逢坂地区の大堤!

四百数十年の伝統!うぐい突き保存会

うぐい突き保存会に東南アジア支部誕生

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き」が全て終わって夜の慰労会。

新入会員の紹介です。
東南アジア在住の方がお土産を持って入会しました!

なんと!ミャンマーの「うぐい」の置物です!

観光土産だそうです。ヒモはつるしてかざっておくためのもの。縁起物だとか。

「うぐい突き」は400数十年前、亀井の殿さまが朱印船貿易で東南アジアから逢坂地区に伝えたと言われています。
が、当然誰も見たことがなく、本当かよ?でも本当だろうなぁってくらいに思っていたのですが、いきなり信憑性MAXです。
土産品なので詳しくはわかりませんが、構造は全く同じ。
東南アジアでは「うぐい突き」が観光ショーになっていたりダンスになっていたり、観光化・土産化しているとの話。
現在は廃れているところの話しか聞けませんでしたが、探せば現在でもやっている所はありそうです。

と言うわけで「うぐい突き保存会・東南アジア支部」の誕生です!!
SNSを活用して世界規模での「うぐい突き」の研究ができるのでは?
数ヶ国語でホームページを作ろう等の活発な意見がでる慰労会でした。

漠然と東南アジアとの交流を考えていましたが、そんなこと夢物語だなと思っていました。
でも”うぐい突き国際サミット”や”うぐい突き世界大会”も現実味を帯びてきました。

「うぐい突き」が終わって

2014年10月05日 | 日記
ボランティアで準備から「うぐい突き」まで手伝ってくれた鳥大生さん。
昼ごはんを食べないで頑張ってくれていた方が多いことがわかりました。
屋台村の主食は全て売り切れ。急きょ、地元のオーガニックマーケットさんが帰って再仕込みしてくれました。

オーガニックのタイカレー、ありがとうがざいました。

15時から片づけ。
また地元の方・大学生さんに手伝ってもらい素早く終わらせることができました。
時間の許す大学生さんは浜村温泉に招待されて温まりに行きました。
浜村温泉さんも大学生さんも地元の有志さんも、皆さんありがとうございました。

天気も心配した雨はふらず、ケガ人もなく、2014年の「うぐい突き」は皆さんに支えられて無事終了しました。


魚以外にも

2014年10月05日 | 日記
鯉ばかりでなく、

スッポンがいました。よく素手でつかまえたなァ。

デカイです。子供がかまっています。

何を獲っているのかな?

エビも例年よりも少ないですが、それでもバケツ一杯くらい簡単に獲れます。

エビを獲ったら今年の「うぐい突き」も終了です。

「うぐい突き」を続けていると

2014年10月05日 | 日記
思った以上に当たりの無い今年の「うぐい突き」ですが、根気よく続けていると・・・
名人だけが捕まえる訳でなく、

親子で捕まえた人や、

女子大生さんや、

若い人でもしっかり獲っていました。
報道陣に写真を撮ってもらっています。

今年は新聞社が多く取材に来てくれました。

今年はなかなか魚が獲れない

2014年10月05日 | 日記
どうやら魚が思ったほど獲れません。

水がなかなか抜けてくれないのも原因の一つですが、数が少ないようです。

楽しく突いていた人も・・・

頑張って突いていた人も・・・

だんだん休む時間が増えてきて・・・

「去年以上の大物を獲る!」と豪語していたY君。明らかに不機嫌。

自然相手なので計画した数の魚がいるとは限りません。
放流した鯉も数がいないようです。
子魚がいないから、どうやら今年も鵜や青サギに食われたようです。

少なくても魚はいるのですが、当然逃げます。
魚とりはそんなに甘くありません。

西いなばご当地味屋台

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き」前の腹ごしらえ、「うぐい突き」後は祝宴気分で楽しもう、と会場に話題の味が大集合しました。

しょうからうどん・ほたて飯・生姜料理・鹿野地鶏ピヨ焼き鳥・シシ肉唐揚げ・サザエの壷焼き・ホンモロコの佃煮・カンボジア風サンドイッチ・山菜おこわ・手作り酵素ドリンク・ジンジャービール・ビワロール・気高の名産品・新米きぬむすび・逢坂の農産物・ジュース・タイカレー
の17店舗。

行列ができるほどお客さんが集まってくれました。
「うぐい突き」見物しながら思い思いの時間を過ごしてもらいます。

思っていた以上のお客さんで売り切れ店続出でした。
どの店からもうれしい悲鳴が聞こえていました。


正直なところ、逢坂地区にこんなに人が集まると思っていませんでした。
駐車場もギリギリセーフのパンク寸前。

目的や方向性・規模など宿題がたくさん残りましたが、屋台村は大成功でした。

町内の人にとっては当たり前の品でも、外の人にはめずらしいんだなぁって改めて思いました。
地元の良さ・価値に目からウロコと言うのか、再発見ができました。


食品だけでなく、浜村温泉の足湯も人気でした。

無理して電源を設置してよかった。
アイスやかき氷やビールサーバー等、音響にも電気は活躍しました。

フットパスウォークのゴールは大堤池

2014年10月05日 | 日記
鹿野から山方面を歩くコースと青谷から海方面を歩くコース、ゴールは真ん中の大堤池です。
どちらも「世界ジオパーク」に追加認定されたエリアを歩きます。
大人気で予約申し込みは定員オーバー。
天候が心配なのでしょうか?当日キャンセルも少しあったようですが計画通り開催されました。

