三越に寄り道して・・・森八さんの「千歳」をいただいてきました
ぎゅうひであんをつつみ、紅白の和三盆をまぶした森八伝統の銘菓。そのはじまりは、森八の初代にさかのぼり、何代にもわたって改良をつづけ、今の形になったそうです。あんを包んだ姿は富士山をイメージし、上品な紅色は本紅をつかっているとか。なんと贅沢な
銘も姿も、おめでたいお菓子ですね。・・・並べてみると、おひなさまのよう・・・かな?
8コ入りで¥1460。
森八 HP
こちらも、かわいいうさぎのお菓子
金沢の森八さんです。日本橋の三越でみつけました
まんまるのうさぎさん・・・真っ白でまるでおだんごみたい♪ 赤いおめめは羊羹、耳は焼印です。
しっとりとなめらかなねりきり 久しぶりに森八のお菓子を食べましたが・・・おいしい
中はこしあんです。
おとなりは、「秋の声」。 葉っぱの上にいるのは鈴虫・・・かな?こちらもねりきり製。 各¥270です。
生菓子は、常時ではなく、催事のときに入荷するのですって。今回はお月見企画ですね。今日はデパ地下によらず帰ろうかと思ったけれど、のぞいてみてよかった
日本橋三越の和菓子売り場は、都内のデパ地下の中でも、一番、充実してると思います。とらや、鶴屋吉信、鶴屋八幡、たねや、森八・・・有名どころがずらり。しかも、支店を持たない、京都の和菓子やさんの生菓子も手に入っちゃう!
千本玉寿軒さんもお菓子もあるんですよ。
「梅一枝」と「雪の下萌え」です。
ふわふわのじゅうよまんじゅうに、焼印と、うっすらのぞく紅羊羹で梅を表現。じょうよ皮に、小さな紅羊羹をまぜこんでるんです。すてき!
黒糖味のきんとんもとってもおいしいです。中はうすみどりあんです。
京都にでかけなくても・・・こんなにおいしい京菓子が手に入るなんて。うれしいーーー❤ 和菓子が食べたくなったら・・・日本橋へGOです!
コイシちゃんからもらったおやつ。
7月に部署を異動したのですが、わざわざ、私の部屋までもってきてくれました。
透明なゼリーは、宝達葛製。透明感があって、きれい!なんだか水族館みたいだな~。小豆は、地元産まれの能登大納言。とっても大粒で、ふっくらした味がするお豆です。ちょっぴりお酒(洋酒)の香りもしますよ。左側の梅味は、さっぱりしたお味です。
ゼリーの中のおもち、全然固くないから不思議です。・・・寒天に、おもちに、小豆・・・ん?あんみつみたい!
金沢の老舗、森八からのお菓子です★
森八のお菓子で、ぜひとも食べてみたかったのが「春霞」。
ピンクの練りきりに、泡雪のうずをのせた春のお菓子です。何年前だったか・・・金沢のお菓子のポスターをみてから、ずっと憧れていたのです。
ふんわりした泡雪が霞のよう。
中は、白あんでさらによもぎ風味の小倉あんを包んでいます。手が込んでますね。
上生菓子とお茶とのセットで¥630。お抹茶もよかったけど、前日食べすぎてまた胃が痛くなっちゃったので、加賀献上棒茶でいただきました。風味がよく、さっぱりとしておいしかったです。
森八 HP & okashihime(森八のお菓子)
金沢のお菓子と言えば、前田家献上菓子、森八の「長生殿」が有名です。和三盆をつかった口どけのよい落雁。墨をかたどった落雁に型押しされた「長生殿」の文字は小堀遠州のものという由緒あるお菓子で、日本の三大銘菓の1つにもあげられています。
400年近い歴史をもつ森八の本店で、「落雁手作り体験」をしてきました。
紅花で色づけした和三盆、米粉の生地を木型にぎゅーっと押し入れて押し入れて、型抜きします。
ちゃんと力をいれたつもりでも、ホロホロくずれちゃうんですよ。
この後、茶房で、できたての落雁をお抹茶と一緒にいただきました。生落雁、ふんわり口の中で溶けておいしい!
同じく、森八本店の2階にある金沢菓子木型美術館には、江戸時代~昭和にかけての千数百点以上の木型や焼印などが展示されています。時代を追うごとに、木型の流行りをみることできて、なかなか興味深かったです。それにしてもすごい数!
落雁手作り体験は¥1260、木型美術館にも入館料できます(入館のみは¥200)。
今年2月にオープンしたばかりの本店、ひろびろとしていてきれいでしたよ。
森八 HP
金沢市大手町10-15 075-262-6251
森八のうぐいす餅。
ふっくら、ふわふわのおもち、おいしい!うぐいすきなこの色も控え目でやさしい色合い、すてきです。1つ¥168、お値段も控え目です★
先日、三越で期間限定ででていました。森八の生菓子、なかなかお目にかかれないからうれしいな。
金沢も、いつかお菓子さんぽしてみたい町の1つです。
先月(11月3-8日)、銀座三越で開催されていた「YOKAN羊羹 collection」! ご存知かしら?
