逢坂地区の大堤池で秋に行われる伝統行事「うぐい突き」のために「鯉の放流」をしました。
朝からうぐい突き保存会で準備です。
まず、芝桜の移植準備。続いて放流準備。
今年は鵜などの野鳥対策のために例年より大きい鯉を数十匹用意しました。
小学生をはじめ皆さんが集まったら「始まりの会」。
うぐい突き保存会の会長の挨拶で始まりました。
3・4年生が鯉の放流をします。
地域の宝物や地域の水についての学習の一環として恒例になっています。
大堤池の水を抜いて、県道の橋の下に降ります。
が、あまり広くない上にマスコミの方も多いし、写真を撮るのも大変。
(手前はテレビカメラを持った局の方です。)
毎年必ず池に落ちる児童がいるのですが、今年は事件は起こりませんでした。
今年は鯉を大きくしたため数が少なくて放流がすぐに終わってしまうので、景観美化活動として芝桜を植えてもらうことにしました。
3・4年生が放流している間、1・2年生と5・6年生は芝桜の移植です。
1・2年生は道路から手を伸ばして、5・6年生は池の堤防斜面に降りての作業です。
その後、放流が終わった3・4年生も合流して移植しました。
「終わりの会」で伝統漁具「うぐい」の説明。
「皆で伝統を守って行こう。秋にはうぐい突きに来てください。」と話がありました。
次に小学生の挨拶と校長先生の環境美化の話。
最後に、校長先生の話を受けて、実際に朝掃除で拾ったゴミを出して見せて、
「残念ながらゴミが多いので、皆で大堤池だけでなく逢坂地区を大切に綺麗にしよう。」
全部が終わったらマスコミのインタビュー取材。
カメラが向けられると恥ずかしくなってしまう逢坂の児童です。
実は、今回の移植には仕掛けをしました。
2色の花色を使って文字が浮かぶように植えてもらいました。
今年はもう花が終わりつつあるので文字はわかりません。
なので、文字がはっきり読めるようになるまで数年かかりますが大切に育てましょう。
ゴミや雑草を見つけたら拾ってください。
皆が逢坂地区を綺麗にしたならきっと文字は読めます!
小学生には「ふるさとを大切に」と言う気持ちを持って、鯉や芝桜同様にすくすく元気に育って逢坂地区の将来を担ってもらいたいと願っています。