親子教室も終わって、調理室も片付て、残り物で新年会です。(食べるだけなら人が増える・・・)
「今年はどんな一年になるかなぁ?」と話が弾みました。
令和2年度に計画した事業は全て終了しました。一安心。(これから事業の実績をまとめなければいけないので 事務担当は大変だけど)
親子教室も終わって、調理室も片付て、残り物で新年会です。(食べるだけなら人が増える・・・)
「今年はどんな一年になるかなぁ?」と話が弾みました。
令和2年度に計画した事業は全て終了しました。一安心。(これから事業の実績をまとめなければいけないので 事務担当は大変だけど)
食べる所までが伝統。鯉料理の親子教室の三時間目。
いよいよ試食です。
「鯉の刺身」 茹でたタマゴをまぶしたら完成。美味しくできました。
「鯉の唐揚げ」 皮を残すので刺身より簡単。アツアツをよばれましょう。(←御馳走になりましょう)
「鯉の甘露煮」 タマゴが思ったよりたくさん取れたので中に詰めて煮込みました。この料理が一番簡単。
「鯉の味噌汁」 アラを使って作りました。
毎年やっているおかげで、皆さんがレベルアップをし、今年の料理が一番おいしくできました。
「伯耆淡水魚」さんの指導が良かったからですね。ありがとうございました。
昨年 鳥取県の無形伝統文化財に指定された「うぐい突き」は民俗分野で県内初だと言います。この「食べる伝統」まで後世に伝えて行こうと思います。(今年はコロナ禍のため 寂しい教室になってしまいました。)
伝統文化を伝える取り組み。最終回です。
漁具「うぐい」を作って「うぐい突き」を体験。そして獲った鯉を食べる所までが伝統です。
私が子供の頃は 獲った魚は どの家も食べていましたが、ふと気が付けば今は誰も食べなくなっている。春の放流でお世話になっている「伯耆淡水魚」さんによれば、「川魚を食べる文化は かつて鳥取県のどこにでもあったけど、集落単位で捕まえて捌いて食べるのは 今やここだけだろう。(料亭や釣り人は除く)」と。泥臭いイメージと海の魚が安く手に入る時代になったが理由。これは 鳥取県最後の集落として「会下」が伝統を伝えるしかない!
命ある鯉を「うぐい突き」で捕まえるのが ただの遊びやゲームで終わって、無駄に死なせてしまってはいけない。命と自然の恵みに感謝して食べる所まで子供達に伝えたい。
そんな思いで今年も教室を開きました。鳥取県版のコロナ警報が出ているし集まりにくいご時世で、参加者は少ないけど 続ける事が大事。
昔は稲刈りが終わったら一休みの時代でも、今は一年中誰もが忙しい時代。稲刈りをする時期も変わって来たし、鯉の旬は冬。 でも誰も「自分が食べる鯉なら冬まで生かしといても良いけど、人が食べる分まで安全で衛生的に責任は持てなん。」と言う事で「伯耆淡水魚」さんから鯉を購入しました。
と言うわけで「伯耆淡水魚」さんが先生です。
頭を包丁で殴って気絶させる所から始めます。
首を落とすので当然 血が出るので、寒いけど一時間目は外からの授業です。
力が要るのでお父さんの出番です。
内臓を取る所まで。
皆が少しずつやってみます。
令和3年になったことだし、年末年始の雪も融けたので、大堤の水門を閉めて水を溜める事に。
水門の調子が悪いから、早めに水を溜めて様子を見たい。(ダメなら修理しなくては。)
ただハンドルを回すだけじゃ閉まらなくなっているので、いろいろ工夫して隙間を埋めました。
うまく詰めれていたら1週間程度で満水になるはず。