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Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

アウトビアンキ 軽量化計画(ガラスの取り外し)

2011-12-24 08:18:34 | アウトビアンキ A112(レストア)


12月23日のカロッツェリア マチオヤジマの我がアウトビアンキのレストア状況です。
軽量化作業で、まずはドアまわりのガラスを外す作業を行ないました。



ガラス、窓枠等を取り外すのも、大変慎重な作業で3時間かかりました。
ガラスを割らないように、傷付けないように外します。



紺のアウトビアンキのSさんがガラスを持つと「意外とずっしりと重いですねぇ」とのコメント。
こうしたガラスが4枚とリアの大きなガラスをアクリルで軽量化する計画です。

この後の作業工程で、ガラスとアクリルの重量比較を掲載しますね。



この作業の工程で、問題発見です。
左側(運転席側)のドアの窓枠を外して、まさかの錆を発見!
いやぁ~この軽量化作業をしなかったらわからなかったかもしれません。



写真のように、窓枠の中が錆でボロボロだったのです。
ん・・・気がつかないですよね。



こちら側もこんな具合で錆びています。
特に水が溜まる場所でもないのですが、アウトビアンキは錆びやすいですね。

「アウトビアンキが!」と言うより、この当時のフィアット車両は錆やすいと言った方が正しいです。
当時のフィアット車というとX-19もそうなんですが、Xプロジェクト・コードネーム当時(アウトビアンキA112もXプロジェクト)の鉄板供給が旧ソ連からだったようですので、ボディーの鉄板の材質に問題があったのかもしれません。
日本の鉄鋼メーカーならこんな問題はないです。

日本の自動車メーカーと鉄鋼メーカーとは各社とも錆びずに軽量化・剛性については、極秘なんだそうですが、その技術力は世界1位だそうです。

あと考えられるのは、塗装の下地処理なんでしょうね。




ドアの鍵パーツと取り外し作業をする矢島氏。
難しい部分の錆処理は、明日以降の作業になりますが、それ以外の錆処理を本日は行ないます。



細かい錆の処理は、済ませて下地処理をする矢島氏。
あちらこちら錆との戦いです。

カロッツェリア マチオヤジマは、アバルト車のレストア、整備の専門店です。
レストア作業を通じて、実感しているのですが、レストア専門店の看板を掲げるガレージにも2種類あって、板金専門系と機械専門系です。
一般的に板金専門系は、エンジン・ミュション関係など機械に関わる整備は外注に出しますし、機械専門系はボディーワークは外注に出すのが一般です。
レストアを考えているオーナーもその見極めをしないと、例えば「ボディーワークは良かったのにエンジンの調子に問題が・・・」となるのです。

カロッツェリア マチオヤジマは、その板金系も機械系も一貫して行ないますので、安心です。
一貫しておこなうレストア専門店が少ないですよね。
しかも、アバルト車にこだわりを持っているのが良いですよね。



特注のヘッドを装着したアウトビアンキのエンジン。
ボディー塗装後の装着を待ちます。

レストアをすることで、自分だけの作品に人一倍愛着が湧きます。
自動車がなんとなく電化製品化してしまっている今日です。
レストアは、ワンボックスカーとエコだけがキーワードの自動車業界に逆行する文化かもしれませんが、ブームに乗せられて買い換えるよりも、レストアして物を大切にする文化の方がエコな生活だと私は思います。

レストア文化は、物を大切にする文化です。
ヨーロッパでは、何代も使い続ける家具が食器を誇りに思う伝統があります。
日本も着物を仕立て直したり、桐の箪笥を3代に渡って、家具職人に鉋をかけてもらって継承する伝統文化や受け継がれる漆器や陶器などが次第にお宝になっていったのでしょうが、大量消費が経済効果を生むような風潮が定着しています。

私は、30年以上使い続けている革のカバンがあります。
何度も修理して、買った方が安いのかもしれませんが、使うことで革の風合いの良さは、買えるものではありません。
アウトドア用品も高校1年から使い続けているものもあります。
結局、良い物は修理して使い続けてることで愛着が湧くのですね。

欧米では、自動車をガレージでコツコツとレストアするのも男の趣味として定着しています。
若いときに憧れていた自動車やバイクも、結婚して子どもが産まれて手放してしまった方が多いと思います。
いつのまにか、そんなこととも無縁になってしまって無趣味ですなんて退屈な人生を送っていませんか?

