黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

初戦の対戦相手は、名門・同志社高校。さすがに強豪でした。

2023-10-02 11:40:02 | Weblog

 

日曜日の中3入試特訓クラスを担当しました。
秋からスタートしたクラスで、私はデビュー戦の初登板。
毎年のことで、すっかり慣れたもので…じゃないです。
初めて会う生徒がいます。
遠くの教室からわざわざ参加している生徒たちも多数。
まだ生徒たちは緊張しています。
担当する私も、緊張します。

同志社高校の入試問題に取り組みました。
普段は基礎基本から、じっくりとていねいに進めていきますが、この特訓クラスの場合には授業の組み立てを大幅に変えています。いきなり練習試合。
同志社高校、さすがに名門校で難問。
でも、その難しさが意地悪じゃない。
直球で、スピードが速い。ひねくれた変化球じゃない。
問題を作った先生は、中学校の教科書をちゃんと読んでいます。
問題数が多い。なんと1教科で66問も。日本で一番多いと思います。
記号よりも、語句を書く問題が多いから、まぐれ当たり無し。
ちゃんと基礎基本の問題もありますよ。
同志社高校の問題は難しいが、役に立つ難しさ、学力が伸びる難しさだと私は思います。
そう思って毎年、同志社の入試問題にチャレンジしています。
予習はバッチリ。
もしもこの部分を質問されたら…などと、資料を見る。
「正しいものを選んで~」という問題では、正解じゃない選択肢のどこが誤りかを説明できるようにしておかねば。
「ウは、なぜ誤りなんですか?」
と、鋭く質問しそうな生徒がいるのです。質問歓迎、大歓迎で準備をします。
答を言うだけじゃなくて、関連事項の復習、確認をていねいに。ここが大事で、それをちゃんとしないと「難しいクイズ大会」になってしまいます。
生徒たちにとっては、こんな入試問題へのチャレンジは良い経験、ワクワク&ハラハラの挑戦になったと思います。
こうして、同志社高校との試合でピリリッと秋が開幕しました。

ペアは加野先生。
河合塾マナビスのマナベアのオシャレなハッピ姿で登場す。
加野先生は理科の物理分野で、光の性質や進み方、色などを。
鋭くて深い加野先生の理科。
こうして秋が進みます。

爽やかな秋の空。
「この暑さには、まいりますなぁ」
「まだまだ残暑ですよねー」
というのが終わって、秋の空に秋の風。
コイヌ(台風14号のニックネームです)は、フィリピンのあたりを北西に進んでいるそうです。
コイヌちゃん、そっちでいいのかなあ。普通なら偏西風の影響で、東の方向へと…。
まあ、わざわざ日本列島の方へ呼ぶほどのこともないですか。

 


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