3月、秋田にいってきました。
お目当ては、秋田県立美術館。藤田嗣治作品のコレクションで知られていて、平成25年9月にリニューアル。
おむかいの千秋公園(久保田城跡)には、かつての県立美術館である平野政吉美術館が。独特の三角屋根がユニークでレトロ。きっと中もすてきな気配。移転する前にきてみたかった!
安藤忠雄氏設計の美術館は、旧美術館の三角屋根をイメージしているそうで、エントランスのらせん階段などにも三角形がちりばめられていました。
みたかったのは、これ!
『秋田の行事』。
365m×2050mの特大キャンパスの大作 秋田の祭りや年中行事、暮らしが描かれ、藤田の作品にしてはめずらしく?、躍動的な作品。人々の表情も生き生きしています。間近でみると・・・迫力もありました。細部まで丁寧に描かれていて・・・「乳白色」のイメージとは全然違う印象。
吉永小百合さんのJRのCMをみてから・・・きてみたかったのです。美術館のエントランスにポスターがあって、うれしくて撮ってしまった!
支援者であった豪商、平野政吉氏のもとで、一時期作品を製作していた藤田。今回の展示では、秋田の少女を描いた『雪國の少女』、『秋田おばこ』や、東京、秋田でのアトリエ(再現)、土門拳氏による藤田写真などを展示。当時計画されていた、藤田作品のためのまぼろしの美術館の模型なども紹介していました。
思ったより小さな美術館でしたけど・・・じっくりと味わえる空間だったかな。
こんなすてきなカフェコーナーもありましたよ。
和セット(¥800)のお菓子は、栄太楼製。
季節の和菓子(「春風」)と、皇室献上の諸越「御幸乃幸」を和三盆でアレンジしたお菓子とのセット。ドリンクは、コーヒーや紅茶などから選べます。
地元のりんごをつかったアップルパイもありました!
一面ガラス張りの窓からの眺めは、まるで大壁画のよう。平野政吉美術館もみえました。
いいな。
桜や新緑の季節はさぞかしきれいだろうな。
また来てみたいです♪
秋田県立美術館 HP