そろそろワンボックスカーから本来乗りたかった自動車にしませんか?


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カロッツェリア マチオヤジマ

2011-12-23 22:19:21 | アウトビアンキ A112


12月23日(祝・金)、本日の カロッツェリア マチオヤジマも、週末クラブ員が集う。
クリスマス寒波の中、ホットな仲間が集まると面白いですね。
ガレージの外には、4台のアウトビアンキと1台のパンダ。
ガレージの中は、整備中のTさんのアウトビアンキにレストア中の我がアウトビアンキと2台のフィアット600で本日もイタリア度が高いです。



紺のアウトビアンキのSさんも、皆勤賞の週末クラブ員仲間です。
このアウトビアンキで正月休みに往復1200kmの四国の旅に出るそうです。



ガレージ内は、整備中のTさんの赤のアウトビアンキ。



キャブレターの調整中でしょうか?



タイヤも外して、リフトアップの状態です。
赤の塗装がきれいですねぇ~。

アウトビアンキはオーナーの個性が1台1台反映されますので、面白いですねぇ。

しかし、クリスマス寒波は芯から冷えますねぇ・・・。
本日も矢島師匠を中心に、M隊員、紺のアウトビアンキのSさん、フィアット500のSさんと私がストーブを囲んで、談話タイムです。

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ベスパ 整備完了(第一段階)

2011-12-23 11:47:47 | 台湾ベスパ(レストア)


12月22日(木)ベスパのキャブ再調整も完了して、納車になった。
ボディーの状態は良好だが、まだまだ手を入れなくてはならない箇所があります。
ホイールの錆も気になる箇所です。



エンジンのサイドカバーも交換しましたが、まだ未塗装です。
パーツを取り寄せてわかったのですが、本国イタリア物と若干金型の違いがわかりました。
今回のサイドカバーは鍵付きを選びました。
年明けの塗料屋さんに塗料を調合してもらって、塗装作業です。



リアキャリアも外して、すっきりの状態です。
台湾物のキャリアは出来が悪い。
キャリア等のドレスアップはどうするか考えるのも、これまた楽しい。



このフロントの曲線の美しさも捨てがたい。
キャリアがあるのも良いですが、錆びないように磨くのも大変ですね。



さて!問題だったキャブのセッテイング。
改良箇所は以下のとおりです。

①、ワイヤー類の長さを変更して、キャブが正しく垂直にセットアップされました。
②、先般までチョークワイヤーが長かった物を変更。(但し、エンジン始動時後に手を突っ込んでチョークを戻す作業が必要です)
③、吸気を濃い目にするためにニードル変更。

このキャブのセッテイングで、1発でエンジンは掛かります。
もちろん、走行も問題なし。

ん・・・あえて言うならばギアー比かな?
しばらく、エンジンの慣らし運転も必要ですし、様子をみてみましょう。




台湾ベスパのメーターまわりです。
ここが本国イタリア物とは違いますし、ライトリムもライトもひと回り大きい。

ピアジオのエンブレムもこのベスパは違います。
台湾物でも六角形のピアジオエンブレムの物もあります。



前のピアジオエンブレムもこれです。
珍しいですよね。
台湾でもこのエンブレムは少なかったです。



このホー・ライトスイッチを台湾で探したのですが無かったパーツです。
台湾のオールドベスパのスイッチ類は、本国イタリア物に似ているメッキパーツだったのですが、90倶楽部でも「日本の輸出モデルは見たこと無い」と言われました。
故障箇所は内部のホーンスイッチのスプリングの接触部分の腐食が原因なんですが、情報通のM隊員に相談してみますか!
困った時はM隊員の知恵で困難な問題も解決するでしょう!



