[短歌味体 Ⅲ] 自然詠シリーズ・続
1728
庭の木の枯れてしまった
すぐ隣
金木犀は威勢よく育つ
1729
たぶん葛(くず)が樹上を
制圧
するように根争いをしたか
1730
葛の花人の視線の
向こうで
日差しを浴びて紫の匂う
[短歌味体 Ⅲ] 自然詠シリーズ・続
1728
庭の木の枯れてしまった
すぐ隣
金木犀は威勢よく育つ
1729
たぶん葛(くず)が樹上を
制圧
するように根争いをしたか
1730
葛の花人の視線の
向こうで
日差しを浴びて紫の匂う