〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20170408 いで湯の里、山中温泉街から早春の花と展望の〔▲水無山〕を周回する

2017-04-08 | 〔2017北陸エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日も曇ってはいるが、雨は大丈夫のようなので、山中温泉町に北上した。

[坂井市内からも残雪の山並が見える]

 

[途中のダム湖では春の訪れも感じられます]

 

ここはもう石川県加賀市である。

山中の閑静な温泉街として栄え、その中心には総湯がある。

今日は、その温泉街のすぐ後ろにあり、短時間で登れて花と展望が魅力の▲水無山に決めた。

温泉街近くにある道の駅にクルマを留めて、総湯を目指して温泉街を歩いた。

[道の駅山中温泉にクルマを留めてスタート]

 

[後ろの山が▲水無山のようです]

 

[片岡鶴太郎さんのギャラリーもあるようです]

 

ひなびたと言うよりは、閑静に整備された綺麗な温泉街と言った印象である。

[温泉街の中心に総湯があります]

 

[出発点の医王寺前から温泉街を見下ろしています]

 

総湯の奥にある、医王寺境内がルートの出発点になる。

[山歩きの案内はこの看板ぐらいでした]

 

山歩きに限っては、余り目立った標識は無いようだ。

[緩やかな登りが続きます]

 

歩き出すと今の定番、ショウジョウバカマやスミレの花が見られた。

[新緑もリズミカルです]

 

そして今主役のコブシがあちこちに見られる。

[今は何処へ行っても白い花が飛んでいます]

 

その中で、初めて咲きだしたツツジを発見した。

[山中でピンク色を見つけるといよいよ春の訪れです]

 

[ヤマザクラの薄いピンク色もしっとりしています]

 

[情熱の赤も未だ盛りです]

 

これらの花々を見ながら歩くうちに、朽ちそうな古びれた展望塔に到着した。

[左側奥に展望台が現れた]

 

それでもここからの眺望は、ほぼ全方位に素晴らしい。

[展望台からのパノラマ風景、右側に▲富士写ヶ岳]

 

 

[上のパノラマに続いて石川県側]

 

山並の中でも、近くに聳える残雪の▲富士写ヶ岳の尖った山容が大きく見事である。

[▲富士写ヶ岳の立派な山容]

 

この山には、五月のシャクナゲの時期にぜひ登ってみたいものである。

その隣奥に見られるのが、山頂に避難小屋がある丈競山であろうか?

[▲丈競山だろうか?]

 

一昨日登り損ねた▲火燈山から続く▲小倉名山辺りも見えているようである。

やはり千メートル近くなると、まだまだ残雪が多そうである。

ただ残念ながら、お目当ての▲白山は見えそうになかった。

それでも加越~加賀の山々は、予想以上にぐるり見渡せた。

 

北側を見れば、加賀市の街並みの奥には▲医王山とおぼしき山並、能登半島らしき連なりや日本海など、350mほどの標高にしては素晴らしい眺望である。

[左側奥に▲医王山だろうか?、街並みは加賀~小松市街]

 

[温泉街が覗く]

 

ここで昼食を食べてから奥に進んだ。

何処が山頂ピークかよく解らないほどのなだらかな山であったが、アンテナ施設群があった付近が、標高350mの山頂なのであろう。

最後に、樹林の隙間から▲富士写ヶ岳を眺めて、山頂を後にした。

[山里を見下ろす▲富士写ヶ岳が絵になります]

 

その後は、なだらかな道がしばらく続いた。

途中の春の訪れを撮影しながら、誰にも会うことなくのんびり歩いた。

 

そして下りは、滑りそうな大きな岩混じりの急な下り坂となった。

[アルペン的な岩稜の下りが続きます]

 

[こちらも白鳥が飛んでいます]

 

この下りがしばらく続き、急にアルペン的な山肌となった感じである。

その後は、林道沿いまで急な下り坂が続いた。

最後の林道が近くなると、小さな白い花々が目立った。

思いもよらず、キクザキイチゲなどの清楚な花々であった。

 

[清楚なキクサキイチゲ]

 

[この色は何か?]

 

[獲物は、イノシシか熊か?]

 

しばらく花を撮影してから、道の駅の駐車場に帰った。

 

今日も誰にも会うことのない静かな山歩きであった。

ところが、駐車場は土曜日とあってか、日帰り入浴客のクルマで満杯の盛況である。

[満車の道の駅山中温泉P]

 

自分も入浴(¥500)してから、中で夕食を食べ、今夜はそのまま車中泊にしました。

[夕食のしっぽくウドン定食¥1.080]

館内で食事が出来るのは有難い。



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