月曜の夜の続きになるんだけど…
よく書くよね私。
独りが多いから考えちゃうんよね。
読者も多いから書き甲斐もあるしね!
三名様帰られて、予約の方がご飯食べに来て、気がついたら23時半を過ぎ。
無駄に酔っぱらい来る前に閉めちゃうか…と。
画像は違う店だけど、よく行く中華料理の店へ。
残念ながらいつもの餃子がなくて、ラーメンや炒飯までは入らないから、結局瓶ビール注文。
オバサン手が回らないみたいなんで、勝手に冷蔵庫から拝借して手酌…
…しようとしたら近くの席から肉体労働系オッサングループの一人がやって来て「可愛いねぇ」って注いでくれた。
彼にしてみれば私は“若いオネーチャン”なんだろね。
もうオッサンベロベロだからこぼれそうで注がれる方が気を遣う。
来る途中も「俺はうるせえ女がでーっきれえだっ!」って連呼してるオッサンいたり、独り言でくだまいてるオッサンが多かったけど、今夜はどうしたんだ?
それは、さておき…
飲む仕事なのにまた飲むのか?ってよく言われる。
我々水商売の人間は確かに仕事中に酒をもらうことが多い。
飲まない芸風の方もいらっしゃるけれど、私は自分がもらう分でかなり稼げるので積極的にいただくことにしている。(よろしくお願いいたします)
皆様のお仕事の対価をいただくので感謝して残さず飲んでいる。
誰もくれない日もあれば、時には優しい方が被る日があり最大4マース半飲んだことがある。
お客様を見送ってそのままそこで倒れて、近くのスナックのマスターに「大丈夫?」って起こされたこともある。
しかし自分の店で仕事中に、お客様の前で酔っぱらった事は一度もない。
だって仕事なんだもん。(;^_^A
だから店を出て飲みに行くのは、時間がおかしいだけで“晩酌”なんだ。
都合朝帰りになっちゃうけど、17~18時に仕事終えて終電で帰る人よりよっぽど地味でサックりしたもんです。
時には一人も来ない。何時間もどーでもいいテレビ観てる、ある種場所が変わった引きこもりなわけです。
従業員もいない、打ち上げもない、社員旅行も、歓送迎会も、忘年会新年会も一切ない。
私みたいに一人で流行らない店をやってると、人恋しい訳ですよ。
店では人の話しばっかり聞いて、悩み相談受けて、決して酔わないように頑張っているわけです。
誰かと話したいわけです。
自分の時間欲しいわけです。
時間が遅いと飲み屋しか開いてないし、都合ご飯食べるために飲みながらしばらく過ごすわけです。
そうしていると同業がパラパラ来るわけです。
そうして同業しか理解し合えないあれこれ話してさ。
何か安心して帰路につくわけです。
以前、一緒に暮らしていた人は昼の仕事でしてね。
皆の前では明るくて面白くて、常日頃は面倒見もよくて優しい人なんだけど、お酒を飲むと感情が高ぶって、泣いたり喚いたり、罵声を浴びせられたり、時には髪の毛つかんだり、蹴飛ばしたり、殴ってきたりする人でね。
朝方帰ると鍵を開けたら“ガチャ”っとチェーンがかかってたりしたんですよ。
“酔っぱらって間違ったのかな?”と思って、ご近所にも彼にも早すぎるからピンポンも押さずにマンションの階段で座っていたらメールが来て
「今何時だと思ってるんだ」って…
遅くまで仕事して、お腹空いたからご飯食べて一杯飲んで、タクシー代もったいないしバスもないから、歩いて必死にたどり着いてこれですよ。
なんだよ起きてるんなら開けてくれよ。
的な返事をしたら「謝れ!」的な内容が帰ってくるわけです。
謝るような事してないから、無視してさっきあるいてた駅前に戻って、彼が会社に出かける時間までネットカフェで休むわけです。
まー、お勤めの時はそうやって過ごしてたからまだマシだったんだけどね。
彼が早期退職で常にお家に居るようになってからはまさに地獄だった。
急に来た孤独と、今後のビジョンを心配しすぎての恐怖からか、仕事を辞めてからの彼は狂気の化身だった。
私は帰るのが怖くて毎晩店に寝袋敷いて泊まってた。
洗濯はコインランドリー、お風呂はスーパー銭湯やネットカフェのシャワー。
時には柔らかいベッドでちゃんと寝たくて、ホテルのデイユース使ったりね。
精神的に肉体的に、そしてお金も大変だったなぁ。
SNS書き込むのが好きな人だったから、彼の行動はバレバレで、絶対居ないだろう隙に帰宅してみたら、それを察して玄関にはバリケードがあったりね。
結果、私が逃げる形で別れたのに、「あれしてやった」「これしてやった」「あれ買ってやった」「裏切られた」等、自分の都合の良いように酷い言い方されて、親や弟たちや共通の友人にも酷いメールされ、別れた後も家賃や生活費の半額要求するとか、出るべきところへ出るとか恐喝され、ド深夜に何度も怖い声と汚い言葉で電話かけてきたり…
そのくせ、もう違う人と暮らしてるようで、嫌がらせは止まりました。
「君が好きだ」「愛してる」だ言って毎日私のいる場所へどこでもしつこく押し掛けて、結果付き合った(それもオカシイか、私が…)人でさえこれですよ。
私は誰の所有物でもない。
「いい人いないの?」
「また結婚しないの?」
よく聞かれる。
例の人の事はとっくにどうでもよくって、私みたいに堪え性のない女でなく合う人見つけて、どこかで心穏やかに幸せになって欲しいと思うんですが…
経験が怖すぎてね。
恋人は欲しい。
誰かと一緒にいつも仲良く過ごしたい。
思いやりをもって、お互いの生活を尊重しながら笑って暮らしたい。
けれど、もう“一人を限定して“の男性とは怖くて、激しいトラウマで付き合えません。
水商売の晩酌は理解されないですね。