やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

メシア

2013-11-10 18:48:53 | 日記
“私ってどう思われてるんだろう?”

“何とも思われてないんじゃない?人はね、他人のことなんか何とも思ってないんだよ、どうだっていいんだよ”

絶望的な言葉だけど、救われるのは何故だろう。

肩の力が抜けていくのはどうしてなんだろう?

不思議な人…(⌒‐⌒)


画像は、ルミネの10%OFFで来てみた9階の“黒ぶた屋”
イケメンにぐさんにようやく会えました。
久しぶりにお会いしましたが、目が離せない素敵な瞳。

お腹一杯で思考が鈍ります。


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ご冥福をお祈り申し上げます

2013-11-09 17:45:22 | 日記
島倉千代子さんが肝臓がんで亡くなられていたそうな。

テレビで見ていたら、向かいのカラオケ屋から“人生いろいろ”が聴こえてきた。
しばらくあちこちのスナックで嫌ってほどかかるんやろね。

芸能人はそうやって残していけるものがあっていいなぁ。

私には何が残せるんだろうか?

ふと思った。

島倉千代子さんにはなんの思い入れもないけど、人生いろいろの歌詞に思いを巡らせた。
“死んでしまおうなんて、悩んだりしたわ。薔薇もコスモスたちも枯れておしまいと”

彼女はいつも独りでいたそうだ。
柔らかく、可愛らしさも感じさせる彼女の外見。
しかし、その奥にある厳しさが人を遠ざけたのだろうと。
どうしても感じてしまう。

あるべき美しい世界が彼女にどう見えたのか?

せめて、いろんなしがらみや孤独から解放されて欲しいと思うのです。

ありきたりな言葉を言う気にはなりません。

大体、皆さん意味わかって使っているかも不明です。


-以下引用-

《ご冥福をお祈り申し上げます》
厳密に云えば仏教の世界では、生前よほどの悪行をなした極悪非道な人物でない限り、閻魔様に審判を受けた後に罪を許されそのままちゃんと御仏の導きで成仏できますので、正式には 「哀悼の意を表します」「哀痛の極みに存じます」「謹んでお悔やみ申し上げます」 などというのが正しかったりします。 亡くなった人や遺族に 「ご冥福をお祈りします」 などと云うのは、「私が祈らなければ、悪行のせいで無事に冥土にたどり着けないかもしれない」 と云うに等しく、実は失礼にあたったりもするようです。

《ご愁傷様です》
一般の方が、葬儀に参列した際の「(このたびは)ご愁傷様でございます」という言葉の使い方についてです。お葬式の場に、ほとんどの方は慣れていません。そんな、何を言っていいか分からないときに「ご愁傷様でございます」という日常的ではない言葉を使うことによって、過不足なく自分の気持ち(弔意)を伝えることができ、参列者は救われるのだと思います。ある意味、代々受け継がれてきた葬儀における智恵の言葉だと言えるでしょう。ただ遺族のことを思うあまり、ご愁傷様という言葉が凡庸(ぼんよう)すぎると思う方もいらっしゃると思います。そして、そんな人は遺族を何か元気づけることができる気の利いた言葉を必死で探そうとします。その結果、「元気出してね」という禁句(グリーフワークの考え方では、遺族に元気を出せというのは禁句です)を、言ってしまいます。(参照ページ:「お葬式で使ってはいけない言葉」も、併せてお読みください)そもそも、口にしただけで遺族の悲しみを取り去ることのできる都合の良い「魔法の言葉」というのはない、と考えた方がよいでしょう。厳しい言い方をするのなら「何か自分の発する気の利いた言葉で遺族を元気づけたい」という気持ちは、遺族の苦しみを和らげることができない自分の苦しい立場を抜け出したい、という自分勝手なわがままだとは言えないでしょうか。だからお葬式の時は「ご愁傷様でございます」という過不足のない一言でよいのだと思います。
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一卵性姉弟

