2月の全国銘菓展に村岡総本舗さんも出店もしていて。
お目当てのお菓子は売り切れていたけど、ナッツ羊羹をみつけました
ナッツがたっぷり。こんなに「具」がぎっしりな羊羹は初めてかも!
羊羹といっても、村岡総本舗さんの羊羹はあまり日持ちがしない半生タイプで、時間が経つと外側が糖化して固くなるんですよね。ちょっと油断していたので、あけたときは真っ白に結晶してた。
カシューナッツ、くるみ、アーモンドがこんなに♪ ナッツバーみたいです 一切れでも満足感あり。
外側のシャリシャリ感も好きですが、せっかくなので出来立てのも食べてみればよかったな。250gで¥1000+税。
ナッツ羊羹は販売終了のようですが、カシューナッツ羊羹も人気だそうです!
今夏はこんな水羊羹にも会えました!
村岡総本舗の水羊羹。小倉、少し赤味がありますね。小豆の風味がいいなぁ。
村岡総本舗といえば小城羊羹。そして、紅練 カワイイ色です。・・・ちょっと出すとき失敗しちゃいましたが
その他いろいろ!
本練、なんとかぼちゃ味も!
バナナ羊羹は大正期に販売していたものを3年前に復刻。レトロデザインですね☆ ゼリーは、グリーンレモン、マルメロ、ざくろ、梅、青梅、タピオカ。
こんな缶入りだったんです
九州国立博物館とのコラボ缶。
重要文化財「菊蒔絵手箱」デザインのお菓子缶です。すてき ・・・これが欲しくてポチッと伊勢丹のネットで買ってしまった
これも九州国立博物館コラボ
赤地に花柄・・・華やか!
赤地花唐草文西洋更紗袱紗をデザインした缶。
中は千鳥屋のチロリアン
バニラ、チョコレート、コーヒー、博多あまおう、宮崎マンゴー、八女玉露の6種類、計54本!
缶いっぱいのお菓子、わくわくします
羊羹セットは¥5400、チロリアンセットは¥3240。
お菓子缶、食べ終わったら何をいれようかな。
3月、三越ですてきなシベリアをみつけました!
レトロなパッケージに一目ぼれ
小城羊羹の村岡総本舗さんのシベリアです
ふわふわのしっとりカステラであんこたっぷりはさんで。
このシベリア、なんと5層なんですって。
バターカステラ、あんこ、羊羹、あんこ、カステラ。たしかに、あんこがすっごくなめらかで、羊羹じゃないのかな?と思いました!
しかも! 三角、丸、四角の3パターンもあるそうで。
三角は長崎カステラ×こしあん、丸と角はポルトガル風バターカステラ×粒あんなんですって。あぁ、食べ比べしてみたい!
店頭で撮らせていただきました 並んでいる姿もカワイイ
三角シベリア、丸シベリアは要予約。これはお取り寄せですね
佐賀の観光案内所で、こんなチケットをみつけました。
「佐賀銘菓めぐりの恵比須散歩」。¥500でチケットを購入し、市内4つの菓子店でお菓子をいただくというもの。この日はちゃんと予定をたてていなかったので、これを使ってお散歩することに。
長崎から小倉まで続く長崎街道は、江戸時代、貴重な砂糖の流通経路でもありシュガーロードとも呼ばれていて、佐賀には南蛮由来のお菓子が多いのだとか。羊羹で有名な小城もシュガーロード上にあります。
最初に訪れたのが、駅から徒歩3分ほどの「村岡屋」。
こららでいただいたのは、「さが錦」!
小豆入りの浮島をバウムクーヘンでサンドしたお菓子で、伝統織物「佐賀錦」をイメージした佐賀を代表する銘菓です。・・・これは、伝統菓子というより、たぶん割と新しいお菓子なんじゃないかな?
一切れサイズをいただいて、あとで、棹でも購入。
小城羊羹の「村岡総本舗」では、「とら焼き 宗歓」を。
中は紅あんです。
同じく小城に本店をもつ「八頭司伝吉本舗」と、「北島」では、丸ぼうろ。
しっとりとしてて、素朴な焼き菓子。
北島の丸芳露はよくおみかけしますね!お店ではジャムをサンドした「花ぼうろ」というのもあって買ってくればよかったな、と後で後悔。
小城には、八頭司(やとうじ)の名がつく羊羹屋さんが3軒もあって・・・暖簾分けしているそうですが、どこが元祖なのかな?