大きなトラブルもなく皆さんが無事ゴールしてスタッフも一安心。

ゴールした人は屋台村で地元の味を楽しんでいました。
元気な人は、さらに「うぐい突き」を体験した人もいました。

「うぐい突き親子教室」おまけ

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き親子教室」でうぐいが大きすぎて持てない、タモでも魚が獲れない小さい子のために、宝探しをしました。
亀井のお殿様が大堤に隠したかもしれないと言われているような気がする伝説の秘宝探し。

幼児が泥の中から”ペンキを塗った石に見える宝石”を探します。
「亀」と書いてある石探し・・・以前、亀仙流の道着を着た子供達が大堤池を修業の場に使っていたとか、いないとか・・・

宝石を見つけた子に「大堤のカッパとエビにちなんだお菓子」をあげました。
大堤カッパ伝説と名物のエビからヒントを得て有名なお菓子が生まれたとか、関係ないとか・・・

・・・因みに、お菓子はもらっても、誰も宝石を持って帰りませんでした・・・

「うぐい突き親子教室」いよいよ大堤池に

2014年10月05日 | 日記
ミニ大堤池では、「うぐい」が大きすぎて持てない低学年の児童を対象にタモでの魚とりをしました。
その後、柵を取って「うぐい突き親子教室」はいよいよ本番の大堤池からです。

「うぐい」を持って親子や友達と池の中に出発です! さあ、獲れるかな?

後継者候補のY君も深い方に向かいます。 

池では、もう大人が「うぐい突き」を始めています。
大人も子供も一緒になって400年前からの伝統を感じながら楽しみました。

ここからが本当の、逢坂の大堤池のふれあいのはじまりです。


「うぐい突き」親子教室は多くの児童に伝統を体験してもらい大成功でした。
昨年よりさらに多くの児童が集まりました。
春から計画を立てて夏の「うぐい作り教室」の開催は特に大変でしたが、やってよかった。

今日の思い出を大切に、大堤池の歴史や役割等にもっと興味を持って、伝統を守って行く人に育ってほしいものです。


「うぐい突き」親子教室で魚が獲れた!

2014年10月05日 | 日記
ミニ大堤池は子供達の歓声に包まれました。

「マイうぐい」作りはハードルが高かった児童も、「レンタルうぐい」で手軽に体験できるだけあって大人気です。

すぐに魚が捕まえられました。

「マイうぐい」を作って挑戦したY君。
こんなの簡単すぎる!って言ってミニ大堤池の柵をとるように要求。

この後、Y君は自然相手の「うぐい突き」の恐ろしさを味わうことをまだ知りません・・・


「うぐい突き」親子教室の開催

2014年10月05日 | 日記
「うぐい突き」親子教室として子供に伝統体験してもらいます。
制作教室で「マイうぐい」を作った児童はもちろん、今日初めて来た児童もレンタルうぐいで体験してもらいました。

入っていいよって言ってもなかなか泥水の中に入れない・・・
汚い?冷たい?泥が気持ち悪い?って不安がいっぱいなのでしょう。

でも、何人か先陣を切って入り始めると・・・

すぐに皆が入りだしてミニ大堤池は満員になりました。

早速、さっきの模範演技を思い出し、地域の先生に習いながら「うぐい突き」を体験です。

池の中で「うぐい突き」の実演指導

2014年10月05日 | 日記
実際に池の中で「うぐい突き」をやってみましょう。
「うぐい突き親子教室」の発表会でもあるので、子供さんに集まってもらいました。

汚れることも覚悟の上の大学生が手伝ってくれて、ミニ大堤池を作りました。

用意していた魚を生かします。先ほどの地域の先生が再び登場。

もう一度、実演。
実際に見ると迫力があります。ザブン、ザブンと水を突く音に水しぶき。
特に生きた大きな魚を獲るのは、実際に見てやってみないと感覚がわからないものです。

「うぐい」を垂直に突くのがコツです。
斜めに突くと魚に逃げられます。
でも、当たり前ですが、垂直を意識しすぎると自分の足を突いてしまいます。
魚も自分の足から遠い方に逃げるに決まっているので、前のめりになって、なるべく遠く垂直に突きます。

が、こんな姿勢を続けたら疲れます。(当然)
大きい「うぐい」の方が魚が獲れるに決まっていますが、重くて疲れます。
泥に刺さった「うぐい」は抜くときに重くなります。

そこで、「うぐい」を作る時に水切れ泥切れの良い竹の形や編み方の工夫が必要。
サイズも自分専用に作らないと。
子供によくあるのは、「うぐい」が大きすぎて、腕が底まで届かないので魚が手づかみできない。
大人によくあるのは、「うぐい」が小さすぎて、肩が入らないので片手になり大物が捕まえられない。

やはり、自分専用「マイうぐい」を作らないといけません。