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短歌味体な Ⅱ 356-359

2015年06月28日 | 文学表現

[短歌味体な Ⅱ] □:入口論、●:宇宙論、▲:世界論(人界論)、★:起源論
 
 
356 □
稲光る自然の現象
耳目(じもく)に入り
言葉を超えて肌の丘陵(おか)を流るる
 
 
357 ●
人超えた巨きな時間(とき)の巡りから
地震津波
人知を破り押し寄せてくる
 
 
358 ▲
人の世の悪行は
自然似でも
心ころころ鈍く転び出る
 
 
359 ★
突き詰めて無とか悟りとか
上り詰め
下を見返せば心ゆらぎ居り


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