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パンダ 甲府の出張(富士吉田のうどん)

2011-12-21 23:25:51 | フィアット パンダ


12月21日(水)、本日は甲府の出張です。
午前9時半に横浜・関内でスタッフと待ち合わせです。



本日のパンダも絶好調。
本日のコースは、東名・横浜町田IC~御殿場~富士吉田~甲府です。




順調な走行で、富士吉田には午後11時半に到着。
クライアントとの打合せは午後2時からですので、「食事でもしよう!」と言うことになり、地元のうどん屋へ向かう。



ここは富士吉田でも人気のうどん屋「たけ川」です。
到着すると店内は順番待ちです。



「注文は何にします?」と席に案内される前に聞かれる。
「あの・・・肉もりうどんの大盛り」と言うと5分ぐらいで席に案内される。



席に座るなり、「肉もりうどん、大盛り・・600円」とうどんが運ばれてくる。
コシのある硬めのうどんは美味い。
黙々と食べると次のお客様が席が空くのを待っている状態です。



食べ終わるとゆっくりする間も無く、パンダに戻ってお茶の缶で一休み。
同行のスタッフが「はじめて食べましたが美味かったです」とコメント。

「さて!お得意様に向かうか!」とパンダを走らせる。
河口湖大橋から甲府方面に進んで、国道20号に入る。

午後2時から来年度の事業計画の打合せを済ませて、急ぎ横浜に向かう。



午後4時頃の富士吉田から見た富士山です。
笠雲がかかっています。
いつ見ても富士山は雄大ですね。

午後6時から横浜で打合せがありましたので、急いで帰ります。
時間に余裕があれば温泉でも入りたいところですが残念です。
おつかれさまでした。




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フィアット・アバルト1000TCコルサの旅立ち

2011-12-20 11:04:36 | フィアット600


台湾出張の頃、カロッツェリア マチオヤジマでは、フィアット TC 1000コルサの旅立ちがあったとM隊員から電話がありました。
ガレージの主的存在感のあったコルサが嫁入りしたのは、喜ぶべきことなのでしょうが、寂しいような気持ちがします。

このコルサの助手席に乗ることができたのは思い出になりますねぇ・・・。
11月23日のCoppa di Tokyo 2011アクシデントのストーリーを持つ車両です。
ヒストリーのある車両というのは、面白いですよね。

嫁入り先は大分県とのことです。
カロッツェリア マチオヤジマの代表作の1台ですね。
最高の状態に仕上げられたフィアットTC1000コルサ
いつか何処かで再会できる日を楽しみにしています。




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モペット 台湾ベスパ事情(免税店の珍車発見) 

2011-12-19 19:47:48 | モペット


3日間の出張日程も無事終り、空港の免税店に行くと「ありゃ!!」珍車発見。
台北では特に珍しい車両がなかったのですが、空港の免税店にディスプレーしてあるとは想像もしていませんでした。

まずは珍車の写真を観察してください。
このモペット、遠くから発見した時は「プフかな?」と思ったのですが!
近くで観察して、「ありゃ?」と驚きです。



エンジンの刻印を見てください。
「HARLEY-DAVIDSON」です。
一瞬、ナンチャッテかな・・と写真撮影したのですが、こんなモペットあるんですねぇ~




タンクにもシールが張ってありますが・・。
はじめて見ました。
アメリカの古いモペットなんでしょうねぇ・・。




背後から見るとこんな感じです。
年代的には50~60年代の製造なんでしょうが、きれいにレストアされています。
店員さんに尋ねたのですが、「わかりません」との回答。
この免税店は化粧品のお店ですので当然の回答ですよね。

待てよ・・ってことは、探せば珍車も台湾にはあるのかもしれません。



しかし、ナンバープレートは台湾の物ではありませんので、海外から持ってきてディスプレーされているのかもしれません。
M隊員からも「台湾のベスパや旧車・珍車の事情を取材してきてね」と言われていましたので、これでノルマ達成です。

以前、インドネシアに行ったときは、珍車も貴重なベスパもたくさん走っていたのですが、台湾の事情は違うようです。
スワンネックなんてたくさん走ってましたので、あれ欲しいなぁ~と思ったのですが、最近インドネシアも行ってないのでどうなんでしょうね。
とくにレストアして乗っているって感じでもなくて、古い車体をもったいないから乗っているって感じです。

