逢坂地区の大堤!

四百数十年の伝統!うぐい突き保存会

浅井集落のお土産

2016年01月09日 | 日記
視察を全て終えて帰ります。
花回廊のイルミネーションが見たかったけど、見てたら帰宅が8時くらいになるので残念だけど帰ります。

浅井集落さんからもらったお土産の「吊るし柿」
浅井は米と柿の栽培が盛んだそうで、たくさんもらいました。

帰りのバスでみんなで食べました。

今回の視察の成果は、浅井集落の皆さんと新しい絆が生まれたこと。とても親切にしていただきました。
日本にはもう無いと思っていた他地区の「うぐい」も勉強できて実に有意義でした。
今後、他地区のやり方を取り入れるのか、あくまでも逢坂流でいくのか皆で考えます。

鯉料理や公園の花や飾りにも地域振興のヒントがありました。

やはり視野を広げるための視察は大切です。


誰でも自由に参加できる魚伏籠漁は、やはり”日本で唯一、大堤池のみ”という視察結果でした。
これからも、きっと「うちにもあるで。」って村が見つかったり、伝統が復活する村があると思います。
他地区を知ることで「大堤池のうぐい突き」の歴史や保存の必要性について深く考える機会になりました。

公園の飾り

2016年01月09日 | 日記
大堤池の公園に花はもちろんだけど、飾りが置けないか?

あーでもない、こーでもないと言いながら園内をウロウロ歩いて探します。

面白いものを発見!
これなら簡単に作れるし、腐らないし、長く置けるのでは?

色々な意見が出ました。
視察に来て良かった。

とっとり花回廊

2016年01月09日 | 日記
帰り道に「とっとり花回廊」に寄りました。

1月とは思えないほど良い天気でよかった。
後ろの大山は写真に写ってないけど綺麗に見えました。上の方は待望の雪で白くなっていました。

暖かいとは言え、広くて歩くのも大変なのでフラワートレインでで園内一周。
トレインを1輌貸し切りです。

大堤池の公園に、冬でも咲く花が植えられないか勉強しました。

金持神社

2016年01月09日 | 日記
帰り道に「金持神社」へ寄りました。

日本で一番縁起の良い名前の神社です。

しっかりと、しーっかりとお参りしました。

絵馬を奉納しました。

なんかお金持ちになれるような気がしてきました。

祐生 出会いの館

2016年01月09日 | 日記
浅井集落の方とお別れしました。

緑水園の隣の「祐生 出会いの館」を見学。

期間限定で無料の入館ができました。
南部町出身の孔版画家・板 祐生(いた ゆうせい)の作品と彼のコレクションを集めた記念館。

企画展「祐生に届いた 版画作家からの年賀状」
企画展「祝 お帰りなさい 法勝寺電車展」も見学しました。

南部町の鯉料理

2016年01月09日 | 日記
お昼になりました。
浅井集落の方と南部町の「緑水園」に鯉料理を食べに行きました。

なんと「うぐい突き保存会」のための特別料理です。

鯉こく

鯉の刺身

大堤池の名物にするための試食でしたが、どうもレベルが高くて、簡単にできる料理ではないし出せる味ではない。

昼ごはんを手配していただき、視察も快く受けていただいた浅井集落の皆さんありがとうございました。

「うぐい突き」で繋がった縁がお互いの地域振興に役立てば良いな、と願っています。


浅井の「うぐい」

2016年01月09日 | 日記
「うぐい」をじっくりと見せてもらいました。

手前は「どぶじり」という池の水門出口にはめて魚を逃がさないようにする道具。
「どぶじり」は1軒しかできないため、毎年入札制で権利がもらえるそうです。「うぐい突き」を逃れた鯉が流れて来てとり放題だそうです。

「うぐい」を作る竹が、上は1つで下が3本に割られています。

「竹を3つに割って一人前」だそうです。この作りは島根県の「ウグイツキ」と同じ。

一番の違いは「片手で持つ」こと。
なので当然、手で持つヒモも左右についていません。

「片手で重たくないですか?」の質問に「両手で持つなんて考えた事もない。」との回答。

どうやら、ここは島根県と大堤池との中間の特徴をもっているようです。

浅井集落の青木池

2016年01月09日 | 日記
公民館のすぐそばにある青木池。

集落には4つのため池があり、「うぐい突き」をするのはこの池だけだそうです。
この夏はヒシの大量発生に悩まされたそうです。

他の集落にも池はあるけど、魚とりはしても昔から「うぐい突き」をするのは この池のみだったそうです。

この地を治める偉い人がここ以外許さなかったのでしょうか?

