1年以上前なんですけど・・・横浜のニューグランドに行ってきて。憧れのクラシックホテルで少し気分転換
1927年(昭和2年)創業の老舗ホテル、設計は服部時計店(現在の和光)や東京国立博物館を手掛けた渡辺仁。石造りの外観は丸みがあって、重厚さの中にやわらかさがありますね。
見どころはなんといっても2階ロビーに上がるこの大階段!鮮やかなブルーの絨毯が印象的です。手すりのタイルはイタリア製だそうです!
天女や鳳凰など内装は意外と寺社風のデザイン。
壁画?の織物は建設当時のもので京都の川島織物製、時計はシチズン。
2階のロビー。灯篭のような照明もすてき。反対側はこんな感じ。
印象が違いますね。柱も石じゃなくてマホガニー材で。立派 夜はぐっとムーディーに。
12月だったのでツリーが飾られてました♪
外からみると「HOTEL NEW GRAND」の文字が暗闇に浮かび上がってすてきです!
さて、ニューグランドといえば、シーフードドリア(¥2300+税) 初代コック長、サリー・ワイルが考案したメニューなんです。
うーん、すっごくクリーミー えび、ほたてもぷりぷりでうまい! マッシュルームもたっぷりです。ちょっとかためのバターライスもいいですね。体調が悪い客のために考案したというだけあって、のどこしもいいし、食べやすい
プリン・ア・ラ・モードもニューグランド発祥のメニュー。
GHQ接収当時、米軍将校の奥様方のためにつくられたそうですよ。
ちょっと固めの、たまごの味がしっかりするクラシカルなプリン。バニラアイス、オレンジ、キウイ、りんご、プルーン、いろとりどりフルーツを添えて。今でこそレトロ感がありますが、当時は画期的だったでしょうね。
ホテルの中庭も夜はライトアップ。クリスマスだからなのかな?
ニューグランドは関東大震災後、街の復興のために官民一体で建設したのだそうで、この中庭もパブリックスペースとして今も市民に開放されているエリアなんだそうです。
さて、お部屋
改装されているので思ったほどクラシックではありませんでしたが、窓からは海が見えていい雰囲気。
鍵のキーホルダーは真鍮製。ホテルの象徴であるフェニックスが描かれています。
そうそう!お隣がマッカーサールームだったんですよ!なんだかそれだけでわくわく 願わくば中もみたかったなー。
階段、レトロ感があってよかったです
階段ばかり使っていたので、怪しい人だったかも。。。
でもすてきだったのでついつい、使いたくなるのです!
(2018.12)
建物が昭和2年築ということですが、とてもその時代の古さを感じさせることなく、現代でも十分通用する外観及び内観に驚きました。
コメントありがとうございます!
ほんとにすてきでしたよ。
当時の椅子も現役で使われていて、歴史を感じます。
ニューグランドホテル、クラシックホテルの会に加盟しているそうですよ。
http://www.jcha.jp/