今日は、奥飛騨の知人を再訪する為、安曇野から上高地方面に走った。
[安曇野から見える端正な三角峰は▲常念岳だろう]
この路線は観光路線のせいかクルマが多く、しかもみんな飛ばして走る。
危険で忙しなく、走りたくない路線の上位である。
途中で、乗鞍高原方面に立ち寄った。
[乗鞍高原の大駐車場もかなりのクルマで混雑していた]
乗鞍では、まだまだ楽しめるスキーやスノボーが目的のクルマが多そうだ。
何とトイレの大便所は、朝から順番待ちの状態であった。
取り敢えず、何度も訪れたことのある牛留池周辺の散策に国民休暇村駐車場に向かった。
[ここはまだ空いていて、定番地から静かに池越しに佇む▲乗鞍岳を撮影]
池周辺の水辺では、水芭蕉が見頃であった。
[清楚に咲きだした水芭蕉]
[湖面に姿を映す▲乗鞍岳は、まだまだ真っ白である]
[奥に▲乗鞍岳の本峰▲剣ヶ峰が佇む]
[雪解けした所からショウジョウバカマが散らばっていた]
池周辺を散策してから、旅友の勤めている福地温泉内の休憩施設「昔話の里」に向かった。
[奥飛騨温泉郷内の隠れ温泉郷になる福地温泉]
いつもの休憩施設に到着したが、何か様子が違っていた。
[何だか祭り道具が広げられた休憩所]
[旅友Nさんが勤めている「田頃家」も閉まっていた]
玄関に貼り紙があり、3/7から休業中との通知であった。
[貼り紙には、「療養の為、当分の間」との文字があった]
[公民館の部屋には、ここ独特の蛇祭りの道具が散乱していた]
仕方ないので、隣接してある朝市の建物に寄って、聞いてみた。
[この朝市も何度となく寄って、女将さんとも話したことがあった]
[昔懐かしい置物やポスターに食べ物、骨董品と昔の物が色々揃っている]
ここの女将さんに聞くと、旅友のNさんが転けてケガ(骨折)したのでクルマで通えず、しばらく休業せざるを得ないということだった。
[よくもまあ、これだけ昔の物を揃えたものである]
[午前中だけの営業であるが、宿泊者や観光客がやって来るようです]
[中には、こんな物も有りました]
それと旦那さんが見えないので女将に聞いてみると、何とここ最近心筋梗塞で急死されたとの事でした。
人の命は解らないものであります、南無!。
気落ちされていたようですが、何とかいい息子さんと共にガンバって貰いたいものです。
[働き者の女将さんとその息子さんが二人で頑張っていました]
その後は予定通り高山市方面に下って行きましたが、途中で展望の素晴らしい▲十二ガ岳に再訪する事にしました。
林道の出合いに一台のクルマが停まっていました。
隣に停めて出発した。
[簡単に登れるけど、展望は素晴らしい隠れ名山であります]
[最初は林道歩きが長い]
[前回は見落として、難儀しそうになった林道沿いの登山口]
登山口を登りだして直ぐに、先発者の二人連れ男女が下山してきた。
[簡単な登りで、鳥居のある広場に到着する]
[ここからは、木段を少し登って行くだけで山頂に飛び出る]
[この辺りのブナ林の枝振りが素晴らしい]
[見上げると、ブナの新緑がいっぱい]
まもなく、▲十二ガ岳の頂上に到着した。
[▲十二ガ岳の名前の云われが書かれていた]
[奥には休憩所と展望台がある]
周囲の名峰十二山が見渡せる山として、▲十二ガ岳と名付けられた山である。
[日時計になぞらえて、この山の周囲の名峰十二山が位置付けられている]
[展望台からの素晴らしい眺めのパノラマ風景]
[ここで一番に目に付く、大きな山容の▲乗鞍岳]
[中央左側に▲乗鞍岳の最高峰▲剣ヶ峰]
[次いで目に付くのは、残雪多い霊峰▲御嶽山]
北アルプス南部も▲焼岳~穂高連峰(▲前穂高~▲西穂高~▲奥穂高~▲北穂高)~▲槍ヶ岳~▲笠ヶ岳~▲黒部五郎岳~▲薬師岳と名峰群がずらりと見渡せる。
[▲焼岳]
[▲槍ヶ岳~穂高連峰(▲北穂高~△涸沢岳~▲奥穂高~▲西穂高~▲前穂高)]
[穂高連峰(▲北穂高~△涸沢岳~▲奥穂高~▲西穂高~▲前穂高)]
[▲槍ヶ岳]
[▲槍ヶ岳の穂先をズームアップ、小槍まで見える]
[▲笠ヶ岳~▲槍ヶ岳の眺め]
[▲笠ヶ岳の頂上部分をズームアップ]
[▲黒部五郎岳]
[逆光で見にくいが、残雪たっぷりの霊峰▲白山]
[▲白山の頂上部分をズームアップ]
[更に▲白山頂上の御前峰をズームアップ]
[さすがに残雪多い白山連峰(▲別山~▲白山)]
[展望台からのパノラマ風景、▲穂高連峰~▲乗鞍岳~▲御嶽山]
[新緑を前景にした▲乗鞍岳のでっかい山容]
[ツツジも咲きだして鮮やかだ]
[付近には目に染み入るような新緑の波が続く]
前方にある北アルプス展望所に降りて行ってみた。
気持ちのよいブナ林を潜って展望所へ出た。
[いい雰囲気のブナ林が残っている]
[北アルプス展望所でのパノラマ風景]
[分かりやすい案内看板]
[目の前には、▲乗鞍岳のでっかい山容]
[残雪多い▲御嶽山が新緑に映える]
[頂上の日時計では、そろそろ午後4時になろうとしていた]
何時までも見飽きることがない風景であるが、山頂ではこの大展望を独り占めする至福の時を過ごした。
下山後は、飛騨市の宇津江温泉に入浴し、近くの道の駅「古川」で車中泊にしました。