そういえば、キューバに行った友人が、アメリカの50年代~60年代のアメ車がたくさん走っていたのと同じかもしれません。

台湾で走っているのは、スクーターが多いのも謎でした。
スクーター99台に対してバイク1台の割合なんです。
そんな話を本日、横浜在住の台湾人の友人に話しましたら、少し謎が解けました。
台湾はかつては自転車が多く、それがスクーターに変わっていた経緯があったようです。
ベトナム戦争の頃はおそらく、スーパーカブも多かったのかもしれませんが、台湾ベスパの影響でスクーターが若者のおしゃれな乗り物だったのかもしれません。

今、台湾ではベスパの最新型の300ccが人気車種らしいです。
ファッション誌やおしゃれ番組でも取材される若者の憧れのようですが、一部には90倶楽部のように古いベスパをレストアするのがおしゃれな文化だと考える方々もいるようです。
そのレストアした古いベスパを乗るのは、日本の影響を受けているようです。

台湾ではベスパ乗りは、20代がトレンディー派が多いのだそうですが、日本では年齢層が高いですね。
先日、本牧ベスパでお客様の年齢層を質問したら平均47歳ぐらいかな・・と言ってました。
私も平均年齢を引き上げている年齢層の一人です。(苦笑)

乗り物文化からその国を検証するのも面白いですね。
今回の台湾出張も有意義でした。
次回は1月中旬に台湾出張予定です。



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ベスパ 台湾ベスパ事情(90倶楽部)

2011-12-19 08:53:52 | ベスパ


葉さんの紹介で、90倶楽部を訪問しました。
場所がわからないのでタクシーで住所を伝えると「ああ!知ってるよ」と運転手さんが言う。
約10分ぐらいで到着すると街のバイク屋さんって感じの店舗でした。

早速、覗いてみると古いベスパが多い。
店名の「90倶楽部」は、90ccのベスパが中心に集まったクラブだからのようです。

店内と言っても奥行きが5mぐらいの店舗ですが、台湾はこんな雰囲気のスクーター専門店が多い。
ご覧のようにバイクが1台もないのも特色です。




やはりこちらの販売主力はベスパGTS300、GTV300らしいですが、古いベスパのレストアもやるようです。



店先にはレストアを待つベスパが並びます。
左2台は台湾ベスパのPKです。
何かイタリア物とは違いますね。




その横には修理を待つ赤と白のベスパ90です。




この手のベスパも滞在中には見かけませんでした。
ヤマハ、ススキのスクーターが多かったですねぇ・・・。
なぜでしょうか、バイクをまったく見かけないのです。
台湾の方が日本に来たら道路の風景が違うと感じるでしょうね。



店内には整備された綺麗なベスパ125が置いてありました。
たぶん看板ベスパなんでしょうね。



整備ブースではレストア中のベスパがありました。



目的の我が台湾ベスパのホーンスイッチパーツを探してもらったのですがありません。
この若者は90倶楽部の常連さんのようです。
M隊員のようにWebを検索してくれて、パーツを探してくれたのですが、結局ありませんでした。
おそらく、当時の輸入総代理店のジャパン・ベスパの台湾ベスパは日本向けなんですね。
細部が現地のベスパと形状が違います。

スイッチはあるのですがイタリアベスパのスイッチ類と同じ形状です。

私のブログを検索してもらって眺めている2人です。
バカなことをするなぁ・・・って驚いている様子です。

台湾ではレストアする文化は、まだまだのようです。
この「90倶楽部」のようなガレージは珍しいようです。

帰る時に気がついたのですが、この店舗の裏路地には古いベスパがずらりと集まっていました。
メンバーのベスパなんでしょうね。
もっと周辺を探訪すればよかったのですが、時間がなくて残念です。



親切に応対してくれた90倶楽部の方々です。
左から2番目が店主の黄さん、左が奥さまです。
真中は店員さんなのか娘さんなんでしょうか・・。
右はM隊員のようにベスパに詳しい常連さんのです。

