今後の日程と天気予報から▲金北山登山は、今日と決めていた。
クルマでの日帰り登山なので、開通している白雲台から自衛隊道路を通って佐渡最高峰の▲金北山に山歩する楽チン登山を選択した。
薄曇りの7時頃、自衛隊道路の通行許可を貰うために自衛隊に(9時出発~13時下山予定)電話した。
何とも面倒くさい思いであったが、それよりも山頂付近がガスで視界不良らしく、そちらが気を揉んだ。
標高を上げると聞いた通りにガスで覆われたので、出発地の白雲台へはゆっくりと走った。
[周囲がガスで覆われた白雲台の小屋]
駐車場には、福井ナンバーのクルマが一台停まっていた。
[▲金北山までは、当然防衛省管理道路を通るので通行許可が必要になる]
[好天時、ここ白雲台からの素晴らしい眺めが描かれていた]
なかなかガスが晴れそうもないので、自衛隊管理部署に予定を3時間ずらす電話を入れた。
[時々、自衛隊のバス等がゲートを開けて通過していった]
ガスが晴れてはいないのだが、これ以上遅らせないために12時過ぎに出発した。
[ガスは、朝よりは大分ましな感じになってきた]
[ゲート横の通用口は虎ロープが掛かっているだけで、人は簡単に通過出来る]
[足元には、エゾエンゴサクがたくさん咲いていた]
[道路沿いにカタクリが咲いていたが、ガスで萎んだままである]
[雪解け後に咲くショウジョウバカマも多く見られた]
[この辺りでもシラネアオイが咲いていた]
[自衛隊の施設らしき緑色の建物がぼつぼつ見られ出した]
[まだ山の斜面には残雪が見られた]
[進んでいくと、レーダードームらしき施設も見られた]
道路の途中で下側を覗くと、ガスの中で素晴らしい枝振りのブナ林が見えてきた。
[ガスの流れがブナの枝振りをより際立てさせていた]
この辺りから、道路沿いの木々の新緑が見事であった。
[木々の新緑が見えてきた]
[ヤマザクラと新緑のコラボレーション]
[ようやく咲きだしたヤマザクラの木々]
[見事な新緑の木々]
[山肌を眺めながら、奥に続く未舗装道路を進んでいく]
[▲金北山にもようやく春がやって来た]
[ガスに煙る中、咲きだしたニリンソウの群落だろうか?]
[新緑とヤマザクラ]
[途中で道路の両側に残る見事なブナ林]
[ブナ林の中は、まだまだ残雪が多い]
[ブナ林の奥から新緑が覗いている]
ガスが晴れたり掛かったりしながら、▲金北山の頂上に向けて進んでいく。
[ガスが晴れたり掛かったりの中を進んでいく]
[道路の残雪は、もうこの程度が一ヶ所だけになっていた]
[残雪が融けると、春の使者ふきのとうが目を出します]
[ちょうど見頃のヤマザクラ]
[ヤマザクラ越しに、奥に見える山が▲金北山の頂上である]
[ところ狭しとふきのとうの群落]
[ガスの中から、佐渡市内方面の水田が時折望めた]
[ガスが晴れると、山肌にはまだまだ残雪が多い]
[新緑と残雪の山肌模様]
道路の途中で色々な自衛隊施設を通り過ぎていった。
[ガスの奥に通ってきた自衛隊のレーダードームが見える]
[新緑越しに見る、残雪の山肌]
[▲金北山の頂上に設置された最後の自衛隊施設群]
[▲金北山の頂上へは、狛犬の門に迎えられる]
[清楚なタムシバ]
[ガスの上から佐渡市内方面を望む]
石段を上った所にある神社が▲金北山頂上になるようだ。
[神社のある▲金北山の頂上から見下ろす]
[反対側から長い縦走の末にゴールした歓喜のハイタッチ]
[ガスが動くと両津港方面らしき風景が見え隠れする]
頂上には、計3パーティー40名ほどの縦走者が到着した。
折角なので、みんなの記念写真を撮ってあげた。
[各パーティー共に元気な女性が多い]
[ドンデン高原方面からの縦走路最後の急坂雪渓部分]
今日も最後に山頂を下山しました。
[ようやくカタクリも開き出した]
[ブナ林付近から望む▲金北山頂上方面のパノラマ]
帰り道で途中の分岐から△妙見山に登るルートで白雲台駐車場に下山するつもりで進んだ。
[△妙見山への道路沿いから、最初に通ってきた道路方面を見下ろす]
[△妙見山頂上にある、日本の盤石な(脆弱な?)防衛装置だろう?]
[△妙見山付近からの眺め]
△妙見山の頂上から駐車場方面に下る予定で奥へ進んで行くと、残雪が出てきた。
[駐車場方面に少し下った所で残雪が出てきて、登山道が見当たらない]
残雪には踏み跡も無く時間も遅いので、仕方なく分岐点まで引き返し最初の自衛隊道路を通って帰った。
駐車場のある白雲台交流センターは、ちょうど閉まったところであった。
ここはトイレ部分も閉めてしまうようだ。
出発時に停まっていた福井ナンバーのクルマは、ドンデン高原方向に縦走しているのか、依然として停まったままだった。
その後は、明日予定の石花登山道方面のある北側に大佐渡スカイラインを下った。
[スカイラインの最高所付近にブナ林が見られた]
[スカイラインの途中にあるサンセットポイント、ガスで残念だった]
[標高を下げると日本海側が見えてきた]
大佐渡スカイラインを北側に下ってからは、佐和田温泉で入浴してから相川地区の合同庁舎で車中泊にしました。