店内の広告をみて、羊羹のイベント?行ってみよう!と足を運んだのですが、行ってびっくり。北は北海道、南は佐賀まで、全国58の店舗が参加する豪華イベントだったのです! とらやはもちろん、金沢の森八、長野の小布施堂、小城羊羹の村岡総本舗などなど・・・全国の有名羊羹の夢の競演。 羊羹だけをこれだけ集めるなんて、いまだかつてなかったのでは??? 銀座三越さん、スゴイですよ!
と、ものすごくテンションがあがってしまったのですが、中でもうれしかったのが、とらやさん。
御殿場店の「四季の富士」、春夏秋冬、すべてのヴァージョンが特別販売されていたのです。(カットサイズのみ ¥370だったかな?)
上のお写真は「冬」。真っ白な道明羊羹を背景に、ピンク色の富士山、てっぺんには白い雪。はぁ、きれいだなぁ。ほれぼれします。お味はもちろんよろしくって、普段、道明寺が苦手な母も「おいしい!」と言いながらぱくついてました。 とらやの羊羹ってしまっているんですよね、味も固さも。
御殿場でもいただいてきた「秋」もお持ち帰り。やっぱりおいしかったです。昨日、電車からちょうど夕焼けの富士山がみえたのですが、まさにこんな感じ!
こちらは春夏秋冬の勢ぞろい。 なかなかお目にかかれないので、お願いして撮らせていただきました。
右上が春、右下が夏、左にいって秋、冬です。
少し寒くなってきた時期で、ちょっと春夏の気分じゃなかったので、今回は秋冬だけ。
同じく特別販売品で、新月から満月までのお月さまのカタチを1本で表した羊羹もありました。三日月がだんだん大きくなって満月になるの。すごいでしょ? これはすばらしい!と思いましたが、お値段もすばらしくって(1棹 約1万円!!!)、こちらは観賞だけでがまん。
「YOKAN collection」、併設の喫茶では、吉祥寺の小ざさの羊羹など3つの羊羹をお味見できる羊羹プレートや、シャンペンと長野の新鶴本店の塩羊羹とのセットなど、魅力的なメニューも。
あー、楽しかったな♪
次回、羊羹話が少し続きます★
今回の青山お散歩の目的は、骨董通りにある伊勢半の紅ミュージアムにいくこと。
昔の日本の口紅は、紅花から抽出する色素からつくられていて、おちょこみたいな器にちょっと水をつけ、紅を溶いて使っていました。時代劇や映画でも、筆で色をつけているシーン、みますよね!伊勢半は、その紅花からつくる紅の技巧を、江戸時代から受け継いでいる今や唯一の会社です。
その伊勢半本店が、紅の歴史や製造方法、紅にまつわる文化などを紹介するスポットとしてオープンさせたのが「紅ミュージアム」。
和菓子のとらやさんの虎屋文庫と少し性格が似ているでしょうか?そんなに広いスペースではありませんが、関連の本なども閲覧できますし、実際に紅をつけてみることも!
純度の高い良質な紅は、赤じゃなくて玉虫色なんですって。それに水をつけて溶くと、きれいな赤色になるのです。紅は、つけるとその人の肌質に合う色合いに変化するそうです。水の加減でうすいピンクにもなるし、必ずしも舞妓さんのような真赤な紅になる訳じゃないんですね。自然のものなので、アレルギーの方にも安心なのでは。もちろん、ここで購入することもできます。
一通り室内を閲覧した最後、紅花からつくったお茶をいただきました。紅花は、体をあたためる効能もあるので、紅花で染めた赤い着物を着ると暖かいともいわれていますが、お茶も同じ効能があるみたいです。・・・最近、足が冷えるんですよね。暑くてあせもができそうなくらいなのに、なぜか足首から先が冷えてしまっているので・・・うれしいな。
そして、お茶菓子に出されたのが、金沢の老舗菓子屋、森八の「長生殿」。日本の三大銘菓に挙げらているお菓子です。なんと、「長生殿」の赤Ver.は、伊勢半さんの紅をつかってるんですって!知らなかったー。普通の色素をつかっているのかと思っていました。そう思っていただくと、さらに味わい深く感じられます。
色素・・・ワタシが和菓子でつかっているのは、「紅清」のもの。中城先生から教えていただいたものです。やっぱり、スーパーで売っているものだと色がきれいにでないし・・・。粉末の色素を少量づつ水に溶いて使います。3色あればたいていの色ができるので絵の具みたいですね(笑)。でも、赤は「花紅」と「真赤紅」とでは全然色が違うので、これは使い分けてます。
伊勢半ミュージアム HP ※入場無料
東京都港区南青山6-6-20 03-5467-3735 11:00~19:00 休:月
骨董通りをずーっといきまして・・・六本木通りにもうすぐぶつかりそうなところの左手です。
8/27放送のNHK「おしゃれ工房」でも紹介されるらしいですよ!(「篤姫」にちなみ江戸女性を取り上げた企画みたい)。
森八 HP
18代目を数える金沢の老舗。「長生殿」、小堀遠州が命名がしたものだそうです。