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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 4289-4292

2023年01月30日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



4289
縁先の土の庭で姉や兄に見守られ
着もの姿でゆらゆらと
カタカタを押していたのを覚えている



4290
何歳頃のことか
小さな身の丈からの視野で
(あそこまで行くのか)という内心だった記憶がある



4291
脳中心で下位に見なされている
情感の海は
遠いはじまりの情感の海につながっている



4292
・・・みたいなおぼろげな気分
神経質に細分化する脳では
人は捉え尽くせないような


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