大倉草紙

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【京都】 曼殊院門跡

2009年04月21日 20時00分00秒 | 旅 - 京都府
12月26日(金)
当日の行程:(京阪・出町柳駅…叡山電鉄・出町柳駅~修学院駅) → 【修学院離宮】【曼殊院門跡】【八大神社】【詩仙堂丈山寺】


勅使門
曼殊院は、8世紀に伝教大師が比叡山西塔に開いた東尾坊(とうびぼう)がその始まり。
天暦元年(947)、当時の住持の是算(ぜさん)国師が菅原氏の出であったことから、歴代の曼殊院門主は北野神社の別当を兼ねるようになった。
天仁年間(1108~10)に寺号が「曼殊院」に改められ、北山に別院が建立される。
明暦2年(1656)、良尚法親王によって現在の地に移される。


拝観は、こちらの北通用門から。


庫裡(重要文化財)
北通用門を通るとすぐに庫裡があり、ここが入口。
ここから先は写真撮影禁止。

虎の間(重要文化財)の伝・狩野永徳筆の襖絵、
孔雀の間の岸駒(がんく)の襖絵、
滝の間や十雪(じっせつ)の間の狩野探幽の障壁画、
桂離宮のように意匠をこらした建具、
枯山水の庭園等々、
小さいけれど、貴重なものがもりだくさんだ。
それゆえか、監視カメラがあちこちに設置されていたり、注意書きが多かったりで、仕方がないとはいえ、少々気分が萎える。

あっ、幽霊の掛軸を忘れてはいけない。
1幅は松月凱納(?)筆でもう1幅が松村呉春(月渓)の筆によるもの。
写真を撮ると差し障りな事が起こることがあると書かれている。
手を合わせてきた。


曼殊院門跡の御朱印

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