〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20180509 花いっぱいのマイナールート〔▲平城畑~石花越え〕正にスプリングエフェメラルの世界

2018-05-09 | 〔2018信越エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜も明け方にかけて、強い雨が降っていた。

ブログの更新をしながら天候を探っていた。

だんだん空が明るくなってきたので雨雲の予測を見ながら、予定していた花多きマイナールートの石花登山口を目指した。

アオネバ渓谷ルートは花ルートとして有名であるが、一方こちらのマイナールートも余り知られていないが旬の花が多く、いつ行けるのかずっと気になっていた。

[尖閣湾海中公園付近を遠望]

 

[尖閣湾付近の岩礁]

 

石花(いしげ)登山口までは、舗装林道を4kmほど進む。

登山口に着くとタクシーでやって来たと思われる三人組の高齢者が、大きなリュックを背負って準備中であった。

[石花登山口を出発した]

 

[咲きだしたレンゲツツジが迎えてくれた]

 

[大きなリュックを背負った先行者三人組が見えてきた]

 

すぐにニリンソウの群落が出てきた。

[アオネバ渓谷にも群落があったニリンソウ]

 

[紅色のミヤマオダマキ]

 

登山道沿いには、ニリンソウの群落を主として色々な旬の花々が出てきた。

[エチゴキジムシロ]

 

[オオカメノキ]

 

しばらく登って行くと、最初のピーク▲平城畑(653m)の平地に出た。

[昨日登っていた▲金北山の頂上が裏側から見えた]

 

[▲平城畑ピークから見えた▲金北山の眺望]

 

[▲平城畑ピークからのパノラマ]

 

[昨日の▲金北山頂上のズームアップ、左から二番目が山頂神社]

 

[一服する三人組、その後は同じ歩調で登って行った]

 

三人組は今日アオネバ渓谷付近で泊まり、明日▲金北山まで縦走する予定らしい。

これまた元気な高齢者たちである。

[ガスに洗われた新緑の山々が瑞々しい]

 

[所々でニリンソウの大群落が風に揺れる]

 

花の総数ではアオネバ渓谷の方が多かったが、花の瑞々しさではこちらが上の印象である。

[生まれたばかりの真っ白なニリンソウの群落]

 

[白さが際立つ、こちらのニリンソウ]

 

[ニリンソウの群落の中にあったエンレイソウの花]

 

[オオカメノキの白い花]

 

[やっとこさ開き出したカタクリ]

 

[枯れ草の中に隠れるように咲きだしたアマナが散らばる]

 

[佐渡のカタクリの葉には茶色いシミ模様がない]

 

[カタクリ群落の多くは、まだ萎んだままである]

 

そうして進むうちに、ユキワリソウの可憐な花が出てきた。

[小さな薄ピンク色のユキワリソウ]

 

[ブルーのキクザキイチゲ]

 

[エゾエンゴサク]

 

[カタクリの群落に白いキクザキイチゲが混入]

 

そして色々なユキワリソウが見られ出し、正にスプリングエフェメラルの世界である。

[白いユキワリソウ]

 

[薄紫のユキワリソウ]

 

[色んなユキワリソウの群落]

 

[上品なピンク色のユキワリソウ]

 

[生まれたての濃い赤紫のユキワリソウ]

 

[薄紫色のキクザキイチゲ]

 

[ユキワリソウとこれから咲くカタクリのコラボ]

 

[カタクリとキクザキイチゲ、エゾエンゴサクの乱舞]

 

 

[ガスに濡れたシラネアオイ]

 

カレー清水を過ぎると、石花分岐点になる稜線は近い。

[もうすぐで▲金北山縦走路になる稜線に到着である]

 

[縦走路に突き当たった]

 

ここは鞍部だけに山で囲まれ展望はない。

[三人組も上がってきた]

 

[まだまだ残雪見られる縦走路、▲金北山方面]

 

[ガスが引くと、新緑が瑞々しい山肌が見える]

 

ここでアオネバ渓谷方面に進む三人組とお別れして、登山口へUターンすることにした。

[咲きだしたオオイワカガミ]

 

[複雑な樹林渦巻く登山道付近]

 

[最後に再びニリンソウの群落でパチリ]

 

[夕方が近づき、再びガスがかかる▲金北山方面]

 

名前の知らない花々もたくさん見られた。

[ヒトリシズカも小さな群落で咲く]

 

今日は天候が思わしくはなかったが、予想以上に素晴らしいスプリングエフェメラルの世界を味わえた一日だったようです。

駐車場に下山後に雨も降りだしたが、再び佐和田温泉で入浴を済ませ、佐渡市役所の駐車場で車中泊にしました。



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