パーツが無かったのは残念ですが、楽しい探訪でした。

どうやら台南の方には、もっとオールドバーツがある店があるようですが、それは次回の出張の際に行くことにしましょう。

90倶楽部のみなさん、ありがとうございました。


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ベスパ 台湾ベスパ事情(台北ベスパ旗艦店)

2011-12-18 23:42:00 | ベスパ


12月16日(金)~18日(日)まで、台湾に出張でした。
仕事を済ませてから、台北駅近くのベスパ旗艦店に行ってきました。
Webで事前に住所は確認して、初めての訪問です。

目的はレストア中の我がベスパのホーンスイッチのパーツ探しです。

訪問するとおしゃれなブティック風の店舗です。
台湾のファッション誌にも取り上げられる店舗のようです。



並んでいるベスパは最新型です。
滞在中には、これらのベスパが走行しているのは見ませんでした。

ん・・・どうも古いベスパは無さそうだな・・・と外から眺めるけど、せっかく着たのだから覗いてみることにしました。

でも、台湾語はまったくわからないけど、なんとかなるだろう。



服務員さん(店員さん)に人気車種を訊くと、この最新車種だと説明してくれました。
ヘタな中国語とヘタな英語で話しかけると店員さんも、ドキドキしているのがわかる。
まぁ~私もドキドキですが、海外でコミュニケーションで困る時は最後の手段、筆談です。
良いことに、台湾は漢字で書けば何と通じるから楽です。



店内にはカフェラウンジもあって、おしゃれな雰囲気です。
お客様もファッション通のカップルが多いです。

変な日本人客がいろいろ質問するので、マネージャーの葉さんが奥から現れました。
白のトレーナーの方が葉さんです。
葉さんは日本語も上手です。



若手の店員さんも親切でした。
知ってる限りの日本語で接待してくれました。
「ヤマハ・・ホンダ・・スズキ・・ヨシムラ・・・」とにかく知ってる限りです。(笑)

相手の店員さんも知ってる限りの単語で会話する変な日本人と思ったかな~(笑)

この店舗の住所は台北市中華路一段41-1です。

残念ながらオールドパーツは無かったですが、オールドベスパの専門店の情報は聞けました。
その店舗名は「90倶楽部」と言うそうです。

帰ろうとすると「少し待って!」と声をかけてくれた。




「せっかく日本から訪問してくれたから記念に」とこの旗艦店のオープニングの記念ワッペンをプレゼントしてくれました。



こちらはたぶん2011年の台湾ベスパミーティングの記念ワッペンだと思います。

「ところでどうしてそんなに古いベスパが良いの?」と訊かれてしまいました。(笑)
たしかに古いベスパが走っているのを見なかったなぁ・・・。



「そんなに古いのが良いなら1台あるから見る?」と言われて見せてもらったのが、この台湾のPX200です。



台湾のPXはメーターが違います。
正確には各所の曲線が違うのですが・・。
喜んで撮影していると、お客様も不思議そうな顔をしている・・・。(笑)

「台湾は今、ベスパ300が人気だよ」と言われました。
「レストアしてる」と言うと「なぜ新しいの買わないの?」と質問されるから面白い。

台湾は断然スクーターが多い。
しかし、ビックスクーターは見なかったです。
バイクも見なかったなぁ・・・。
注意してバイク屋さんも数件覗いたけど、このサイズのスクーターばかりでした。
初日の訪問は、この店舗で終了です。

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ベスパ キャブ調整(テスト走行)

2011-12-13 21:57:46 | 台湾ベスパ(レストア)


12月13日(火)、組上げたベスパのテスト走行を行なった。
ボアアップに伴うビックキャブ装着によるテスト走行だ。
長い黒のコードは、キャブから繋がるチョークのコードです。



この台湾ベスパは、ボディーの状態は良いのだが、電気系統やエンジン周りがやはり経年劣化があったので、オーバーホールすべき時期だったと思います。
レストアするとイタリア本国のベスパとボディー形状の違いがわかります。



ボアアップに伴いビックキャブに。
装着すると問題が各所にありました。
アクセルのワイヤーの長さが足りないのです。
写真のように、キャブを斜めに設置してギリギリの状態ですが、ワイヤーのアウターから交換しないとダメのようです。
このアウター&ワイヤー交換するためには、ハンドルを外して面倒な作業が必要になってきます。

