大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【京都】 八大神社

2009年04月22日 20時00分00秒 | 旅 - 京都府
12月26日(金)
当日の行程:(京阪・出町柳駅…叡山電鉄・出町柳駅~修学院駅) → 【修学院離宮】【曼殊院門跡】【八大神社】【詩仙堂丈山寺】


八大神社は、永仁2年(1294)の創建。
祭神は、素盞鳴命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、八王子命(五王子三王女)。


拝殿


宮本武蔵の像
宮本武蔵は、一乗寺下り松の決闘の前に八大神社を訪れている。
拝殿の前で祈ろうとしたが、思い直し、祈るのを止めて戦いに臨んだという。
その時のことを宮本武蔵は『独行道(どくぎょうどう)』に記している。
「我れ神仏を尊んで神仏を恃(たの)まず」


一乗寺下り松の古木
拝殿に向かって左側には、慶長9年(1604)、宮本武蔵が吉岡一族と決闘した当時の下り松の古木がある。


薄墨桜
境内の鎮守の森には、薄墨桜が植えられている。
薄墨桜は、岐阜県本巣群根尾村にある桜の古木。
継体天皇が手植えしたと伝えられ、国の天然記念物に指定されている。
開いた花が次第に薄い墨色に変わってゆくことから、この名が付いたといわれる。


四代目下り松と「宮本吉岡決闘之地」の碑
八大神社の前の坂道を、200メートルほど下ったところが決闘の地。
四代目下り松と「宮本吉岡決闘之地」の碑(写真で松の右奥に見える碑)がある。


「大楠公戦陣蹟」の碑
同じ場所に、「大楠公戦陣蹟」の碑も建っている。
建武3年(1336)、楠木正成と足利尊氏が戦い、楠木正成が足利軍勢を追撃した。
ここは、楠木正成陣所の跡だったそうだ。


八大神社の御朱印

最新の画像もっと見る