須川高原温泉

２年前の岩手・宮城内陸地震で大打撃を受けた須川高原温泉。
翌年には建物を改築して営業再開。

フロントで入浴券を購入してお風呂へ。
新しくなった館内はとても明るくなって、
以前の鄙びた宿ではなくなっていた。

新しいお風呂は玄関から程近い場所にできていた。
お風呂に行く手前右側には休憩用の大広間があった。


お昼時だから空いてると思ったら大間違い。
入り口のたくさんのスリッパにビックリ。



広い脱衣室はゴザのような床が気持ちよい。
２段になった棚にはたくさんのカゴが並ぶが人もいっぱい。
こりゃ大変だ、覚悟して入る。


新しくなった浴室は右側に長方形の浴槽、
左側には使いやすいカラン・シャワーのある洗い場が１０箇所くらい。
洗い場と浴槽がもう少し離れていたらいいと思う。
床は滑りやすいので注意。
秘湯の宿にサウナまでできていた。

内湯は２０人以上入れる広さで深い。
枠は木でできているが底はザラザラしたコンクリートのようだ。
お湯は４４度くらいありそうな気がする。


リニューアルしたお風呂には小さめだが露天風呂がある。
内湯からドア１枚で露天風呂だ。
１０人くらい入れそうな四角い露天。
入浴客が絶えずいて全体画像なし。




お湯は熱くてジワーと体に沁みてくるような気がする。
きれいな青みがかった乳白のお湯は弱い硫黄の香りがする。
細かく白い湯の花が乱舞。
若干のトロミのある良いお湯だ。
もちろん源泉掛け流し。

新しいお風呂を見たくてこちらに入ったが、
外にある露天風呂の方が開放感抜群で好きだ。



酸性-含硫黄・鉄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉（硫化水素型）
５０・５℃　　pH２・２