・・・いただけるお菓子は行ってからのお楽しみ、ではありますが、パンフレットでは羊羹が紹介されていて・・・2店が同じ丸ぼうろだたのは、ちょっぴり残念。無料サービスなら仕方ないかな、と思うのですけどね
そうそう、どのお店でも、もれなくお茶と試食のおもてなしがあってびっくり。いろいろお味見させていただきました♪
恵比須散歩もしました
佐賀にはいたるところに恵比須像があって・・・その数、なんと市内だけでも820体以上あるそうです!
このチケットでは、大通りにほど近い7つの恵比須様を紹介。こちらも、全部回りました
駅前の宝くじ売り場にいらっしゃる「よかよか恵比須」さまと、「忍者恵比須」さま。
地図が簡略したものだったので、途中、わからず、お店の人におしえてもらったり・・・。恵比須散歩、距離にして、駅から最長1キロぐらいだったかな?
軽くお散歩するのにちょうどよかったです。
佐賀市のマンホールは・・・ムツゴロウ。
歩道のところどころ小さなタイルが埋め込んであって、さすが焼き物の産地だな、と。こんなところにも、地域性があらわれていますね。
旅の行き先は・・・九州!
夏休みに行ってきました。まずは、最初に、小城へ。小城市には、羊羹屋さんが25軒もあり、羊羹の購入額も全国1位なのだそうですよ。
桜の名所としても有名な小城。駅の看板?にも桜が。「おぎ」の点が桜の花びらになってるの、わかります?
大正6年建築の駅舎は、国の有形文化財にも登録されています。・・・手元にある5年ほど前の写真より、だいぶ小奇麗になっていて・・・改修したのかな?木造のレトロな駅舎は、映画にも度々登場しているそうです。中の待合スペースは文庫スペースにもなっていて・・・いいですね!
さて、向かったのは、村岡総本舗。「小城羊羹」という名で羊羹を売り出した、最初のお菓子屋さんです。
こちらも趣がある建物 (歩いていけるかと思ったのだけれど、結構遠くて・・・。途中で断念。駅から車で15分ほどです。)
右手が、昭和16年築の元砂糖貯蔵庫。今は羊羹資料館になっています。
2階に、昔の羊羹ラベルや羊羹づくりの機材などが展示。
昔は、これに羊羹をいれて汽車の中で販売してたそうですよ!
1階では、来館者に羊羹のサービス なんと、お抹茶も! ありがとうございます
そうそう、資料館は入場無料です。
おとなりの本店で、「ようかんアイスキャンディー」(¥195)を購入。早速、外のベンチでいただきましたー。
ミルクアイスに、羊羹スライスをのせたアイスキャンディー。暑い日だったので、すぐ溶けてきちゃって!ミルクたっぷり 本練のほか、紅練や塩あずきなどもあります。
・・・アイスの左に、153段の階段がみえるのですが、これが須賀神社。登るのにかなりの勇気が要りそうです・・・。
おみやげに、ミニ羊羹を買いました。
昔とおんなじデザイン これはアルミでの包装ですが、できたての羊羹を経木で包んだ切り羊羹であることも小城羊羹の特徴です。外側がお砂糖の結晶でシャリシャリしてて、時間が経つほどに外側が固くなる、いうなれば「生羊羹」。
今回はミニだけにしましたけど・・・でも、おいしそうなカステラを発見
三角箱がかわいい
バターカステラ(¥270)。きめ細かなで、シフォンケーキのよう!そして、口の中でとろけます これ、おすすめ!
