大倉草紙

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【東京・台東区】 正岡子規記念球場

2010年02月13日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都

正岡子規記念球場は、、東京都台東区の上野恩賜公園内にある。


句碑
「春風や まりを投げたき 草の原」

「正岡子規(1867~1902)は俳人、歌人、随筆家であり、現在の愛媛県松山市に生まれた。名は常規(つねのり)。式は、明治時代のはじめに日本に紹介されて間もない野球(ベースボール)を愛好し、明治19年頃から同23年頃にかけて上野公園内で野球を楽しんでいた。
 子規の随筆『筆まかせ』には、明治23年3月21日午後に上野公園博物館横空地で試合を行ったことが記されており、子規はこのとき捕手であったことがわかる。子規の雅号のひとつに、幼名の升(のぼる)にちなみ『野球(の・ぼーる)という号がある。子規は野球を俳句や短歌、また随筆、小説に描いてその普及に貢献した。ベースボールを『奔球』と訳したほか『打者』『走者』『直球』などの訳語は現在も使われている。これらの功績から平成14年に野球殿堂入りをした。
 子規が明治27年から同35年に亡くなるまで住んでいた住居は、戦後再建され『子規庵』(台東区根岸2-5-11)の名で公開されている。
 上野恩賜公園開園式典130周年を記念して、ここに子規の句碑を建立し、野球場に『正岡子規記念球場』の愛称が付いた。
  平成18年7月 台東区・台東区教育委員会」(案内板より)