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【東京】 第14回秘蔵の名品 アートコレクション展 (ホテルオークラ東京アスコットホール)

2008年08月29日 17時35分58秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
8月23日(土)
当日の行程:(日比谷線・神谷町駅) → 【第14回秘蔵の名品 アートコレクション展-パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋-(ホテルオークラ東京アスコットホール)】【紙で語る Paper Materials(大倉集古館)】【近代工芸の華 明治の七宝-世界を魅了した技と美-(泉屋博古館分館)】 


   
          

ホテルオークラ東京アスコットホールで、「第14回秘蔵の名品 アートコレクション展-パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋-」を観る。

展覧会は、3部構成になっている。

(1)西洋絵画“パリのエスプリ”
モネ、ドービニー、ピサロなどの作品が並ぶ。
モネの『ヴェルノン教会の眺め』(1883)とセザンヌの『庭にある大きな花瓶』(1897-98頃)が良かった。

(2)日本画“京の雅・江戸の粋”
竹内栖鳳『虎』(1928)は、体を見れば虎そのものなのだけれど、顔がかわいい。
北沢映月『舞妓』(1960)は、斬新で、印象に残っている。
あとは、葛飾北斎『日月龍図』(1801-04)が良かったかな、ちょっと贔屓目に見ているけれど。

(3)版画
葛飾北斎と歌川広重の作品が展示されている。
北斎は、観ていて楽しい。
広重の『東海道五十三次』(1855)のなかでは、「庄野(白雨)」が良かった。
激しい雨音と、人々の足音が聞こえてくるようだ。


充実した展覧会だった。
また来年、観に行こう。

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