2013-11-06 14:50:38 | 日記
もう十年以上通ってお手伝いしている弟の歯科。


当時、結婚して仕事を辞めていた私に
“一緒にやろう”
と言われたけど、医療みたいな固い仕事、ミスばっかりしてしまうおっちょこちょいには気が重く断った。

それに…(-""-;)

患者さんにお客様って言っちゃうし。
いらっしゃいませとか、ありがとうございました!とか満面の笑みで言っちゃうからさ。

開業当初は借り入れも多かった。
飲食と違って一脚500万はするような医療器具。何千万も借りねばならない。

半沢直樹でも目の当たりにしたが、奴等はシビアだ。
どこの銀行も貸してくれなかったからデンタルローンと言う利息の高いものを利用していて、私も経営が心配で、ニチイ学館に通って医療事務を受け、ボランティア気分でお手伝いしていた。(お金はいただいていました)

弟は、幼い頃から人気者。
クルクルのパッチリした目で“お目目ちゃん”って呼ばれていた。
青山や赤坂で開業するような洗練された華やかなキャラクター。
なのに現実は周りには何もない田舎町(ゴメンナサイ)
やっていけるのかと思っていたら…

とんでもない誤算で、近所の方に愛され、楽しくやっている。

まるで美容院のような明るい歯科になった。

治療が終わったオクサマ。
“とりあえず来月の予約していくわ”
って。
あり得ないでしょ?

今や私の手伝いなんか要らないんだけど、私の開業時お金借りてるから、返せるまでタダ働き。
逆に、こんな鈍くさいねーさんがうろちょろして申し訳ない。

性格は私と真逆。

アイツが太陽で私は月。
アイツが光で私は陰。

全く違うのに何故か通じ合う。

明日、美容院に予約を入れた事を話した。
全然気持ちが晴れなくて、覚悟の髪型を十数年ぶりに変えることにした。
ストレートパーマかけようと思う。
ロンバケの山口智子みたいにしたいなと。
詳しいことは何も話していないのにアイツは。
“なんかさ、髪型ストレートにしたら?”
っていってきた。

何だろね?

そんなわけないけど、私の心を見抜かれた気がした。

いつだったか、彼の行きつけのスナックに遊びに行ったら。
“お!一卵性姉弟”
って呼ばれたっけ。

アイツにはアイツの悩みはあると思うけど、世話になるだけで力になれないダメな姉。

自慢の姉になれる日は来るのかなぁ?



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楠山春美さん

2013-11-05 22:31:32 | 日記
今夜はえらく静か。
誕生日にいただいた日本酒と、これもまたいただいたお土産で早くから飲み始めた。


お酒が弱くて嫌だと言う方が居る中で、浴びるように飲まないと酔えないのも辛いのだよ。

少しボーッとしてきた。
憧れのあの彼女が見えてきた。
弱気になっているのかな…。


幼い頃の私は体が弱く、チビで華奢で、学校も休みがちだった。

ちょっと下を向くと先生に“しんどいの?”って聞かれた。
親しい友達もいなかった私は、学校が嫌いだったので、よくそれを利用した。
黙って頷くと、保健室で寝ていてよかった。

何もかもから、理由をつけて逃げていた。

そんな私だから友達なんかいやしない。

しかし友達がいないのはそれほど辛くはなかった。
独りで空想にふけったり、編み物したり手芸したり、本を読んでいるのが好きだった。

そんなある日、担任の木下と言う若い女教師がクラスの女子をグループ分けをした。

いつもキャアキャア言ってる女子と、そうでない子に分けられた。
大人しい子と一緒なのは構わないが、中には不潔っぽい子もいた。

それが許せなかった。

人から見て私はそう見えるんだと思った。
屈辱だった。

それからの私は、転勤する親の都合を生かして少しずつ自分を変えてきた。

大阪の寝屋川でのこと。
小学四年の時、転校してきた私に執拗に意地悪する男子がいた。
キツネのような細い子で柴田君と言った。
今考えると好意かもしれないが、幼稚なちょっかいが迷惑だった。
心から馬鹿にしていた。

