大倉草紙

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【東京・港区】 赤坂氷川山車巡行

2010年09月19日 21時00分00秒 | 祭り・催し
赤坂氷川祭の山車巡行を見に行った。
昨日は、氷川神社を14時に出発し、六本木通りを溜池方面へ進み、外堀通りの手前を左に折れて赤坂見附の駅付近まで行って、終点は赤坂サカス、というコース。
今日は、赤坂サカスを14時に出発し、赤坂通りを乃木坂方面へ進み、外苑東通りに出て六本木方面へ。東京ミッドタウンの脇の坂を下り、氷川神社へ戻ってくる、というコース。


赤坂通り。
出発したばかりの山車の先頭が見えてくる。


沿道は、祭りにしては人がまばら。
でも、龍馬さんも見に来ている。






こちらの山車は、「翁二人立」(赤坂新二会)。


「翁」の能を演じる千歳とそれを指導している翁の二つの人形がのっている。




こちらの山車は、「猩々(しょうじょう)」(赤坂表一二町会)。


明治時代に活躍した九代目市川團十郎が「猩々」を舞っている姿。
幕は、勝海舟の文字を刺繡したものだというが、刺繡ではなく、本当に墨で書いているように見える。




先がギリシャ文字のプシー(Ψ)みたいになった長い竹竿を持った人たちが動き回っている。
電線を持ち上げて、山車が引っかからないようにしているのだ。


「氷川神社祭禮番付」
かつては、神社の宮神輿を13台の山車が警固しながら巡行していたそうだ。
しかし、戦災や震災で山車は姿を消してしまった。
赤坂氷川山車の修復維持を目的としたNPO法人「赤坂氷川山車保存会」が、平成19年に1台、20年にもう1台を修復し、現在2台の巡行が復活したということだ。

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