逢坂地区の大堤!

四百数十年の伝統!うぐい突き保存会

大堤の秘宝伝説?亀井さんの宝探し

2013年10月06日 | 日記
その昔、亀井の殿様が大堤に隠したと言われる(噂があるような気がする)秘宝を探す「大堤の宝探し」がありました。

池の中心はまだ水が多くて子どもには入れないので、小学生以下対象の池の端っこでの宝探しです。
ペンキを塗った小石とは違う輝きがある(ような気がする)「亀」の文字が書かれた色付きの石を探します。

魚が獲れない小さい子は「どうせ無理だから・・・」って池に入らないのですが、いつかは伝統漁法を守ってもらうために、まずは池の中に入る体験です。
汚れたり濡れたりするのを嫌がらない体験から始めて、数年後には漁具「うぐい」を持って欲しいと願っています。


以前は池に入る子は魚好きな数人でしたが、宝探しが定着してきたのか最近はこの張り切りよう!

宝石を見つけたら一斉にダッシュ!!

逢坂小学校の児童は元気!!
数年前までは「汚れたらお母さんに怒られる。」「汚いからイヤ!」って言って見てるだけの児童がほとんどだったのに。
何年もコツコツと継続してきたイベントの成果を感じました。

宝石は数十個も用意したのにドロの中だと意外と見つからないもんですよ。
知らない人は「なんだいや~よう見つけんだかいや~」って簡単に言いますが、宝石の重さやドロの固さを考えて沈んでいる位置を予測しないと見つけられません。
目視の出来ないドロの中、手探りで拾っても洗ってみたらただの石。
石を掴んだら、ドロの中で手の感触で形を判断すると効率よく探せます。
でも、気持ちの悪いブヨブヨした変な物にさわってしまったり、ザリガニやカエルにびっくりしたり、見えない怖さがあります。
これもやってみて初めてわかる体験。
「ドロの中に物を落とすと見つけられない」という貴重な体験です。

見つけた宝石の色によって景品がもらえます。
でも、毎年、宝石はほったらかして景品だけ持って帰る子ばかり・・・

おかげで去年の宝石が見つかったり、思いもしない物がドロの中から出てくることもあります。
これ本物の宝石じゃないか?ってくらい透き通った石や本当にまん丸な珍しい石やあり得ない生活ゴミや・・・

いつか本当に財宝が見つかるかも?


子どもが夢中になりすぎて転んでしまったり、笑いの絶えないドロの中の宝探し。
本物の宝は地域の子ども達の笑顔です。
皆さんが宝を探しに大堤に来てください。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
亀と書かれた石 (民明書房刊)
2013-10-22 07:43:46
「亀」と書かれた石を探す・・・
かの有名なマンガ「ドラゴ○ボール」の作者がこの大堤秘宝伝説にヒントを得たという話は有名である(ような噂がある気がする)
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