菓子はもらっても、誰も宝石を持って帰りませんでした・・・

「うぐい突き親子教室」いよいよ大堤池に

2014年10月05日 | 日記
ミニ大堤池では、「うぐい」が大きすぎて持てない低学年の児童を対象にタモでの魚とりをしました。
その後、柵を取って「うぐい突き親子教室」はいよいよ本番の大堤池からです。

「うぐい」を持って親子や友達と池の中に出発です! さあ、獲れるかな?

後継者候補のY君も深い方に向かいます。 

池では、もう大人が「うぐい突き」を始めています。
大人も子供も一緒になって400年前からの伝統を感じながら楽しみました。

ここからが本当の、逢坂の大堤池のふれあいのはじまりです。


「うぐい突き」親子教室は多くの児童に伝統を体験してもらい大成功でした。
昨年よりさらに多くの児童が集まりました。
春から計画を立てて夏の「うぐい作り教室」の開催は特に大変でしたが、やってよかった。

今日の思い出を大切に、大堤池の歴史や役割等にもっと興味を持って、伝統を守って行く人に育ってほしいものです。


「うぐい突き」親子教室で魚が獲れた!

2014年10月05日 | 日記
ミニ大堤池は子供達の歓声に包まれました。

「マイうぐい」作りはハードルが高かった児童も、「レンタルうぐい」で手軽に体験できるだけあって大人気です。

すぐに魚が捕まえられました。

「マイうぐい」を作って挑戦したY君。
こんなの簡単すぎる!って言ってミニ大堤池の柵をとるように要求。

この後、Y君は自然相手の「うぐい突き」の恐ろしさを味わうことをまだ知りません・・・


「うぐい突き」親子教室の開催

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き」親子教室として子供に伝統体験してもらいます。
制作教室で「マイうぐい」を作った児童はもちろん、今日初めて来た児童もレンタルうぐいで体験してもらいました。

入っていいよって言ってもなかなか泥水の中に入れない・・・
汚い?冷たい?泥が気持ち悪い?って不安がいっぱいなのでしょう。

でも、何人か先陣を切って入り始めると・・・

すぐに皆が入りだしてミニ大堤池は満員になりました。

早速、さっきの模範演技を思い出し、地域の先生に習いながら「うぐい突き」を体験です。

池の中で「うぐい突き」の実演指導

2014年10月05日 | 日記
実際に池の中で「うぐい突き」をやってみましょう。
「うぐい突き親子教室」の発表会でもあるので、子供さんに集まってもらいました。

汚れることも覚悟の上の大学生が手伝ってくれて、ミニ大堤池を作りました。

用意していた魚を生かします。先ほどの地域の先生が再び登場。

もう一度、実演。
実際に見ると迫力があります。ザブン、ザブンと水を突く音に水しぶき。
特に生きた大きな魚を獲るのは、実際に見てやってみないと感覚がわからないものです。

「うぐい」を垂直に突くのがコツです。
斜めに突くと魚に逃げられます。
でも、当たり前ですが、垂直を意識しすぎると自分の足を突いてしまいます。
魚も自分の足から遠い方に逃げるに決まっているので、前のめりになって、なるべく遠く垂直に突きます。

が、こんな姿勢を続けたら疲れます。(当然)
大きい「うぐい」の方が魚が獲れるに決まっていますが、重くて疲れます。
泥に刺さった「うぐい」は抜くときに重くなります。

そこで、「うぐい」を作る時に水切れ泥切れの良い竹の形や編み方の工夫が必要。
サイズも自分専用に作らないと。
子供によくあるのは、「うぐい」が大きすぎて、腕が底まで届かないので魚が手づかみできない。
大人によくあるのは、「うぐい」が小さすぎて、肩が入らないので片手になり大物が捕まえられない。

やはり、自分専用「マイうぐい」を作らないといけません。



「うぐい突き」のやり方を実演

2014年10月05日 | 日記
400年以上前から伝わる「うぐい突き」漁法ですが、やり方の実演です。

地元の若手後継者が指導してくれました。
よく言われるのですが「うぐい」って魚?
いいえ。「うぐい」は漁具の名前です。竹を編んだ底のない筒状のカゴです。
推測ですが「魚のウグイを捕まえる道具」が語源なのでは?
民俗学では「魚伏籠」といいます。

「うぐい」を池に勢いよく突き刺します。
ねらいは定めません。池の中は泥水なので何も見えませんから。適当です!

魚が「うぐい」に入ったら暴れてドンドンと体当たりしてきます。見えなくても振動でわかります。
何が入ったか見えないので、恐る恐る手を入れて種類や大きさの目星をつけます。
噛んだり挟んだりする奴が捕まることもありますから。

「やった!獲れた!」と確信したら両手をつっこんでつかまえます。この後、籠や網袋に入れるのですが大物だとかなりのパワーで暴れるので一番楽しくて一番苦労する時です。

この広い池で、あんなカゴを突いたくらいで魚が捕まえられるのか?って思いますが、30年くらい前までは池の中が人でごったがえす程の人でした。誰かが捕まえます。
そんなの運か?って言われると不思議とたくさん捕まえる人がいるのでコツや技があるようです。
池の中にも水流があるし、底の地形もデコボコで浅い深いが様々です。
名人は見えなくても魚がいるところがわかるんだそうです。

普通の人は水が減って魚の背びれが見えるくらいまではカンの勝負です。
昔は魚は数えられないほど数百数千匹といたので頑張っていたら獲れていました。

「うぐい突き」の目的に”池の泥を水中に巻き上げて流す”ってこともあるので、魚が獲れようが獲れまいが池の中を歩いてもらわないといけません。効率の悪さが”泥の堆積を防ぐ効果”をアップさせているのです。

「うぐい突き」11時に開会

2014年10月05日 | 日記
準備が完了して11時に予定どおり開会。
雨が降るような降らないような。

うぐい突き保存会の会長(一番手前)が挨拶。
フットパスウォーク実行委員会の挨拶の後、大堤池の歴史の説明・うぐい突きの伝統について解説がありました。


会場を盛り上げてくれるガイド係・実況中継係(右側)のひょうきんなマイクパフォーマンスは今年も健在です。

「うぐい突き2014」が始まる

2014年10月05日 | 日記
台風の接近が気になりますが、暴風雨はなく小雨程度の予報。
同時開催のウォーキング大会も開催決定が発表されているので「うぐい突き」も当然開催です!

朝、雨は降っていません。風もなし。
心配なのは山奥から流れてくる川の水です。水の流入が排出より多いと池の水が減りません。

まあ、なんとかなるだろうってことで7時から準備にかかりました。
必要な物は金曜日・土曜日のうちにトラック荷台に準備してあります。

7時30分に鳥大生のボランティアが19人も来てくれました。
送迎は浜村温泉の方々のお世話になりました。
8時から市道を歩行者専用道路に切り替えて、テント建て。12棟も建てます。
こんな多くのテント村は逢坂地区で見たこともありません。
すごいイベントに成長した実感。


テントが建ったら9時から業者がやって来て準備。
逢坂地区の農産物の店も準備できました。