羊羹王国・小城では、来月20日に「日本一!ようかん祭り」が開催されるようです! 行きたい!けど、さすがに今回は無理ですね。。。
25軒の羊羹屋さんがせいぞろい。食べ比べができて、おもしろそう♪
実は、この日、村岡総本舗さん、本店・支店、計4か所、まわりました(狙った訳じゃなくて、結果的に、ですけど(笑))。
佐賀駅北口店には、喫茶もあって、お菓子のイートインもできます。
季節の和菓子、8月の「向日葵」をいただきました。中は粒あん。 生菓子は¥270、ドリンクとのセットでなんと¥432!ドリンクは、コーヒー、紅茶、釜煎り茶、抹茶から選べるので・・・かなりお得です 駅すぐだし、普通に喫茶店がわりに利用されている方が多そうでした。
北口店限定の酒種あんぱん(¥130)も。
ふんわり、お酒の香りがしますよ。あんこもふっくら、です
そうそう、本店では、たぶん奥さま?なのかな。てきぱきと接客されていたのが印象的でした。在庫がないお菓子は、すぐ工場?に手配したり、お客への気配りもすばらしくて。車をよんでいただいたのですが、わざわざお見送りまでしていただいて!(ワタシ、たいした買い物をしていないのですが・・・)。 一流ホテルのコンシェルジュようなおもてなし、でした
村岡総本舗 HP
こちらも、全国銘菓展@日本橋三越でみつけました。
シャリッとしたお砂糖が人気の小城羊羹のきびざとう味。みためはふつうのこしあんの羊羹ですが・・・口にいると、あとだんだんきびざとうの甘みが広がっていきます!どちらかというと、白砂糖やグラニュー糖と違って、味わい深いお味です。いつもとひと味ちがう羊羹♪
これはめっけもの 1本、¥800だったかな。
銘菓展で先着でいただいた粗品のお菓子。村岡総本舗さんのとら焼でした!
「宗歓」という銘。中が紅あんだったのはおどろき!うすピンクのあんの中に、手忙豆の白いお豆がまざっていて、さくらみたい。 小城羊羹のお店らしいとら焼きです。
別な日にいただいのは、北海道のわかさいも。(銘菓展、会期中2回行ってきちゃいました)
小さい頃、北海道みやげにいつも父が買ってきていたなぁ。これは、母のおやつに。
全国銘菓展、来年はいよいよ70回!今から楽しみです
先月(11月3-8日)、銀座三越で開催されていた「YOKAN羊羹 collection」! ご存知かしら?
店内の広告をみて、羊羹のイベント?行ってみよう!と足を運んだのですが、行ってびっくり。北は北海道、南は佐賀まで、全国58の店舗が参加する豪華イベントだったのです! とらやはもちろん、金沢の森八、長野の小布施堂、小城羊羹の村岡総本舗などなど・・・全国の有名羊羹の夢の競演。 羊羹だけをこれだけ集めるなんて、いまだかつてなかったのでは??? 銀座三越さん、スゴイですよ!
と、ものすごくテンションがあがってしまったのですが、中でもうれしかったのが、とらやさん。
御殿場店の「四季の富士」、春夏秋冬、すべてのヴァージョンが特別販売されていたのです。(カットサイズのみ ¥370だったかな?)
上のお写真は「冬」。真っ白な道明羊羹を背景に、ピンク色の富士山、てっぺんには白い雪。はぁ、きれいだなぁ。ほれぼれします。お味はもちろんよろしくって、普段、道明寺が苦手な母も「おいしい!」と言いながらぱくついてました。 とらやの羊羹ってしまっているんですよね、味も固さも。
御殿場でもいただいてきた「秋」もお持ち帰り。やっぱりおいしかったです。昨日、電車からちょうど夕焼けの富士山がみえたのですが、まさにこんな感じ!
こちらは春夏秋冬の勢ぞろい。 なかなかお目にかかれないので、お願いして撮らせていただきました。
右上が春、右下が夏、左にいって秋、冬です。
少し寒くなってきた時期で、ちょっと春夏の気分じゃなかったので、今回は秋冬だけ。
同じく特別販売品で、新月から満月までのお月さまのカタチを1本で表した羊羹もありました。三日月がだんだん大きくなって満月になるの。すごいでしょ? これはすばらしい!と思いましたが、お値段もすばらしくって(1棹 約1万円!!!)、こちらは観賞だけでがまん。
「YOKAN collection」、併設の喫茶では、吉祥寺の小ざさの羊羹など3つの羊羹をお味見できる羊羹プレートや、シャンペンと長野の新鶴本店の塩羊羹とのセットなど、魅力的なメニューも。
あー、楽しかったな♪
次回、羊羹話が少し続きます★