ある日、放課後の掃除していた。
いつものように完全無視していた私に、彼が飛び蹴りをしてきた。

そんなの全く平気だったけど、ちょっと脅かしてやろうと声を出して泣いてみたのだ。
周りは傍観。かばってもくれない人ばかりだったっけ。
傍観者はカスだ。

すると、どこからか私の前に立ちはだかった人がいるではないか。

彼を責めた。そして突き飛ばした。

体の大きな彼女に突き飛ばされて彼は吹っ飛んだ。

彼女の名前は楠山春美さん。

クラスでも明るくて華やかで人気者だった。先述したように、身長も高く少し太めなくらいだった。

大輪の向日葵のような人で、憧れていた。

その日、彼女は私を家に呼んでくれた。
私は幸町。彼女は帰り道に通る豊野町。
暗くなるまでホッピングで遊んだ。

それから仲良くなっていったものの、私が転校することになったのだ。

“ずっと仲良しだよ”

そうは言っても、子供同士。いつしか連絡は途絶えてしまった。

彼女の面影を追いかけ、彼女みたいになりたくて、体力もない私が中学ではテニス部に入った。
上手くはならなかったが、体力がつき、
食も増えて、身長も急に伸びた。

頑張るにも体力が要る事が分かった。

そこに生来の負けず嫌いが加担して、私は人から見て“冴えない子”から抜け出した。

あれからどれくらい経ったのやら。

人は変われる。

ただ、自分にかけたプレッシャーが強すぎて、私は別人になった。

私の中には二人の自分がいる。

やっちさんと康子ちゃん。

康子はやっちさんが大好きで、何でも凄く依存している。やっちさんの影で守られている。

強くて、決断力あって、私の前を歩いていて、頼れるお姉さん。

そんなやっちさんも限界があるみたいで、たまに深酒をする。疲労した自分を失うために。

そして彼女は意識を失う。

私だけが取り残される。
恐ろしく子供のままの私だけになって、どうして良いか分からず、その場に崩れてしまう。


努力して得たものは大きい。
経験も人脈も財産も。

でも、人には限界がある。
体力も精神も命も。

SNSを始めて、最初に探したのは“楠山春美さん”

結婚されたのか?そう言うサイトは見ないのか?見つからない。

今どこにいるんだろうか?
まだ大阪にいるのだろうか?

彼女に会いたい。

ずっと長い間探している憧れて止まない人。

いつまでも向日葵のままで…










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ラーメン大好きゆう君は

2013-11-04 15:47:35 | 日記

ラーメン屋で働いてるのに、ラーメン食べに行く人です。

無表情でつまんなそうにやってるから、“つまらないでしょ?”って聞いたら、どうやら楽しいようで、ラーメン作りが趣味だって言ってます。

毎週、休みごとに十月祭に来て、ヴァイツェンばかりなんリッターも飲むので、ヴァイツェン好きには恐れられています。
痛風のくせにさ。

今朝、彼の仕事上がりに帰宅中、H屋でラーメン食べていたら、外人の強盗が入ってきて、警察官来たりして、しばらく帰れなかったって、笑いながら話してます。

つくづく、能天気だと思います。

今は職場の人員が足りなくて、実際の勤務時間より早めに職場に通っていますが、給料は変わらないんだって。
だけど、恨み言一言も言わずに通っています。
彼は遅番なんだけど、早番が可哀想だからって。
自分も大変な時はあるからって。

先日、彼のスマホを、同僚が水没させました。弁償するって言われたのに、いいからって断ったそうです。
自分もやるかもしれないからって。
8万近く払ったんだよ。
私なら払ってもらう。
自分がやっても払うけど。


コイツは天使じゃないかって思います。

無邪気で自分勝手だけど。
心が洗われます。
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