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箱書きより、昭和24年のウラノス号3号機の価格は、24,800円ということが判ります。
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昭和31年のアストロ光学のカタログには、T-8型機の価格は18,000円と記載されています。
上級国家公務員の初任給は、昭和24年が4,223円で昭和31年が8,700円、そして平成31年が181,200円とのことですので、これらを用いてそれぞれの現在の価値を求めると、ウラノス号は約1,065,000円、そしてアストロ光学T-8型機は約375,000円となります。
ウラノス号は口径58mmそしてT-8型機は口径50mmの小型機ですので、いかに昔の望遠鏡は高価だったのかということが理解できます。
望遠鏡の手に入り易い時代に生まれて、本当に良かったと思います。もちろん対象は、最新型ではなく古スコですけれど。