実際にテストランしてわかったのは、点火のタイミングに問題があること。
チョークワイヤーの長さが邪魔して、チョークが開いた状態が生じること。
キャブ自体も再度調整する必要がありそうです。



テスト走行していると突然、エンジンサイドカバーが外れて落下。
後方を走るトラックに轢かれて、サイドカバーはベコベコに変形。

落下の原因は、サイドカバー裏側の金具(右下)の補修を接着剤でしていたことのようです。
溶接で補強してあったならエンジンの震動でサイドカバーが破損することもなかったのでしょうが、チェックしないと思わぬ落とし穴です。



写真ではわかりませんが、トラックに轢かれて板金しても元には治りませんね。
残念ですが、鍵付きのサイドカバーをオーダーしました。



とりあえず、ストックのサイドカバーを装着しましたが、再塗装しないとなりませんね。
ん・・・以外に金食いベスパですねぇ・・。苦笑

台湾ベスパは本国ベスパと細部に違いがあります。
特に電気系統とスイッチ類も違います。
鳴らないホーンなど、修理すべき箇所は多いです。
よく観察するとホイールの錆も気になります。
ベスパも20年経過していると問題が発生しても当然ですが、ベストの状態で乗りたいですねぇ~。



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パンダ 日帰り温泉(南足柄市)

2011-12-11 21:39:00 | フィアット パンダ


12月11日(日)、今日は先週の出張の疲れもあったのか、朝から温泉でのんびりしたいと思い、Webで神奈川人気日帰り温泉ナンバー1を検索して一路東名に入る。
向かうは、大井松田IC。



冬の晴天の日は、富士山がよく見えます。
大井松田ICまであと2kmの風景です。




ICを降りて、一般道を南足柄市に向かって走行。
このまま真っ直ぐ行くと大雄山線の大雄山駅に向かいます。
このあたりは、25年近く来ていないです。
随分景色が変わった感じがします。



杉の大木が並ぶ参道を登ると大雄山最乗寺に到着。
駐車場にパンダを停めて25年ぶりの参拝です。



お寺とは不思議な物で25年の経過しているのに、あのころと変わらない。
変わったのは自分自身なんでしょうね。
25年前は20代半ばだったわけですから・・・。



奥の院まで行くのは大変ですので、世界一大きな下駄があるところまで行きますか!




まずはお線香を。
子どもの頃は、「頭が良くなるように!」と煙を被ったのですが・・。
当時のお線香の煙の量が少なかったのでしょうか・・・。



手を清める。
よく見ると小さい秋見つけた。



こんな場所に紅葉したモミジがあります。



階段を登っていくと結界門に差し掛かります。
この場所に、天狗とカラス天狗の像があります。



結界門の右が天狗、左がカラス天狗です。
この大雄山最乗寺は「天狗の寺」として有名です。



階段は更に続きます。



御真殿まできました。
ここで参拝です。
お札をお願いするとここで祈祷をします。

とりあえず、お賽銭と鰐口を鳴らして参拝です。



これが世界一大きな下駄です。
この場所には多くの鉄下駄が奉納されています。
どうやってここまで上げてきたのでしょうか?



参拝を済ませて、大雄山の中腹にある湯治場「おんりーゆー」へ着ました。
この森の中の温泉は、神奈川の日帰り温泉の人気ナンバー1です。



「おんりーゆー」って変なネーミングですよね。
たぶん社長が決めたのかな~「オヤジギャグ的」なネーミングがもったいない。
温泉の温度は39℃と41℃で長湯ができてよかったです。



入口では地元農家直売の野菜や果物が。
安かったので、たくさん買いました。



これわかりますか?
カラスウリです。

カラスウリを見るのも何年ぶりでしょうか・・・。



2時間入浴して、和食バイキングを食べて、休息所で昼寝(2時間)して、もう一度入浴してのんびりした一日でした。
入館料は1名1800円、食事も1800円です。
森の中の静かな温泉は満足度が高いです。
よい休息ができました。

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