この集落には忍者の苗字を受け継ぐ家が多いとか。
また、この集落からは大山が富士山のように見える絶景地。まさに伯耆富士。すぐ近くには赤猪岩神社(あかいいわ)。
赤猪岩神社は、大国主(おおくにぬし)が「因幡の白兎」の話の後、赤く焼けた岩を猪と騙されて受け止め、命を落とし生き返った地。
赤く焼いた岩は、大国主の兄が浅井集落のすぐ奥の山から落としたそうです。

なんか、ただならぬ歴史がありそうな集落です。

「うぐい突き」を伝えたと言われる亀井公。亀井公が再興したと言われる白兎神社。(白兎神社は「気多の岬の白兎」の伝説が有名)
農耕の神と言われる大国主といい、なんか亀井公と繋がるのでは??


浅井集落の「うぐい突き」

2016年01月09日 | 日記
区長さんや役員さんから次々と面白い話を聞きます。

鯉の放流や育て方、池の管理、野鳥の被害まで・・・100kmほど離れたこの地、全く大堤池と接点がないはずなのに共通する部分が多すぎる。
かつて日本中にあったと言われる「うぐい突き」。
少なくても、大堤池とここの池との共通点が偶然とは思えません。

浅井集落の長老さん。
昔は神社の秋祭りと合わせて「うぐい突き」があったこと、その日は学校が休みになるほど地域の重要行事だったこと、など歴史を聞かせてもらいました。

浅井公民館にて

2016年01月09日 | 日記
浅井公民館にて情報交換。

まず、外に出してあった「うぐい」に目が行ってしまいます。
作りも大きさもソックリだけど、どうやら少し違いがあるようです。

何はともあれお互いに挨拶。
浅井集落さんは区長さんの対応です。「うぐい突き」は区長の権利で行われるそうです。

お互いの記録をDVDの映像で確認。
その後、いろいろな話を聞きました。

そもそも、漁具の呼び名は「うぐい」、漁法は「うぐい突き」で全く同じ。
(島根県では漁具「ウグイツキ」で、漁法も「ウグイツキ」でした)

「うぐい」の大きさは、大人用で高さ直径とも70cm~100cmくらい。
使い方は、何と!片手で!!(島根県も片手。ただし、サイズは半分くらいのミニサイズ。)
島根県みたいに小さいならわかるけど、このサイズを片手で扱うって大変なのでは?

目的は「池の清掃・娯楽・食べる」と同じ。時期も同じ。
歴史は不明としながらも、べトナムから伝わったと言われているそうです。

村内の水田関係者のみが許される行事で、部外者お断り。
毎年10人前後で行われているそうです。
なので近隣の集落の人でさえ行事の存在を知らない人もいるらしい。どうりで今まで世に出て来なかったわけだ。



南部町浅井集落のムクノキ

2016年01月09日 | 日記

「うぐい突き」が日本で唯一残っていると言われる大堤池。情報源はいろいろな博物館さんから。

ところが「なんぶSANチャンネル」からの情報提供で、南部町浅井集落にも「うぐい突き」が残っているとの話。
我が保存会はバスを用意して、早速、視察に行きました。

南部町浅井集落の公民館に到着。天気が良いので少し散歩。

鳥取県の銘木100選のムクノキ。すごい大木!

高さ25m、目通り7.5m(立っている人間の目の高さの位置の直径)

近寄ってみたら大きさがよくわかりました。

これだけで歴史ある集落なのがわかりました。

すごいゴミ!

2016年01月08日 | 日記
昨年は池のゴミ掃除を怠けたら・・・

水を貯め始めたら、すんごいゴミ!!
池中のゴミが下に流されて来てエライことに!!!

水が半分くらい溜まった時の話。

やっぱり掃除をさぼったらダメだったか・・・(反省)