大倉草紙

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【兵庫】 ふるさとの神々 祝祭の空間と美の伝統 (兵庫県立歴史博物館)

2008年12月03日 07時43分22秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
11月23日(土)
当日の行程:(JR・姫路駅) → 【ふるさとの神々 祝祭の空間と美の伝統(兵庫県立歴史博物館)】【近代日本を彩る画家たち コレクションでたどる姫路市立美術館の25年Ⅰ(姫路市立美術館)】 → (JR・姫路駅~神戸駅…神戸市営地下鉄・ハーバーランド駅~御崎公園駅) → 【サッカーJリーグ ヴィッセル神戸 vs FC東京(ホームスタジアム神戸)】 → (神戸市営地下鉄・御崎公園駅~三宮・花時計前…阪急・三宮~御影) → 【茶の湯展 古儀茶道 藪内流(香雪美術館)】 




チラシの上のほうにあるのは、円山応挙「神馬図絵馬」。
初公開ということだ。
右下にあるのは、「黒漆金銅装神輿」(重要文化財)。
黒漆の重厚感と、細工のきらびやかさが印象深い。
足利尊氏が奉納したものと考えられているそうだ。



三ツ山祭礼図屏風

図屏風の下のほうに3つある山が「三ツ山」。
「三ツ山」は、播磨国総社で行われる特殊神事で、20年に一度行われるという。
「やま」に天神地祗の降臨を仰ぎ、国土平穏・五穀豊穣・万民安楽を祈るのだそうだ。
「やま」を一基だけ作る祭りは「一ツ山」といい、こちらのほうは60年に一度行われる。
60年に一度のほうが「やま」の数が少ないことを不思議に思ったが、数が多ければいいってものではないのだろう。



女神坐像

兵庫県最古の神像なのだそうだ。
日ごろ、仏像を目にすることはあっても、あまり神像を見る機会がなかったと気付く。


「北野天神縁起絵巻」が数点、展示されていた。
「北野天神縁起」の36話45場面を掛軸に描いた「天神曼荼羅」もある。
英賀神社蔵の明徳・応永本の展示されていた部分は、かなり残酷なシーンが描かれていた。



波々伯部神社のお山

篠山市の波々伯部(ほうかべ)神社は、8月に祇園祭が行われる。
この祭では、京都の祇園祭の曳山を模した「ダンジリ山」が曳かれるそうだ。
博物館の入口には、波々伯部神社のお山が展示されていた。

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